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乳酸菌って何?【独自の目線で解説】

乳酸菌って何モノ?

皆さんの生活になじみのある「乳酸菌」ですが、実はその効果を詳しく知っている人は少ないと思います。

なんとなく体にいいもの?って思っていらっしゃる方がほとんどだと思いますが、ほぼほぼその理解で良いです!

乳酸菌を一言でまとめると、生き物だけど、体にいい影響を与えるもの!と思っていただければと思います。

乳酸菌は生きている

せっかくですので、他の記事と違う観点で乳酸菌を語らせていただきますが、

乳酸菌って生き物なんですよ。

健康食品素材として、アミノ酸やビタミンなどと同列で語られることが多いですが、アミノ酸やビタミンとの決定的な違いは、乳酸菌は(微)生物であることです。

アミノ酸やビタミンは、生き物ではありませんので、概ねその分子構造や効果効能がわかっておりますし、これから特別に目新しいものが発見されることは多くないです。(もちろん、コーティングしたり、今まで抽出できなかったものが出来るようになったり、というのはありますが。)

しかしながら、乳酸菌は生き物でありますので、体の中でどんな作用をするかまだまだ全貌は解明できておりません。

以前の記事で、「乳酸菌は菌株ごとに異なる」と申し上げたと思いますが、「菌株」毎に当然遺伝子が違いますので、人体に与える影響も異なると考えるのが普通です。

生きているからこそ、人の中でどんな風に動くかわからない。

我々研究者は、日々それを研究しています。

ですので、乳酸菌というのは、生きているからこそ面白く、世界で最も研究され続けている食品素材なのです。

人間が食べられる細菌は限られている

我々人間は、何百万もの細菌の常在菌と共存して生きています。腸内細菌などが代表的で、腸内細菌の中にはビフィズス菌や乳酸菌と言った善玉菌が存在しています。

しかし、微生物や菌と言っても全てが体に良いわけではないのです。

例えば、大腸菌、黄色ブドウ球菌、コレラ菌、梅毒トレポネーマなどなど、食べたり、感染したりすると人間に悪影響をもたらす菌もあります。

これらも全て細菌(微生物)です。

実は、人間が口から摂取して、健康効果を享受できる細菌(微生物)というのは、「乳酸菌」「ビフィズス菌」「納豆菌」「酢酸菌」くらいなんです。

古くから、ヨーグルトや納豆がいいというのは知られていましたが、それはヨーグルトや納豆には、食べると体にいい菌が存在していたからなんですよね~。

昔の人は今ほど研究もされていない中で、食経験から知恵として知っていたのだと思います。

その他、乳酸菌の説明

独自の視点で語りすぎましたので、一般的な乳酸菌の説明のリンクも貼っておきます。一番上の厚労省の説明が一番シンプルですので、お時間あるときに読んでみてください。

おなかラクトの記事では、日々皆さんに有益な情報を、腸活・菌活の観点から発信していきます。



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