ドラギ政権の暴走に困っているオーバー50代の人に伝えたいこと

1月11日、イタリア国内のワクチン接種者の数が激増した、というニュースを見ました。特に、50代以上の初接種者が増えたとのこと・・・

イタリア政府が、50代以上のイタリア国内在住者に6月15日までに3回の接種を終えることを義務づける緊急法案が発効されているのだから、当然と言えば当然ですけれど、心が痛みます。

だって前回も書きましたが、いまさら接種したところで、政府の要求が終わると言う保証は何もないんです。これを許してしまえば、次は4回目、5回目、どこまでいくのかわかりません。

または、今度は有料での接種が義務付けられるかもしれません。まさか、と思うかもしれませんが、今回の接種義務だってまさかのまさか。だから、もし、このワクチンを接種したくないなら、ここで勇気を出して連帯していくことが必要なんです。

その方法は、不服従運動。そう、あのガンジーのように、不服従、非暴力がモットーです。90年代、日本のバブルに浮かれていた私が、まさか、ガンジーの気持ちがわかるなんて、まるで悪い冗談のようです。でも、もしかしたら、当時のイギリス統治下のインドと、第二次世界大戦で敗北したイタリアは、ずっと似たような状況なのかもしれません。気づいてなかっただけで。

実際に詳しい科学的な説明もなしに、ドラギ政権による50代以上のワクチン接種が義務付けられたのですから、2022年のイタリアでは、民主主義は崩壊していて、個人の自由の権利は認められないという恐ろしい事実にみんなが気付くべきなんです。

今回は、この状況をどう対処していくべきか、私が知りえた情報をイタリア在住者の方にご紹介します。参考になれば幸いです。

まず、絶対にしたくないから100€の罰金を払おうと思っている方。支払うのは、まだ待ってください。なぜなら、今回の法令によると、2月1日までに1回目の接種をしていない、または予約をしていない人に、100ユーロの罰金が発生するとのことです。

2月1日の時点で、罰金対象者をリストアップすると言うことは、実際に罰金のお知らせが来るのは、どう考えてももう少し先です。払うにしても、請求書が来てから払いましょう。

払うのも嫌だと言う方は、払わないでOKです。イタリア人弁護士によると、この法令自体が憲法に違反しているので、払う義務はないそうです。団体で訴訟をしようという動きもあります。

次に、しょうがないから接種しようと決めた方。その場合は、せめて接種前に、医師の処方箋をもらってください。

AIFA(AGENZIA ITALIANA DEL FARMACO)イタリア薬品局では、このワクチンには医師の処方箋が必要だと規定されているんです。当然ですよね。イタリアでは抗生物を薬局で買うのにもかかりつけ医(MEDICO DI FAMIGLIA)の処方箋が要りますよね。いくら政府の義務とはいえ、緊急事態として許可された未承認の薬品を直接体内にいれるのですから、それが大丈夫だと言う医師の承認が必要ですよね。

特に、私たち外国人ですから、万が一のことがあった場合に備えて、ちゃんと防護しておきましょう。

恐らくお医者さんは拒否すると思うのですが、法律で決められていることですし、お医者さんの仕事の義務ですから、遠慮せずにサインをしてもらいましょう、とのことです。

脅すわけではないですが、AIFAのホームページには、副反応の最悪な場合、死亡者についての記載があります。27/12/2020 から 26/09/2021までの期間しかないのですが、608件死亡。そのうち16件が(3.7%)が相関していたと認められています。ただし、本人の希望による接種として、現時点では賠償されていないとのことです。100万回に約0.2件と、ご丁寧に書いているので、万が一よりも少ない確率ですが、実際に17日ごとに一人亡くなっている計算です。多いとみるか、少ないとみるかですね。

医師の処方箋を求めるフォームは、この件について積極的に活動しているITLEXIT党(EU離脱を求める政党)ホームページにあります。印刷して、医師にサインをしてもらいましょう。

ちなみに、もし万が一、重大な副作用が出た場合。イタリアでも、実は大勢の方が原因不明で苦しんでいらっしゃるのですが、その方々でつながって、被害者の会(COMITATOASCORTAMI)を結成しています。昨年イタリア大統領マッタレッラにもPECでメールを送ったそうですが、いまだに返事がないそうです。政府を信じて接種したのに、被害が出た場合の対応がまったく用意されていないことに対して活動を行っています。


最後に一番の問題は、接種しないと仕事ができなくなる方。とりあえず、これも2月1日からの問題で、まだ少し時間があると、多くの心ある弁護士たちが活動しています。実際には、この法案自体が憲法違反なので、法的拘束はないとの見方もありますが、今後の経過に注目です。

このチャンネルの弁護士さんも、詳しく説明してくださってます。


今週末、私の友人が弁護士さんを招いての勉強会を計画してくれています。ざっと、思いつくまま書いてみましたが、もし質問がある方は、コメントください。


1月12日のニュースを見ていると、スペインのサンチェス大統領は、「もうインフルエンサの扱いでいいんじゃないか?」という神発言をしているので喜んだのもつかの間、ドイツは「接種強制化を検討」しているようです。

やっぱり、今、ここでイタリアがどうなるかで、世界の動きにも大きな影響があるんでしょうね。気づいた人たちが連帯することで、止めたいところです!そして、止めれると思います。

1月15日土曜日は、イタリア中の広場で集会が開かれます。ただ、いろんなグループがあるので、参加するときには注意をした方がいいと思います。あくまで不服従に非暴力です。

最後に、ITLEXITのパラゴーネ党首のスピーチを張っておきます。こういう政治家もいるんですから、不可能ではないはず、奇跡を信じて!







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