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わんわんが思うこと。 今日はそんなお話。 前世の時から、俺はよくわからない人なり犬なりに思われがちだそうだ。 まあ前世は本当にキャストとしか話さないからそう思われただろうし、今はSNSなり現場なりで頭のおかしい言動が多いからそうなるのかもしれない。 大丈夫。全部考えてやってるから。 こうやって言えばさぞ嫌味な人間になるし、よくわからなさが増してサイコパスにでもなるのかもしれない。 でもまあ、俺はそれくらいでいいと思う。 こいつおもしれーと思ってくれても、キモいと思って

    • コンカフェ共産主義

      ま、それもひとつの境地なのかもな。 今日はそんなお話。 コンカフェ内のルールが厳しくなりつつある昨今である。 ま、当然と言えば当然の流れだが、さもしい思いをしている客も少なからずいるのではないだろうか。 なんて言うか、初めて入る店で禁則事項の箇条書きを説明される度、我々客ってしょうもない生き物だよなって現実を突きつけられる。 自慢でも何でもないが、こんな俺でも10年以上彷徨ってきた中で出禁になった店などは1つもない。 まあトラブルに巻き込まれたことはあるが、当事者であっ

      • You can (not) advance.

        15年ほど前の話である。 18歳だった俺は、実家から程よく離れたとある大学に進学して一人暮らしを始めた。 当時の同人界隈は東方ジャンルがにわかに台頭し始め、ニコ動の黎明期にあたる頃。 そしてmixiでたくさんのオタクが繋がり始めた頃でもある。 その頃、俺は自分もこれから先に広がるオタクの時代の巨大ビジネスの一端に、自分がいると信じて疑わなかった。 中学の頃からの仲であり、絵を描いていた親友がいた。 その名前は明かせないが、まあ今でもぼちぼちな有名人である。 俺はそいつ

        • You are (not) alone.

          お久しぶりなのに、お久しぶりだから、今日はこんな話をする。 結局お前誰が好きやねん? という話がある。 しかし正直、本当に、徹底的に、本心からして 「好きってなんやろな?」 と、俺は思う。 またこういう事言ってやがると思われそうだ。 だけど、誰が好きかということをコンカフェの土壌でいくら考えても、むしろ好きという言葉の意味についての謎が深まっていく。 俺はビジュアルも好き嫌いが乏しい。 ショートが好きだ!とか叫ぶが、実際は好きな女の子は何してても好きだと思う。 そんな

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        • コンカフェあれこれ
          7本

        記事

          恋は決闘です

          かのロマン・ロランの名言から今日の話は始まる。 恋愛ほど、1番でなければ意味がないものはない。 いや、まあ1番でなくても成立する関係性もあるだろうが、それは面白すぎる話なので今話題にすべきことではない。 とにかく、恋愛は1番を競う闘いで、「みんな違ってみんないい」といった小賢しい言葉が一切通用しないからこそ、裸一貫の自分をぶつける価値があるものだと俺は思う。 俺は闘わずして勝ちを得ようとする恋愛観が嫌いだ。 好きな人のためにどれだけ自分を賭して闘っているかがその人の覚悟で

          恋は決闘です

          初めて恋をした記憶

          今は昔の話である。 潰れかけのコンカフェに通っていたことがある。 連日真っ昼間から営業していても、客は大抵一桁。 キャストは良くて2人で、ワンオペのことも多々あった。 聞けば人気キャストが去りし後、少しずつ客足は遠のき、系列の他店にほとんどのキャストが移籍。 既に閉店することが決まっていて、人気の翳った僅かな卒業間際のキャストが回しているだけのお店。 そんなコンカフェに通っていたことがある。 いや、当時はまだメイド喫茶と呼ばれていただろう。 その頃まだ学生だった俺は、

          初めて恋をした記憶

          好きな人について考えること

          もう一回よく考えてみよう。 今日はそんなお話。 男のオタクほど恋に落ちやすい生き物はいない。 ちょっと女の子に優しくされればすぐ好きになるし、話が合うだけで「こいつ俺に気があるんじゃないか」って思うし、それで何となく可愛ければ運命を感じてしまうのである。 俺も根底はそういう生き物であることは否定できない。 が、安易に人を好きになれるほど幸せな恋愛をしてきたわけでもなく、やはりそれなりのフィルターを通して気になる女の子を見ている。 そうだ。奴らは気のあるフリが得意な生

          好きな人について考えること

          さよならを教えて

          そういうシーズンである。 全国各地のコンカフェフリークたちは、自分たちの推しが卒業するかしないかをハラハラしながら待ち構えている。 それがどんな思いかは今の俺にはもうよくわからんが、まあ別れの季節ではある。 今日はそんなお話。 コンカフェで言う卒業って何やろな、と俺はいつも思う。 卒業っつーことは入学があるわけで、コンカフェに入ったキャストは入学してんのかね。 するとコンカフェは学校?みたいな場所で、そこでキャスト?が何かを学んで勉強する場所ってことになる。 かく言う我

          さよならを教えて

          人は同じ過ちを繰り返す……

          この軟弱者め、さっさと女に振られて泣かされてから出直してこい。 今日はそんなお話。 月並みな話だが、たまに恋愛相談をされる。 男からである。 しかもオタクの男である。 しかも大体歳上である。 勘違いされがちだが、恋愛について言えば俺は真面目な方だと思っている。 本当に好きならやれるだけ頑張りゃいいじゃんと思うし、ちゃんと白黒つけるべきだと思うのである。 白黒つけずダラダラ時間を過ごすことほど無駄なことはない。 結果どうあれ、とりあえずやってみろと思うのである。 ただ、恋

          人は同じ過ちを繰り返す……

          魔法も、奇跡も、あるんだよ

          それが嘘か誠か、信じるのは貴方次第。 メイド喫茶の魔法って知ってるかい? 今日はそんなお話。 メイド喫茶のキャストの言ってることを、俺がどれくらい信じてるかといえば、まあ半分くらいとでも言っておく。 それはキャストにもよるし、話題にもよるし、俺自身のメンタルにもよる。 だがこれは俺なりに経験則があって言っていることなので、他の客ともなればキャストの言うことの全部が全部を信じてる方だっているだろうし、それはむしろ立派なことだと俺は思うのだ。 気付かないことも多いだろうが、客

          魔法も、奇跡も、あるんだよ

          ごろー、コンカフェ行くんだってよ

          たまには日頃言えないことを。 コンカフェを楽しむために考えること。 今日はそういうお話。 コンカフェを長く楽しむコツって何だろうなといつも思う。 ああ。まあコンカフェ界隈には長くいるんだけどね。 俺はひとところに長く居るタイプの客ではないので。 右も左もわからんコミュ障のエロゲオタクから始まったコンカフェ客としての第一歩から、もう10年以上が経つ。 今言ってもあんま信じてもらえないが、最初なんてほとんどキャストとまともに話せなかったし、ちょっと優しくされただけで盛大にガチ

          ごろー、コンカフェ行くんだってよ