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たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(3)

この記事は以下2つの投稿の続きになります。
たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(1)
たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(2)

たなしーさんへのインタビューの続きです。

2.子育てで苦労したこと

ー私の子供は予定日より3か月早く生まれて、出生後3か月NICUに入院していました。そして6月の出生予定が3月になってしまったことで、学年が繰り上がってしまいました。

ーなので、同じクラスの一般的なお子さんと比べると発育は遅く、かといって保育園でサポートが必要な子供に対する「加配」や、小学校入学を遅らせる「就学猶予」の対象にはならなかったので、いろいろと手探り状態で、そこはちょっと大変でした。

ーベテランの小児科医のアドバイスとか、歴史あってノウハウある保育園で、1歳児クラス⇒2歳児クラスへの進級を10か月ほど遅らせてもらったりとかで乗り越えることが出来ました。

ー出産した病院や出産週数によっても異なると思いますが、ウチの場合、いわゆる「未熟児フォロー」の定期通院が10歳までありました。

ー最終的には心身共に発達は標準範囲内との診断で、ひとまずその時に肩の荷が降りた気がして、今はちょっと小休止な感じです。

ー嵐の前の静けさ、というかほんとに大変なのはこれからかも・・という予感が少々。

僕がたなしーさんに子育てについて聞いてみたかったのは、子供のいる家庭において、子育ては母親の生活の中でかなりの比重を占めるもので、きっとたなしーさんの「書く」という行為にも密接な関係があると考えたからです。

たなしーさんの場合、書くこととなったきっかけが「たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(2)」でご紹介したとおり、将来のライフスタイルを探る事、過去の仕事での「書く」という事の体験からきておりましたので、子育てと「書く」ことを両立させることはたなしーさんにとってとても重要な事なのではないかと勝手に僕は思いをはせました。

僕も子育て真っただ中で、子供から学ぶことが非常に多いことを感じています。むしろ子供を育てながら自分が育っているような感覚です。僕は「自分らしさ」をテーマに発信していますので、子供が社会の中に入っていくことで削り取られてしまう重要な部分、また、子供が子供心を忘れずに大人になる方法も模索しています。まさに子育ては僕の「書く」行為そのものと言えるかもしれません。

特にたなしーさんは、お子さんが3か月早い未熟児で生まれて、そこから乗り越えたものが非常に大きい。それはきっとたなしーさんにとって非常に大きな経験で今後の「書く」という行為にも大きな影響を与えるものなのではないかと考えました。

いつも明るいたなしーさんがここまで苦労をしているとは、僕は初めて知ることになったのでした。子供が普通に健康に生まれてきて普通に生活できる事、書くことでみんなと交流できる事がどんなに幸せな事か、僕自身、実感しました。

3.どんな人にnoteを読んでほしいか

ー「届けるため文章」は、大きく2つやり方があると思います。

①きちんとターゲッティングして、そこに向けて書く
②究極的に「自分のため」に書いて、それがどこかの誰かに出逢うことを、待つ/祈る/願う


ー①について、在職した色んな会社の色んな人から聞いたし、ピースオブケイク代表の加藤さんもこんなhttps://note.mu/sadaaki/n/nb2df0cf28030
風に書いてるし、でもどうにも自分の「書く意味」の感覚的にどうにもそぐわないんですよね。で、ごく最近なんですが、自分は②を軸として、表現とか細かいディティールの部分で①を取り入れていくといいのかな、って感じています。かなりぼんやりですが・・。
その結果として「届くべき人に、届けばいいな」と、想っています。

「①きちんとターゲッティングして、そこに向けて書く」というとSEOと言われますが、確かにSEOではターゲティングは出来ていても、「自分自身が伝えたい事を伝えたい方法で伝える」という事に関しては難しいのではないか、そう思うことが僕にもあります。

特にたなしーさんのモットーは「事実は小説より奇なり」であり、作品のほとんどがノンフィクションで詩的に綴るものであるため、SEOのターゲティングとは別のアプローチで届けることが重要なのではないかと思いました。

そもそも届かなければ、目に入ってもらわなければ作品が誰かに出会うことも無いわけで、やはりターゲティングは重要という考えもありますが、たなしーさんにとって「読んでほしい人」というのは、「自分が伝えたいことを自分の表現で伝えることができる人」という事なのではないかと思いました。ただ、その出会いのために目に触れることも大切であり、その為に文書の端々にちりばめられたターゲティングの要素があるのだと僕は理解しています。

「書いたことを必要としている人に届ける」とは逆に「自分が表現をしたことにより、人に何か影響を与える」

これは所謂ノウハウ記事や紹介記事とは別の方法のアプローチが必要になると僕も考えています。

4.noteやtwitterで発信しててよかったこと

ー自分がこんなに書きたいことがあるんだなーと分かったこと。
後は、書くことによって長年の自分の中でのわだかまりが氷解していくのを感じた時。

ーあと、noteのコメント欄で交流するのが楽しい。コメントもスキと同様、選択制公開になればいいなと思います。

ー通常のnoteが正面だとしたら、他の方とのやり取りは、背中を見せている感じ。両方見てもらうと、たぶんより人となりが伝わりやすいかと。

僕がたなしーさんと出会ったのは実はnoteのコメント欄です。しかも僕のnoteでもたなしーさんのnoteでもない別の投稿者さんの作品の中です。そこからの交流で回り回って、今たなしーさんのインタビュー記事を書くという巡りあわせに至っております。

コメント欄って凄く面白くて、その人の作品とはまた全く別の表情が見えるんですよね。「作品は正面で、コメント欄は背中」、というたなしーさんの表現に非常に共感しました。

コメント欄で交流すると、作品も合わせたその人の人柄全体が見えて、作品もまた別の視点で見れるようになるのが面白みだと思います。

そういう意味で「交流」という点も「書く」という事のまた醍醐味であるとたなしーさんに聞いてみて気づきました。

作品を十分に理解するためにはその人の人柄や人生を理解することもまた重要なのだと僕は考えています。

例えば、僕の中で太宰治の「人間失格」なんかはまさにそうで、太宰治の幼少期の環境や性格を理解することで、作品中に出てくる主人公の依存的で破滅的な人生の行方が非常に生々しく、よく理解できます。

余談ですが、僕が最近好きな本で「東大教授がおしえるヤバイ日本史」というものがあります。

和田ラジオさんが非常に面白いイラストで歴史上の人物を描いていて、作者の本郷和人さんが非常に面白可笑しいエピソードを交え、その人物の人となりを解説しています。

たとえば葛飾北斎は絵以外は全部だめで、金も集金に来た人に袋ごと全部渡すので貧乏、ものぐさで家にゴミが溜まったら引っ越すを繰り返し、生涯で93回も引っ越しをした人物。さらには注文通りに絵を描かずに仕事をくれた人と喧嘩ばっかりなど。そういったエピソードが大いに記載されています。このような人となりがわかると、作品というのも見方が変わってきて非常に面白くなってきます。

5.今後noteやTwitterで特に発信したいこと、やりたいこと

ー今書いているnoteのような、理系の理屈と想いがクロスするようなもの

(以下一部抜粋)
#目の見えない人は世界をどう見ているのか
#晴眼者
#美学と生物学がクロスするところ
#視覚がないから死角がない
#リハビリと進化は似ている
#回転寿司はロシアンルーレット
#見える人も盲目だ

ーそれと、保育園児ママのノウハウ的なもの
ーあと、たーーくさんの勤務した会社で得たビジネス知恵江袋的なもの
ーそして、3月に詞を2篇出す予定でいます。うち1篇はちょっと面白い形式で出すので、楽しみにしていただければ^^

※既出の「卒業式」を含め、全ての詞は曲を募集中です!!!

たなしーさんの頭の中にはまだまだたなしーさんらしい、非常に興味深い作品がたくさん眠っております。

**リケジョ×文書×子育てママ×ビジネス×日常**

これらが織りなす世界観に期待感が高まります。

特に僕が好きな作品は「卒業式」ですが、再度卒業シーズンに見ることを楽しみにしています。

こちらにもたなしーさんの今後の作品について【予告&宣言】としてまとめられております。

今後のたなしーさんのご活躍に乞うご期待。

ことり 拝

いつもお読みいただき有難う御座います。私の目標は人が自分らしさを発揮して生きている社会をつくる事です。