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妻とぼくのYouTube奮闘記

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「羊毛フェルト」が趣味の妻と、妻の夢を叶える為に動画編集は未経験の夫がYouTubeに取り組む姿を赤裸々に描いたエッセイ集
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2020年6月の記事一覧

YouTubeのチャンネル登録者数の伸び方について

世の中には沢山の種類のSNSが存在している。それぞれに特徴があり、フォロワーの獲得方法も異なっている。例えばTikTokは「一本の動画勝負」で、インスタ「プロフィール画面の統一感が大切」などかと思う。

その点、YouTubeは「蓄積型」のオンラインメディアだと言われている。一部の有名人を除いては、初めていきなりバズることはなかなか無く、基本的にはYouTubeの中で実績と信用を積み上げることによ

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妻を心底尊敬しています。

妻に触発される様な形で(いや、世の中の流れに逆らえなかったのかもしれないが)ぼく自身もYouTubeを始めることにした。正確には一人ではなく、ぼくのビジネスパートナーと一緒にチャンネルを開設するのだ。昨日はその初めての撮影だった。

結論から言おう。全くうまく話せなかった。元々ぼくは、人前に出るのが大の苦手で、できる限り人前で話をすることを避けて生きてきた。幼い頃は話好きの母の後ろに隠れ、学生の頃

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チャンネル登録者10万人達成記念!(予祝)パーティー開催!!

少し前の本だが、『前祝の法則』(フォレスト出版)という本を最近読んだ。それは、最近よく耳にする事が多くなった「予祝」について、その具体的な事例とともに書かれた名著だ。難しいところは一切ないのでぜひご一読をオススメしたい。

そんな中先日、妻のYouTubeチャンネルが登録者数100人に到達した。もちろん世の中的には本当にたいした事ない数字だし、まだまだ「底辺YouTuber」の烙印を押される状態で

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YouTuber活動は「人生の学校」?

妻のYouTubeチャンネル登録者数が100名を超えた。早いのか遅いのか、凄いのか大した事ではないのか、それはぼくにはわからない。ただ、視聴者へ「何かを与えた」という事がこれに至った原因であることが分かった。

何度も言っているが、YouTubeチャンネルを始めたキッカケは、妻の夢をかなえる為に、影響力を獲得する事である。もちろんYouTubeのチャンネル登録者数がそのまま影響力に直結する数字では

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妻のやっていることの偉大さに気づく

妻はよく人から頼み事をされる。とにかく人を否定する事がないので、親身になってくれそうな気がするのであろう。何を隠そうぼく自身もそんな彼女の母性溢れる優しさに惹かれたもののうちの一人であった。

もちろん妻は神様ではない。彼女にも「やりたくない事」や「葛藤」などはある。しかしながら、一度引き受けた頼み事には、様々な思いを抱えながらも、相手のために全身全霊をかけて(多少大袈裟な表現かもしれないが)それ

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妻の「やる気スイッチ」を押すのはぼくだ!

何事も継続が大切だ。そんな事は誰でも知っている。しかしその継続こそが成功への最低条件であり、何よりの秘訣である。これほどに当たり前の事がこんなにも難しいのは、ホメオスタシスの影響であろう。なので、何らかの「継続を促すシステム」は重要だ。

妻は飽きっぽい。良く言えば、常に新しいものを探している「超絶前向きな人」と捉えることも可能かと思う。それには「常にリフレッシュ出来る」というメリットはあるのかも

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「妻の夢」と「ぼくの夢」

誰でもビジネスをやれば、プロダクトアウトとマーケットインの狭間で迷った経験はあるであろう。特に、こと「アーティスト」と呼ばれる種類の方々は「プロダクトアウト」に寄ったり、もしくはそれのみになってしまう傾向にあるかと思う。

妻のYouTubeチャンネルの目的は、「彼女の羊毛フェルト界での影響力を高め、彼女が憧れているアイドル○○○○の音源作品のジャケットデザインをやる!」という事である。つまり、一

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妻と共同でYouTubeチャンネルを運営することの意外な効果

ぼくは妻とは趣味が合わない。例えば妻はドラマが大好きだ。妻にとってTVとはドラマを見る為にあると言っても過言ではないだろう。一方ぼくは、テレビはほとんど見ない。見るとしても専ら経済番組やドキュメンタリー番組などばかりである。

ぼくら夫婦は仲が悪い訳ではない。ただ、そもそもの趣味指向が全く違うベクトルを向いているだけだ。そのことは食生活や、ファッションなどにもおよぶ為、生活上様々なすれ違いを産むが

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たかがテロップ、されどテロップ・・・

ぼくは普段あまりテレビは観ない。しかしそんなぼくでも、現代のテレビにはテロップが溢れていることくらいは知っている。もう音声をゼロにしたって、演者さんが何を語っているか全て分かるほどだ。

妻のYouTubeは「羊毛フェルト」の制作過程を見せるチャンネルなので、一番重要なのは羊毛フェルトを針で刺しているところをしっかりと映すことである。しかし、ただそれだけだと何が何だか分からない。今何をしているのか

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羊毛フェルトと楽曲製作の類似性

あらゆる種類のクリエイティブな作業というものはその根本において同一な行為をしている気がしている。実際に出来上がる作品は単に実際に行った「作業」の差であり、その思考過程は何をやっても同じ様な気がするのである。

妻のYouTubeを手伝っていくにあたって、そのメインテーマである「羊毛フェルト」を自分自身も体験することになるのは必然の流れであったと思う。それまではどうしても「妻の趣味」という気がして手

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学びの大切さを実感

ぼくはパソコンに関してのメンタルブロックはほとんど無い。それは当然だ。父の影響で、懐かしのWindows95が出る前からパソコンに親しんできた。当時は出来ることもそんなにないので、ゲームや簡単なプログラミングを楽しんでいた。

その後はプログラマーへの道を進んだわけではないが、(今考えると続けておけばよかったが・・・)1ユーザーとしては人並み以上にパソコンを使いこなしている。(つもりである)音楽を

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初めての撮影 - クリエイティブの壁

何度も言っているがぼくは音のプロである。良い音を録る方法や録った音をより良くする方法はいくらでも(と言っても良いと思う)知っている。しかし、こと動画となると全くの素人だ。初めての撮影。もちろん壁にぶつかった。

思った様な画にならない・・・

自分の中での理想はあった。しかし、YouTubeの中に数多居る諸先輩方(あいにゃんがその筆頭だ)の様に綺麗に撮れない・・・普段何気なく見ている数多くの映像作

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妻からの教え - エンタメをユーザーとして楽しむことの重要性

ぼくは音楽業界ではあるが一応エンタメ界の人間である。YouTubeがエンタテインメントであることは理解しているので、ぼくの知識と経験がこのチャンネル運営にとって何より重要と思っていた。

しかし、妻は突如として素晴らしいアイデアを持ってくる。

ブランディングのために、このチャンネルのアイキャッチとなるオープニング動画の作成は必須と考えていた。プロダクトアウト的な思考になっているかもしれないが、妻

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妻の怠惰性とイラストレーターデビューの相関関係

ぼくは昔から絵が苦手である。というよりも「嫌い」という部類に入るかもしれない。幼少期に何度か自分の絵を笑われた経験がトラウマになっている様だ。そんなぼくがイラストを描く事になろうとは・・・

妻のYouTubeを始めるにあたって、参考にさせていただいたチャンネルがある。「あいにゃん」という可愛らしい女性が元気いっぱいディズニーを紹介するという人気チャンネル「AINYANTUBE」である。見たことが

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