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なぜ、コーチのコーチの活動を始めようと思ったのか?⑱

さて、13年目。
前年度同様U11担当。
この2年間というよりも、4年連続でベースの技術ができないまま学年を一つ上がってくる選手達。
3年生が4年生になるのと4年生が5年生になるとでは、技術の理解度や習熟度は変わることは確かでも、マインドが違うと感じています。
スポンジのように吸収できるのか?自分のプレーに固執してしまって、必要な技術よりも目先の自分のやりたいことを優先するのか?という点で違いがあると思います。
特に5年生のU11年代は、それが顕著。
前年同様、勘違い選手が数名。
自分は誰よりも上手いと思っている。
でもそういう選手に限って、セレクションを受けてもどこにも入れずにきている場合がうちの場合は多く見受けられます。
そのため、自分自身の知識欲をフルに、色々なものを読みあさったり、色々なセミナーや講座を受講して、現状把握が更に上に向かえるように日々試行錯誤していました。
その中で、大学駅伝で有名な監督さんの記事に妙に納得してしまいました。
要約すると、優秀な選手でもチームを壊す選手がいるということです。
特に、小学生年代はできる、できないなどがはっきりとわかります。
そこで送るのが、選手内カースト。
自分のミスは棚に上げて、人のミスは相手が萎縮する以上に責める。
幸い、自分がU11を見ているときはそれを許さなかったのですが、U12に上がってから、その学年の保護者から相談が私に来るくらいひどくなっていました。
そうなると、みんな腫れ物を触るようになり、表面上は仲良くというのが目に見えました。
孤立気味という感じです。
このときに感じたのは、良い選手=チームに有益ではない場合があるという点です。
特に、小さい頃からちやほやされている選手はその傾向があります。
親の思いが子どもを変質させてしまっている可能性もあります。そんな経験をしながら、14年目。
スタッフの入り繰りがあり、14年目はU8担当に。
このU8も前年度、頭でっかちで育ってきていたので、文句が多く、個のチカラが非常に不安な代です。
以降は、次回に。

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