生きづらさと、ともに生きる
「そんなに頑張らなくてもいいよ」
いや、頑張っているつもりはない。私はここまでやらないと不安なのだ。指摘されて落ち込む未来が見えるから。
「そんなに気を遣わないでいいよ」
いや、私だって遣いたいわけではない。止められないのだ。気を遣わないことに気をつけなきゃいけないのも、疲れてしまう。面倒臭い人間だ。
みんなは普通に、働いている。
みんなは普通に、生きている。
私ばかりこの面倒臭い性格で生まれてしまった。ハンデを抱えて生きている。そう思っていた。
「あなたは仕事が遅い」
事務仕事をするたびに浴びた言葉だ。
「あなたは優しすぎるから向いてない」
営業の仕事をしていたころ何度と言われた。
悔しかった、同じようにできないことが。
もっと気楽に、穏やかに仕事がしたい。
のびのびと、いきいきと、自分らしく
ストレスフリーで働いてみたい。
そんな葛藤を抱えるあなたに届いて欲しいメッセージです。最後まで読んで頂ければ、きっと今よりも少しこの生きづらさと、ともに生きるコツが見つかります。
逃げるは恥だが役に立つ
自分のこと、どれくらいわかってあげられていますか？
自分の好きなこと、得意なことを知ることも大切ですし、転職をするための自己分析本はそういった「天職」を見つけるための質問集がたくさんあります。
でももっと大切なことがあります。
自分が隠し持っている
・本当は苦手なこと
・本当は苦手な環境
・本当は苦手な相手
を一緒に見つけることです。
これはあなたの抱える「おもり」です。
あなたが踏んでいる「ブレーキ」です。
モチベーションを上げるものばかり見つけるのではなく、モチベーションを下げるものを回避することが大切です。
あなたが「繊細さん」であれば、なおさらのこと。
「逃げるは恥だが役に立つ」はもともとハンガリーのことわざで「問題から逃げることは恥ずかしいことだが、逆にそれが最善の解決策になることがある」という意味です。
つまり戦う場所を選べ、というメッセージです。
あなたは今、適切な場所で働けていますか？
HSPさん繊細度チェック
こんなことありませんか？
▷ 人混みが苦手で疲れてしまう
▷ ペースを乱されるのは苦手だ
▷ 完璧主義気質で責任感が強い
▷ 自己肯定感が低い
▷ 他人の感情に影響されやすい
▷ 自然と空気が読めてしまう
▷ 細かいことまで考え反省会が多い
▷ 強い光や大きな音が苦手だ
４つ以上当てはまる方、おそらくHSPさんかもしれません。最近は繊細さんとも呼ばれ有名になってきましたので、耳にしたことがあるかもしれません。
世の中にはおよそ5人に1人の割合でHSP（Highly Sensitive Person：とても敏感な人）の特性を持って生まれた人がいます。これは決して「病気」ではありません。だから悪いものではなく、治すべきものでもありません。
左利きの世界
なぜHSPである私たちは「生きづらさ」を感じているか。
それは、HSPの特性が悪いものだからではありません。HSP自体が20%しかいないから、です。
つまり、周りにいるほとんどの人が非繊細な人たち。
あなたと同じ感覚で生きてはいないのです。
左利きの人をイメージしてみてください。
駅の改札、通りづらいですよね？
ほとんどのハサミ持ちづらいですよね？
それは左利きの人をいじめたいわけじゃなくて、ほとんどの人間が「右利き」なだけ。そうやって世界はできています。
HSPも同様です。
仕事のルール、進め方、内容、指導、営業…
どれもが非繊細さん側に寄せられています。
みんなが困難に感じていることに、8割の人たちは全く気が付かず、気にも留めずに働いています。だから生きづらい、働きづらいのです。
必要なのは「わたしの取扱説明書」だ
この生きづらさを解決する方法は、あります。
でもそれは残念ながら、誰もが救われる必殺技みたいなものではありません。
それは、20%の私たちHSPの中でもそれぞれ「個性」があり、そしてこれまでの「背景」や現状の「環境」も違うからです。
あなただけの取扱説明書を作るため
✔︎ 私たちが抱える「HSP」という特性を知り
✔︎ そして「個」である自分自身を知ること
を分析し自分がどんなことを避けるべきか知るためです。
食べ物や衣服、家電にもありますよね。
・高温多湿な環境は避けてください
・乾燥機はかけないでください
・水に濡らさないでください
人間にだって当然あります。
特に私たちHSPは、わかりやすく大まかな傾向はまとめられているので、より自分の取扱説明書は作りやすいでしょう。
とはいえ、自分のことってよくわからない。
自己分析って何からしたらいいんだろう。
立ち止まってしまうかもしれません。
もしあなたが今、仕事や働き方に悩みがあり
今よりも心地よく仕事がしたいのであれば
キャリアコンサルタントに相談してください。
キャリアコンサルタントは、国家資格を持ったキャリアや仕事についての相談のプロです。
転職をしたいのであれば、転職サービスのエージェント(キャリアアドバイザー)に聞いても良いでしょうが、彼らはあくまで営業職なので、お悩み解決のプロではありません。
「じゃあ転職しちゃいましょう！」と言うのがお仕事ですので、ご注意を。
職場の同僚や上司に相談できますか？
もし相談するなら、HSPさんだと思われる方に相談しないと、冒頭のように「まぁそんな小さいこと気にすんな」「慣れれば問題ないだろう」と流されてしまうことでしょう。
つまり、相談するなら
【 HSPのキャリアコンサルタント 】
が適任ではないでしょうか。
ちなみに私は【HSS型のHSP】です。
好奇心が強く刺激を求めて行動しますが
HSPの特性をもっています。
先ほどのチェック項目は全部当てはまります。
どこにも所属しないフリーランスのキャリアコンサルタントとして、100名以上就職転職などをサポートしてきた中で気付きました。
「あ、自分もHSPかもしれない」
そして、HSPの人は一般的なキャリア相談とは違った問題を抱えているのかもしれない。解決方法も異なるのかもしれない、と。
一般的に自己分析には
・will(やりたいこと、いたいひと)
・can(できること、得意なこと)
・mast(やらねばと使命を感じること)
の中心に《天職》がある、と言われています。
多くのキャリアコンサルタントも、この３つを一緒に言語化して、中心の仕事を見つけられるように支援します。
でも、その中心には僕の天職はなかった。
真ん中にある仕事をやり続けた結果、ぼくはうつ病になり、会社を辞めました。
見落としていたのは
HSPである自分が「疲れてしまう環境や業務・人」
それを整理できて、適切にその場から「逃げて」きたことで、今はようやく少しずつ心地よく働けています。
もし今あなたがHSPという特性を抱えて、生きづらさや働きづらさを感じているならば、何か少しでも力になりたいです。
ぜひ気軽に一度、一緒に自己分析をして生きづらさの原因を言語化していきましょう。気づくだけでも、心が軽くなる大きな一歩になります。
ご相談を希望の方へ
キャリアコーチングの相談は60分5,000~10,000円ほどです。
今回このnoteを読んでくださった方に限り
初回60分のセッションを3,000円で提供します。
他のキャリコンさんに怒られてしまいそうな価格ではありますが！みなさんの第一歩をサポートできるなら、ということでキャリア相談のお試し感覚でぜひトライしてみてください！
・なんとなく仕事が辛い
・現状を変えたいが何をしていいかわからない
・転職に向けて自己分析したい
どんなお悩みモヤモヤもウェルカムです！
ただ、僕自身が28歳という年齢のため、同世代もしくは、学生さんや新社会人の方のほうがお力になりやすいと思いますので、あらかじめご了承ください。
※クレジットの支払いのみとなりますのでご了承ください
ご予約やご相談はこちらの URLからお願いします🌿
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特典：「本当はやりたくないことの見つけ方」
今回LINEをご登録いただいたあなたに特典です。
このnoteで解説したように、生きづらさともに生きるコツは「やりたくないこと」「向いていないこと」「疲れてしまう環境」を整理することです。
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メッセージ
最後までお読みいただき
誠にありがとうございました
大きい会社に入ろう！とか
好きなことを仕事にしよう！とか
副業で月100万稼ごう！とか
いろんな情報を世間の声がありますが
あなたがあなたらしく輝ける
そんな場所に出会えることを
心から願っています
「弱音」を吐く時間よりも
「本音」を奏でる方が心地よい
難しい世の中で大変なことも苦しいことも
アクシデントだらけの人生ですが
昨日よりも今日、自分を好きになれる
そんな生き方、働き方を求めて
これからも一緒に頑張りましょう。
⌘ 繊細なあなたのキャリアが ⌘
彩り豊かなものになりますように
Profile
name ：おおさわよしき（HSS型HSP）
career：
法政大学キャリアデザイン学部卒業
人材教育企業にて勤務するも
パニック障害とうつ病に
キャリアコンサルタントを取得
コミュニティ運営や
転職相談結婚のサポートなど
複数の仕事を持つパラレルキャリアに
＼ キャリアカウンセリング実施中 ／
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