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俳句・句集

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句集や季刊誌の紹介など。
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#レベルアップしたいこと

「現代俳句」2023年6月号を読む。

「現代俳句」2023年6月号を読む。

月刊の会報「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけている。

そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のために紹介したい。

※()内はページ数。

感銘句

(3)
どの川もあぶくはオフィーリアの鼻歌 木村聡雄

(7)
花菖蒲古墳の雨はもう止んだ 坂田紀枝

夏の蝶狂ひたき日の減りにけり 窪田英治



(8)
六月の絵はナミダいろを使いきる 南園美基

(12)
囀りや空ごとたた

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本紹介『現代俳句女流百人』

本紹介『現代俳句女流百人』

以前
『現代俳句女流百人』
の本を手に入れた。

読後に本棚の飾りにしていたのだが、
簡単に紹介したい。

本の思い出と雑談。

神田神保町の古本市で300円で買った。

この本はずっと紹介したかったが、
後回しにしていた。

なぜなら、「女流」という言い回しが
ジェンダー問題に抵触して
下手したら炎上するんじゃないかと
心配だったからだ。

Amazonで販売しているものは
文庫本だが、
手元に

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句集『無音の火』を読む。

句集『無音の火』を読む。

句集『無音の火』大河原真青氏著を読んだ。

怜悧な句が多い句集で、気軽に紹介して良いのか迷ったが、勉強になったので紹介したい。

好きな句に付箋を付けて読んだのだが、好きだが紹介と説明が難しい句も多く、どの句を紹介しようかも迷った。

ともあれ、五句選で紹介。

月から見ると日の出ならぬ地球の出になるという想像の面白さ。

将来人が月に住むようになったら日常になる光景かもしれない。

この句では月

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オンライン句会の参加日記・2023年5月7日

オンライン句会の参加日記・2023年5月7日

夏雲システムを利用したオンライン句会に参加している。

私は俳句に関しては鑑賞や読む方が得意だと思っていて、他の参加者の俳句の
・季語の上手な使い方

・取り合わせ

・マニアックな季語の使いこなし
などにすごいなと思うばかり。

季語の奥深さや
短い中にいかに収めるかなど
俳句は俳句なりの独特の難しさがあると思う。

その難しさを楽しめる人はすごいとも思った。

終わり。

【まとめ】俳句誌「年刊花林花」鑑賞

【まとめ】俳句誌「年刊花林花」鑑賞

先日、
「年刊花林花2023」を読むのという記事を
各会員分、計12名分書きました。

しかし、
「記事が散逸していて見づらい」
「まとめて通しで読みたい」
という要望を頂きました。

そこで!
12名分のお名前と記事のリンクを
本誌掲載順に以下にまとめます!
(敬称略)

【各同人・計12名の俳句作品鑑賞文】

①  

髙澤晶子

(本誌4・5ページ)

②  

廣澤田を

(本誌6・7

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