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手を加えすぎていない古民家が好きで、夢は小さな庭と畑と茶室のある、古い一軒家で暮らすこと。仕事中は日本茶が手放せない。

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手を加えすぎていない古民家が好きで、夢は小さな庭と畑と茶室のある、古い一軒家で暮らすこと。仕事中は日本茶が手放せない。

    マガジン

    • いわむロックFESTIVAL2018

      • 8本

      毎年、9月に開催される「いわむロックFESTIVAL」。その紹介冊子【on-magazine】から数記事抜粋して掲載しています。

      • いわむロックFESTIVAL2018

        • 8本

    最近の記事

    甲子園と、吹奏楽。敗れた夢を球児に託して

    ジリジリと照りつける太陽。時折さぁっと吹き抜ける潮風。   目の前に広がる世界を未だ信じることが出来ぬまま、私は甲子園で必死になって演奏をしていた。「お願いだから、あと一勝」。そう、何度も何度も頭の中で唱えていた。 自分たちが西関東大会へ進めなかった悔しさを、我が校の球児に託して。 * 私が所属していたのは、新潟県内では野球部の名門と呼ばれる高校。 小学生のころから毎年欠かさずに甲子園をみていた私は、吹奏楽部の一員として甲子園で演奏することが夢のひとつだった。 し

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      • 結婚前夜。

        明日、私は結婚をする。 「入籍と結婚式の日が違うと忘れてしまいそうだから」という理由で明日は朝イチで市役所に行って、すぐに式場へ向かう予定だ。 情勢を鑑みて、親族だけで行うことにした結婚式。一般的な式と比べて準備することが少ないとはいえ、ギリギリまでやることを引き伸ばしがちな私たちは昨日まで寝る時間を削って作業していた。 そんなバタバタを乗り越えてようやく時間が空いた今日。 前から予定していた通り、私だけで実家へと向かう。 実家へは新潟駅で乗り換えてひと駅。 「結婚前

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        • すぐに理解できないものが、年月を経て理解できたとき

          「考えないで。体で覚えるの」。 茶道を習い始めたころ、何度も先生に言われた言葉。頭で理解しようとする癖は抜けず、体で覚えるまで半年近く時間がかかってしまった。 それでも、今日、2年ぶりにお点前をすると、自然と手が次の動きへ。体で覚えたことは長く離れていても、自然とできるものなんだと気づいた。 * 初めて市民講座に通ったのは、4年前。何も分からない状態で始めたから、最初は覚えることがたくさんあった。畳の歩き方、物の持ち方、お点前の順番......。一つひとつ覚えようと順

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          • 書くことで、文化を残していく

            越後上布や小千谷縮の原材料でもある、からむし。 本州で唯一からむしを栽培し、繊維にしているのが、福島県昭和村らしい。 でも、その技術を継いでいるのは、いまや数人だけ。 こうした失われつつあるからむしの作業を伝える〈渡り舟〉のおふたりが、文章と写真で残そうと書籍『からむしを積む』の制作を企画。(からむしの繊維をさいて、糸を作ることを積む(うむ)というらしい) 哲学者の鞍田崇さんの文章と、写真家の田村尚子さんが写したありのままの昭和村が記録されている。 * 日本各地に継

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            MUSIC DROP 平田英治 他

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            最高の取材はチーム全員で生み出すもの。感極まってしまうくらい嬉しかった、2年ぶりのチーム取材

            2年ぶりに東京チームと取材した2021年12月。そして、延期を経てもう一度取材できた2022年4月。 コーディネーター2名、編集兼フォトグラファー1名、ライター2名、インタビューサポート1名と計6名で行う取材は、2年間でひとりで執筆を続けてきた私にとって、感極まってしまうくらい嬉しさと有り難さと、心強さを感じる時間だった。 * 遡ること3年前。2019年1月に東京で開催されたイベントで、燕三条を取材する編集者さんと初めて会った。「僕らよく燕三条に行くんですよ。向こうで飲

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            編集の難しさと、一人で闘う限界を知った2021年

            ウイルス禍2年目といわれた、2021年。個人で考えると「こんな変化がありました!」と伝えられる出来事はあまりなくて、このnoteも何を書こうかと悩んでしまった。 とはいえ、新たに始めたこともあったし、気持ちが変わってきたこともあったので、少しだけ記録として書き残しておこうと思う。 2021年の振り返りここ2年くらいはできる範囲を広げたいなと思って、インスタマガジンやcanvaを使った簡単なデザインなどライティング以外のことを始めた。それを見てくださった方がインスタ運用や企

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            26年の集大成ではなく、幕が下りる瞬間まで「最新が最高」を更新してくれたV6

            衝撃だった。 2021年11月1日。V6としてのラストステージ。ファン以外の人も多く観る正真正銘最後のステージで、新しいダンスを取り入れ、新たな演出方法も取り入れ、ほとんどが最新アルバムからの選曲。「本当に今日でお別れなの?」と思ってしまう、セットリストだった。 26年のベストを取り入れた集大成ではなく、彼らは最後の最後まで「いまのV6」を追い求めていた。“お別れ”と思って挑んだ2021年だったが、いざ終わってみると、“出逢い”に溢れた7ヶ月間だった。 * 私がV6の

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            LIVE TOUR V6 grooveライブレポートと雑多な感想

            解散コンサートが終わった翌日、11月2日。 朝起きて最初に思ったことは、「あ、ちゃんと終わったんだ」ということだった。解散発表があった3月12日の翌日は、「あれ、夢だったのかな...」と思うくらい現実感がなかったから、7ヶ月かけて彼らは私たちファンに対してお別れの準備をしっかりさせてくれたのだと思う。 * 解散前の最後のツアー「LIVE TOUR V6 groove」。9月の福岡公演を皮切りに全国計9箇所を巡り、最終日はデビュー日であり、解散日でもある11月1日に幕張メ

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            暮らしを肌で感じられる「福井旧庄屋佐藤家」。日常を維持する大切さと大変さ。

            かまどで炊いたごはんの匂いが漂ってくる。 「あぁ、お腹が空いたな」 それまで空腹を感じていなかったけど、美味しそうな匂いに食欲が刺激される。 周りの人たちが慣れた手つきで囲炉裏周りにごはんとおかずを並べる。かまどで炊いたごはん、収穫した野菜でつくった味噌汁、採れたばかりの枝豆。 畑で野菜を収穫して、みんなで朝ごはんをつくって、みんなで食べる。初めましての人が多くてどこか気恥ずかしく、むず痒い気もしたけれど、ごはんを食べ始めるとみんなの輪に入れてもらったような気がして温

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            日本海を目前に「ととのう」体験を。テントサウナ+αで楽しみかたが広がるイベント「Umi de ABiL」【イベントレポート】

            昨今、いたるところで聞くようになった「サウナ」。心身ともに「ととのう」手段のひとつとして、実際に体験した人も少なくないのではないでしょうか? では、「テントサウナ®」はどうでしょうか? 「聞いたことない」「気にはなっているけど、機会がなくて......」。そんな人もいるかもしれませんね。 ※テントサウナ®及びTENT SAUNA®は株式会社メトスの登録商標です テントサウナとは、防炎素材を使ったテント内にサウナヒーターを置いて、自らサウナ空間をつくりだすもの。自分でテン

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            これまでのお仕事について

            こんにちは。新潟県在住のフリーランス・ライターの長谷川円香です。 なかなか執筆歴をまとめきれなくなってきたので、年度が切り替わるタイミングで過去の仕事をまとめてみることにしました。 以下の実績に関わらずとも、なにかお力になれることがあれば、ご相談いただけたら嬉しいです。 長谷川 円香 新潟県在住ライター。ものづくり企業や移住、暮らしにまつわる記事を中心にWEB・紙媒体で執筆しています。手を加えすぎていない古民家が好きで、夢は小さな庭と畑と、お茶室のある古い一軒家で暮らす

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            推しが解散を発表した日

            推しが解散する。 「いつか終わりが訪れる」と頭でわかっていながら、まだ追いかけていたくてずっと思考に蓋をしていた。 だからなのか、「解散」の2文字を見た瞬間、「ついに来たか」と諦めにも達観にも似た感情を抱いたのだった。 * 解散を発表した2021年3月12日16時。わたしは取材中だった。取材を終え、車に乗り込み、受信ボックスを更新するとファンクラブ会員向けにメールが届いていた。毎日届くメールなので、「また舞台の情報かな」と思い、スルー。なんとなくTwitterを開いた

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            一区切りと考えていた2020年を経て

            世界中が未曾有の事態に見舞われた2020年。個人的にも、仕事もプライベートもだいぶ制限がかかって、気持ちの揺さぶりが大きかった1年だった。 「何もできない自分」を痛感した2020年1〜3月は通常通り、4月〜7月くらいまでは新型コロナウイルスの関係で仕事は激減。何をしたらいいのか、このままフリーランスでいいのかをずっと考えていた4ヶ月間だった。 4月から5月中旬まで新潟でも緊急事態宣言が出されて、取材すらできない状況になって。毎月企画を担当していたフリーペーパーも休刊に。で

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            原稿に現れる聞き手と書き手の思考と、知識と経験と。

            このnoteは「書くとともに生きる」ひとたちのためのコミュニティ『sentence』 のアドベントカレンダー「2020年の出会い by sentence Advent Calendar 2020」の12日目の記事です。 インタビューのやり方は人それぞれ。先輩の取材に同行する機会はあっても、他のライターさんのインタビューを見る機会はなかなかないもの。 そんな可視化されていないインタビューの様子を動画で配信し、みんなでインタビューを学ぼう。ライティングコミュニティ「sente

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            身近に自分を取り戻せる景色がある幸せ

            毎日車を走らせると見える風景。 春には朝焼け・夕焼け時には空を映し出す水鏡に、夏にはどこまでも広がる緑色の景色、秋には黄金色に広がる稲穂の景色、冬には辺り一面雪に覆われる白銀の世界。 今まで意識したことなどなかった。それは、その景色が当たり前だったから。でも、思い返してみれば、東京では見られなかった景色だった。 高くそびえ立つビルの下で、決まらない内定、諦められない業界への思い、先行きが決まらない未来に漠然とした不安に襲われ、高い高い壁に手が届かず、ひとり打ちのめされて

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            ただの備忘録

            日記のような、なににもならないものを時々書き記したくなる。でも、noteを開いてもなにも思いつかずに、そっとPCを閉じる。この行為を何度も何度も繰り返してきた。 なんでだろう?と思うと、やっぱり自分が何者かに見られたくて、そのためには余計なものを見せたくなくて。小さい私を見せたくなくて、等身大の自分から目を背けるのだと思う。 なんだか、悲しくなってくるね。 さて、改めてなにを書こうと思って最近考えていることを思い返すと、目指したい道が見えないことなんだろうなぁと。なんだ

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