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私の「トラウマ」経験

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ここでは、私が受けたトラウマ経験についてまとめています。これぐらいでトラウマ、と思う方もいるとは思います。でも、その人にとって辛いものは辛いのです、トラウマ記憶は昨日のことのよう…
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私の「トラウマ」体験 その4ー③

 前回の「その4ー②」では、私が就労移行支援Sで受けた「同性支援」における『挨拶程度』を巡るトラウマ的出来事を評細に語りました。「その4ー③」では、その『挨拶程度』の翌日に起こった出来事を中心に振り返りたいと思います。
 では、「その4ー③」を始めたいと思います。
 「同性支援」の説明時の男性サビ管の言動や交渉女性支援員の電話での対応、『挨拶程度』での若い女性調理師や男性サビ管、男性調理師の言動に

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私の「トラウマ」体験 その4-①

 ここからは私が就労移行支援で受けた「同性支援」について具体的に評細を語ります。今回はその1回目なので、「その4-①」としました。結論はその前のその4に書いていますので、それも参考にしながら読んでいただけると助かります。因みに就労移行支援の名称に関しては、特定を避けるためにSとしておきます。
 では、「同性支援」の話に入りたいと思います。
 それは2016年1月初旬のことでした。ある日、サービス管

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私の「トラウマ」体験 その3(考察)

 今回はその1とその2で見えたことを考察していきたいと思います。その1は支援員(女性)と利用者(私、男性)、その2はセラピスト(女性)とクライエント(私、男性)の関係性を取り上げました。
 サラッと見たり読んだりしている分には女性の方が立場が弱いから身を護るために言っているのだし、男性のあなたが優位に立っていることを反省する必要があるという意見もあると思います。しかし、この考え方は決定的に間違って

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私の「トラウマ」経験 その1

 今回は私の「トラウマ」経験と称して、その経験を振り返ってどういう対応なら納得できたかを書いていきたいと思います。もちろん、人や場所等が特定されるような表記は避けています。
 今回の経験は私が就労移行支援(飲食店)にいた時の出来事です。私はその時、発達障害(ASD)を抱える男性の利用者でした。そんな私が厨房で仕事をしていた時です。女性支援員が傍にいました(この方は企業と交渉する役割も担っていました

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 現在『あたらしいジェンダースタディーズ』(金剛出版)を読んでいます。ジェンダーというと女性と男性を思い浮かべやすいかも。でも本質的には力ない人(立場)と力ある人(立場)の関係性であると私は考えています。だから女性が弱くて男性が強いという偏見があると理解できなくなるでしょう。