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たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(2)
前回の記事「たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(1)」の続きです
たなしーさんへのインタビュー
1.リケジョが何故noteとtwitterで日常を発信をしようと思ったか、きっかけとなるエピソード
最初のきっかけは、結婚を機に金融機関に名義変更に行った際の事。
職員「ご結婚、おめでとうございます。お二人の未来のために、老後資金を今からコツコツためていきましょう。」
おなじみのフレーズですが、たなしーさんが思ったのは、
「今からコツコツためるなら老後資金でなく、お金を稼ぐ方法をコツコツ勉強していきたい」
こちらは僕も共感することが多くあります。銀行で定期預金口座を作成しようとした際に、老後のため、教育資金など不安を煽られ、金融商品を勧められた時に思いました。
「自分の人生は自分が決める・・・」
(かっこつけてるけど僕が営業さんの話を聞くのが面倒だっただけです)
しかもこれって、老後世代の家計診断を基に金融機関は話していて、たなしーさんの言うように、
「老後世代の家計診断というのは、現役世代の家計診断と、えらく基準が違う」
ほんとこれなんですよね。
例えば現役世代はほとんどが共働き、老後世代は専業主婦。この家計診断のギャップはほんとあると思うのですよ。しかも自分が老後を迎えた時の社会がどうなっているのかは分からない。
「どうなっているのかわからないから備えを・・」というのが金融機関側の理屈かもしれないのですが、「老後=生活の不安→金融商品」という構図が短絡的な価値観に思え、僕の中で寂しさを感じるのは確かです。そして、金融商品以外のあらゆるマネタイズの方法を示し、「その中でもこの金融商品がこういう理由でおすすめなんです!と勧めて欲しい」、というのが僕の希望です(笑
そうすればその金融商品に希望が湧きます。
話は逸れましたが、たなしーさんは結婚を機に自分の以降の人生について考えるようになり、本や記事を調べるうちにこちらの記事と出会いました。
この記事でたなしーさんが印象に残ったフレーズがまた素敵です。
お金が無くなってどこへも行けなくなったら、それまでに楽しんだことを思い出したい
自分の介護にかかるかもしれないお金のために働くなんて、嫌だなぁ
短い間でも、思いっきり楽しんだ思い出があれば、その後の人生幸せだと思うね
このような記事との出会いを通してたなしーさんは、今後の人生に向けて、将来的に何かできることはないかと考えだしました。そして、今までの経験を振り返ると「自分にとってお金になること=書くこと」ではないかと思い至ったそうです。
というのも、たなしーさんは営業系の仕事に従事していた際、文章を書くのが苦手な人の為に、ご自身も営業でありながら、他の文章の苦手な方にプレゼン後のワンプッシュメール等の代行を任されるケースが多かったそうです。
この頃は書くことを仕事にするうえで、「ビジネス文書代行」のような仕事を漠然と考えていたとのことですが、その後、実際に文章を残す作業にとりかかり、「残す文章は、すべからく作品」という意識が芽生え、エッセイや詩などの今のnote作品につながっていきました。
§ 老後の為にコツコツはつまらない
§ 好きなことをしてお金を稼ぐ方法を探ってみよう
§ 書くことがお金を稼ぐ方法になるかもしれない
このような形でたなしーさんは遂に書くことを始めるようになったのでした。
そしてたなしーさんのnoteやtwitterで使用している「たなしー」の名前ですがその「たなしー誕生秘話」を語るうえで切っても切れないのがこの記事のタイトルにもなっているこのエピソード。
https://note.mu/tanashe/n/ne630880ee045 …
https://note.mu/tanashe/n/n8e6ff02286e5 …
https://note.mu/tanashe/n/nab4aa21e412f …
「たなしーキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
いや、実際は「たなしーキター!!」なのだが、このエピソードが面白かったので僕が勝手にこの言葉を発したたなしーさんの元同僚(アイちゃん)の気持ちを汲んでこのように表現しました。
前の職場で業務報告のためのメールを作成する際、とある場面で「最低限意味が伝わる位まで崩して、面白おかしく書いてやろう」とメール配信先に入っている管理職や上司の顔を思い浮かべ、ぎりぎり大丈夫なラインを考え文面を作成。
その際は「ぎりぎり」を通り越して「きわきわ」だったそうですが、その後定例会議のための事前メールなど、隙を伺ってはキュレーションサイトのような感じで「●●店が●●なワケ」などとメール配信。
そして同僚の方(アイちゃん)から、
「もう田中さんのこういうメールって本当に面白くって、グノシーみたいだなって思って。昨日も報告のメールが来たとき『たなしーキタ!!』って」
このように噂になり、「たなしーメール」の件で会議は大盛り上がり。
職場の空気、そして受け取った人の興奮が分かり、面白いエピソードでした。
そして受け取る同僚や、上司の顔を思い浮かべて作成する、「ぎりぎり」、「きわきわ」のメール。その作成の緊張感とワクワクする気持ちが伝わってきます。
こんな感じで「たなしー」が誕生し、最初のたなしーさんの作品はそのアイちゃんという方が見て感想をくれたそうです。
しかし、その時の作品への感想と印象は、意外にもたなしーさんの考えていたものとは異なり、「書き手と読み手の解釈のギャップ」というものに初めて直面し、それがまた更に書くことの面白さを増幅させ、たなしーさんが書くことに目覚め、傾倒するきっかけとなったのでした。
以下へつづく
ことり拝
いつもお読みいただき有難う御座います。私の目標は人が自分らしさを発揮して生きている社会をつくる事です。