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Saori Ogataテキストまとめ

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民話、雑記、歌詞など。
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2019年9月の記事一覧

バイトメモ②

☆子供用おもちゃ店での接客

❶何かお探しですか? ⇒ ごゆっくりどうぞ。



❷男の子ですか?女の子ですか?

❸おいくつですか?

❹プレゼント用ですか?

❺ご予算はお決まりですか?

❻どういったものをお探しでしたか?

❼親御さんの好みとか教育方針はありますか?

《オススメするもの》

男児の場合 ⇒ アンパンマン、ブロック、ホビー、DADWAYなど

女児の場合 ⇒ ぬいぐるみ、

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バイトメモ①

☆結婚式は長くて2~3時間が最適

理由 ⇒ 知らない人どうしが同席することもあるから。

親戚や友人だけなら多少長くてもよいが、結婚式の場合、初めて会うような会社の人、遠い親戚、相手の友人などが同席するので、気まずくなることがある。

なので、できる限りお待たせせず、式全体の長さも2~3時間程度がよい。

タイムスケジュールもキッチリ決めて、できる限りズレがないように、お待たせしないように事を運

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忘れていった小袋【胆沢の民話㉙】岩手/民俗

忘れていった小袋【胆沢の民話㉙】岩手/民俗

『忘れていった小袋』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔々、ある村外れに、正直者の爺さんと婆さんが住んでおりました。あまり正直すぎて騙されることが多く、貸したものなど返されることは滅多になく、10人に1人もあればいい方で、ほとんどは返されることなどありませんでした。

そんな風なので村人たちは、爺さん婆さんを正直者と賞めるどころか、この頃では「お人好しの馬鹿者」と陰口を言う

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豆のはなし【胆沢の民話㉘】岩手/民俗

豆のはなし【胆沢の民話㉘】岩手/民俗

『豆のはなし』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔々、あまり近所付き合いもなく、村外れにひっそりと暮らしている爺さんと婆さんがありました。二人だけの、それに年寄りだけでもあるので、そう散らける訳もないのですが、清潔好きの老夫婦は、毎朝毎朝丹念に掃除をすることを楽しみにしておりました。

その日も爺さんは板間の方、婆さんは土間の方を、お互いに親しい声を掛け合いながら掃除をして

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一粒の豆【胆沢の民話㉗】岩手/民俗

一粒の豆【胆沢の民話㉗】岩手/民俗

『一粒の豆』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔、爺さんと婆さんあった。婆さん板前(板の間)を掃き、爺さんは庭を掃いた。爺さん庭掃いていると、豆っこ一粒出てきて、コロコロどこまでも転んでって、観音様の前の穴っこさ入った。爺さんが、その穴を掘っていったら、お堂の中に地蔵様が立ってた。

「地蔵様、地蔵様、豆っこ一粒転んでこながしたべか。」

って聞いたれば、

「ああ、転んで

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ショウブとヨモギ【胆沢の民話㉖】岩手/民俗

『ショウブとヨモギ』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔、爺さんと婆さんがあった。婆さんは何年か前に死んでしまった。

爺さんは常々、食わないで稼ぐごけ(後妻)さんほしいと言ってた。

そだから、誰もごけ婆様世話する人も無くていた。(紹介する人がいなかった)

そのうち誰が世話したどいうこともなく、どこからか、いい塩梅の婆様があって世話するようになった。

シマイ(炊事)は

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三枚のお札【胆沢の民話㉕】岩手/民俗

三枚のお札【胆沢の民話㉕】岩手/民俗

『三枚のお札』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔、ある山さ近いお寺に、和尚さんと小僧がいたど。

三月三日の節句の日に、お仏様に上げる桜花(マンサク花、もしくはいわゆるサクラ)を山さ行って折ってこいと言い付けられ、小僧は山さ行って桜の木に登って見ると向うの方に、今登ってた桜よりも、もっと美しい桜が見える。小僧は、その木から降りて向うの木まで行って、その木に登ったらまた向う

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あわて者【胆沢の民話㉔】岩手/民俗

あわて者【胆沢の民話㉔】岩手/民俗

『あわて者』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔、うんとそそっかしい人あったずもな。

「今日は町の日だからちゅうはん(昼飯)とってけろな。」

って、とっつぁまあ(夫)に言われたから、ひつこ(弁当)さ、まま(飯)入れて、

「昼飯ぁ枕元さ置ぐます。」

って言って、がさま(母様)は畑さ稼ぎに行った。

とっつぁまは誰も起こす人いないから寝ほれて(寝過ごして)しまって、目醒

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鼠の豆【胆沢の民話㉓】岩手/民俗

鼠の豆【胆沢の民話㉓】岩手/民俗

『鼠の豆』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔あったずもな。爺さんと婆さんあったずもな。爺さん庭掃いて、婆さんおか(座敷)掃いたずもな。

爺さん庭掃いてたれば、豆っこ一粒ころころっと出はってきたど。

「婆さん、婆さん、豆っこ一粒出てきましたよ。」

「もったいない。煮て食いますべか、煎って食いますべか。」

「煎ってめされや。」

「大っき鍋で煎るますべか、ちゃっけ(小

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犬の恩返し【胆沢の民話㉒】岩手/民俗

犬の恩返し【胆沢の民話㉒】岩手/民俗

『犬の恩返し』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔々、西の家にも爺さん婆さんが、東の家にも爺さん婆さんが住んでいた。

ある時、川へ今今(たった今)死にそうな犬の子が流れてきて、西の家の揚げ場に引っかかった。西の爺さんは、

「なんだ、こんな汚い犬など。」

と言って、それを取って揚げ場の下に投げてやった。それが流れてきて東のお爺さんは見つけて、

「これはもぞい(可哀想な

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お月とお星【胆沢の民話㉑】岩手/民俗

お月とお星【胆沢の民話㉑】岩手/民俗

『お月とお星』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔な、うんと仲の良い姉妹あったったど。

姉はお月、妹はお星ち名前だったど。

お月は死んだ先の母様の子、お星は後の母様の子だったど。

母様はお星のとこばりめげがって(可愛がって)、お月など無いばいいと思っていだど。

父様家に居る時ぁ、それほどでないども、居ない時はお月のとこ、うんともぜく(可哀想に)したど。

父様は職人

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ダンダの屁【胆沢の民話⑳】岩手/民俗

ダンダの屁【胆沢の民話⑳】岩手/民俗

『ダンダの屁』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

昔、長者様があったずもな。盗人除けに刀使いだの、槍使いだの、棒使いだの雇い入れだど。

ある時、刀も槍も棒も何も持たない人が来て、おれぁ絶対に盗人入れない術を持ってるから使ってけろ、と言ったと。

何の術だと聞くと、屁たれて盗人入れないようにするのだという。

長者様はとにかく今夜まぶって(守って)見ろって、戸の口さ、まぶりと

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ダンゴの話【胆沢の民話⑲】岩手/民俗

ダンゴの話【胆沢の民話⑲】岩手/民俗

『ダンゴの話』

参考文献:「いさわの民話と伝説」 胆沢町教育委員会

ある村外れの森蔭に、ポツンと一軒小屋が建っていました。その小屋に母一人子一人の親子が慎ましく住んでおりました。

夫に死なれた母は、乳飲み子の太郎に最大の期待をかけて一生懸命励みましたが、育った太郎は母の頼みとはとんと違い、15になっても西も東も分からないという馬鹿者でありました。

母は一時は運命の残酷さに悲観し、太郎を殺し

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備忘録②

☆デブスを活かす方法、自分まとめ

●いじられても気にしない ⇒ 気にするなら痩せる努力をしなければならない。

●明るく楽しく ⇒ 性格によるところが大きいので難しい人もいるけど、できる限り明るく楽しいデブスの方がいい。

●ネガティブ発言をしない ⇒ ますます印象が悪くなるだけでなく、周りにとっても迷惑。開き直りの精神が大切。

●素のままでいる ⇒ 理想像と違ったとしても、今の自分を否定する

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