トランプ流人事改革の強味!と日本型人事改革の弱味!を解説!!仕事や人生のお悩みキャッチ!人事コンサルの面白ニュース解説
トランプ流人事改革の強味!と日本型人事改革の弱味!を解説!!
こんにちは!フリーランス人事コンサルのarachan22です。今回ご紹介する話題はこちら!
トランプ元大統領が再選されました。早くもトランプ流の人事改革が話題になっています。
日本経済新聞の会員限定記事「トランプ人事、報復の脅し 司法省・軍「解体」いとわず」では、「トランプ次期米大統領の法執行機関や軍、情報機関を統治する閣僚に「忠臣」を送り込む人事が米政界に衝撃を広げている。」と報じています。(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN14ECH0U4A111C2000000/)
トランプ流人事改革の強味は、目的、目標(数値)、ビジョンの明確さです。それは、『自分が信じる未来(Make America Great Again)のために、立ちはだかる全ての敵を最速で倒す』です。とてもシンプルで分かり易いメッセージであり、トランプ氏の「信念のために戦いを厭わない!」という覚悟がハッキリと伝わってきます。世界中に衝撃を広げているトランプ次期米大統領ですが、注意深く彼の言動を観察すれば、なぜ?報復人事をおこなうのか?その理由を理解できるのではないでしょうか?もちろん、トランプ氏の信じる未来が、良いのか?悪いのか?専制的なのか?民主的なのか? は、私にはわかりません。そもそも、「物事の結果は、誰にも予測できない」と私は思っています。ただ、教科書的になりますが、リーダーとは、「目的/目標/ビジョンを明確に掲げ、率先して行動するべきだ」とも思っています。この教科書的なリーダーシップを愚直に進められることこそが、トランプ氏の強さだと感じています。
ふり返って、トランプ流人事改革に対して日本型の人事改革はどうなのでしょうか?現状では、ジョブ型だ!多様性だ!働き方改革だ!リスキリングだ!と言われていますが、バブル崩壊後の成果主義台頭以降は、信じられる日本の人材育成の未来図を描けず、停滞しているように感じています。
政府の高官や経営者、学者や専門家(士業&私の様なコンサル等)は、本質的な課題である「少子高齢化の解消」や、「企業業績の向上」に繋がる人事施策を生み出せずにいます。八方ふさがりの中、今すがっているのは、人事のDX化(AI導入、ビックデータ分析、IOT活用等)ですが、あくまでも情報技術はツールでしかなく、なんでもかんでもDXが解決してくれる訳ではありません。
おすすめアドバイス
では、どうすれば良いのでしょうか?
人事改革を諦める必要はありません。解決案はまだ見つかりませんが、、、
しかし、改革することへの取り組みを諦めなければ良いのです。
日本人の強さは、諦めの悪さです。ねちっこく、粘っこく、小さな改善を続け、他の国から「のろまな亀」と罵られても、1ミリでもゴールに向かって前進するのです。歴史的に、日本人が変革期に弱いという事実は認めざるを得ませんが、反対に成長期や安定期には無類の強さを発揮できるのです。変革期の後には必ず成長期が安定期がやって来ます。ずっと変革期なんてことはありません。トランプ政権になろうが、中国やBRICSに後れをとろうが、失われた30年が延びようが、慌てたり、嘆く必要はありません。
諦めず止まらずに解決のチャンスを待ちましょう!チャンスは偶然に訪れる訳ではなく、虎視眈々と準備する者に訪れるのではないのでしょうか?
世界中から、日本は遅い!だの、古い!だの、生産性が低く非効率!だの、悪口を言われても、卑下することなく、辛い時こそ、笑顔で乗り越えて行きましょう!独裁的なリーダーに頼って、分断と格差や個人主義に陥ることなく、全員で困難を耐え忍び、仲間を信じ、助け合うことこそが日本人の強味だと思っています。
これまで、企業個々の様々な課題に苦心しながら、数多くの組織・人事改革プロジェクトに取り組んできた私の経験から、そうお薦めします。
是非、ご参考にしてくださいませ!!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。私達はこの世に生まれ、いつか必ず死んでゆきます。その1回の人生を、ただ長く生きれば良い訳ではありませんよね!どう生きるのか?自分で選択し歩んでいきましょう!この投稿が、その選択の参考になれば幸いです!ではまた!!