お米の発祥は佐賀にあり。【おむすびからの学び教育。#1】
お米は日本のソウルフードだなあって実感するデータが、農水省が2021年に発表した都道府県別のお米の生産量。
これ見て、すごいっ!て思ったのが、なんと47都道府県全部でお米が生産されているという事実!
食料自給率0%と言われている東京都でも486tも生産されています。The和食「米」。
消費量No.1の東京のスーパーの米は、このランキングの上位10でほぼ賄われていて、西日本の米はスーパーで見たことがありません。
なので、関東の人と関西や九州の人とでは、若干お米の生産地のイメージが違うんじゃないかと思うんですが、日本一の美食の街、福岡の人たちが「新米の時に検索上位に来るもの」ていう、マニアックな調査データによると、
「さがびより」と言う、関東の人には、聞き慣れないブランドが上がってきてます。実はこの「さがびより」は、すごいお米で、
日本穀物検定協会が認定する「特A米」に13年連続評価されてるんです。
東京にいると、なかなか出会えない「さがびより」ですが、恵比寿バーを出す近所の「大橋米穀店」にあったんです!今のところ、ここ以外に置いてあるところは知らないので、場所教えておきます。
大橋米穀店の大橋さんは、同じ町内会でもあり、お米の扱いを、いつも快く教えてくれる頼もしい方です。「いつもありがとうございます!大橋さん!」
日本のお米は、今は新潟がひっぱっているし、僕もお米と言えば、新潟だと思っていたし、新潟の夜の〆に食べた「おにぎり」めっちゃうまいですが、この「お米」の歴史って、佐賀から始まってるって知ってます?
レキシの「狩りから稲作」にもあるように、縄文時代と弥生時代の大きな転換点は「稲作」にあるのは、なんとなく勉強したと思うんですが、
弥生時代の代表的な遺跡は「吉野ケ里遺跡」ですよね?吉野ケ里遺跡。佐賀です。
更にここ10年くらいで、縄文時代に既に稲作が始まっていたというのが通説になってきていて、佐賀唐津の「菜畑遺跡」が、日本最古の稲作とされています。菜畑遺跡。佐賀です。
昔の人は、現代の人が感じ得ない感覚を持っていたと、いろんな歴史を見ても感じますが、彼らが稲作を始める場所として選んだ佐賀の土地には、「お米」が美味しくなる自然環境があるはずで、その自然環境を2000年以上守り続け、今も日本全国トップの美味しい米づくりに日々改良を続けている佐賀の農家さんに、あらためて感謝しかありません!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?