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恥じらいと勇気をお金で買いました

意外なものが魅力になる。

最近買った、ちょっと変わったものを2つ紹介したいです。

1.風俗嬢飛鳥らむさんのnote記事

いつも記事を拝見させていただいているのですが、飛鳥らむさんは、風俗業界のM性感というジャンルで働いていらっしゃいます。自らを「暇な風俗嬢」と称し、「夢はお客様全てを私の玩具にすることです」と、自虐と性癖を交えたとても興味をそそるプロフィールです。毎回、赤裸々なその日常を惜しみなく投稿されています。特に心情の描写が生々しく、読んでて心の底に沸き立つものを感じます。何だか読んでいるこっちもハラハラするような紫式部も顔負けの赤裸々な日記、エッセイです。

いつものように投稿記事を拝見してると、記事の冒頭にこのように記載されていました。

「個人的なことですごく恥ずかしいので、有料とさせていただきました。」

これを見て、「らむさんが恥ずかしいものってどういう物なのだろう」と気になって、気付いたら購入していました。「いつも赤裸々ならむさんの更に赤裸々な日常と心情が書いてある」、そう思うとパンドラの箱を開けるようなワクワクした気分になりました。

僕はらむさんの恥じらいを買ったのです。

2.母子家庭&介護 凛さんの宅健登録費 polca初企画

凛さんは母子家庭でお母様が脊柱管狭窄症、奨学金、親からの借金返済、医療費、生活費に追われる中、ご自身も「場面緘黙症」というご病気ですが、秘書として頑張って働いていらっしゃいます。noteで「【人見知り】場面緘黙症【コミュ障】」という記事を書いていて知りました。

凛さんのさらに凄い所は勤務されている会社で資格手当を得る為、宅健を独学で勉強し、一発合格されたところです。ただ、講習を自費で受講して資格登録しなければならず、その費用は6万円です。今回、その登録費を集める為のpolca企画でした。

凛さんが家族の為に独学で宅健に合格し、polca支援を募っている。これはきっととんでもない努力と勇気であっただろう。そんなことを考え、Twitterを見ているとなんと今日は凛さんの誕生日ではないですか!?Twitterでは誕生日設定すると、その方のページを開いたときにお知らせがあるんですね。これは神様が僕に寄付しろと言っているようなものです。

「おめでとうございます」とその勇気を買わせていただきました。

凛さんが宅健資格を取得し、家族の生活を支える。そこに僕の支援が少しでも役立ったと考えると、とても勇気が湧き、寄付したお金以上のものを凛さんからいただいたと思っています。

この僕の買い物記事を通して、実は見られたくないものや、恥ずかしいもの、謙遜しているもの、まったく得にならない短所と思っているものでも他の人にとっては有益なものに成り得るという事を伝えたかったです。

僕も自分らしく、強かに逞しく生きていきいこうと思うのでした。

ことり 拝

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