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短歌・歌集

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歌集・短歌・短歌に関係ある日記など。
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2023年12月の記事一覧

角川「短歌」で歌集『グロリオサの祈り』をご紹介頂きました!

角川「短歌」で歌集『グロリオサの祈り』をご紹介頂きました!

いつもありがとうございます。

ご紹介御礼

角川「短歌」2024年1月号の
「歌集歌書を読む」
のコーナーにて、
第二歌集『グロリオサの祈り』
をご紹介頂きました。

佐田公子様、
ご紹介頂きありがとうございました。

角川「短歌」は毎月25日発売です。
よって、定期購読分が12月25日に家に到着していまして、
良いクリスマスとなりました。

重ねてお礼を申し上げます。

リンク

第二歌集『グ

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「短歌の向き合い方は色々」の体験談。

「短歌の向き合い方は色々」の体験談。

色々な歌会やら短歌のイベントに参加して、
本当に色々な人や短歌や考え方に出会った一年だった。

それぞれの場所で空気感が違うので
「リアルの磁場」を感じた。

短歌への向き合い方も人それぞれで、
・イベントで音読する人。
・賞に応募する人。
・歌集にまとめた人。
・SNSに短歌を発表することが主な人。
・同人誌や私家版を作ってみた人。
・メジャーな歌人研究をして、文章を発表する人。(評論文を書く人

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歌集『パルティータの宙』(福田淑子氏)を読む。

歌集『パルティータの宙』(福田淑子氏)を読む。

歌集『パルティータの宙』(福田淑子氏)を読んだ。

歌集について

福田淑子氏の第二歌集である。

宙と書いてそらと読ませる。
この漢字の読み方は歌集の内容に大いに関係がある。

例を挙げると、歌集の帯にある一首。

※「宙」に「そら」とルビあり。

宇宙の宙でそらである。

その他にも、多様なテーマの短歌が収録されている。
それぞれ別々のテーマに見えるが、根底で「自分が生きること、誰かが生きたこ

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『風のアンダースタディ』(鈴木美紀子氏)を読む。

『風のアンダースタディ』(鈴木美紀子氏)を読む。

『風のアンダースタディ』(鈴木美紀子氏)を読んだ。

本について

書肆侃侃房による
新鋭短歌シリーズ34である。

「アンダースタディ」は英語で代役の意。

※語義が広いため、詳細をご覧になりたい方はwikipediaのリンクをご覧ください。

五首選

服を着ると、内側は暗くなる。

しかしこの短歌では、「白いワンピース」なので、白い光で体を包むイメージだろうか。

「読みかけ」という途中さが

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第二歌集『グロリオサの祈り』の反響。

第二歌集『グロリオサの祈り』の反響。

第二歌集『グロリオサの祈り』
につきまして、ご感想のお手紙やメールを頂きありがとうございます。

大変励みになります。

メディア掲載

日本農業新聞の2023年11月14日の大辻隆弘氏の短歌のコラム欄で紹介されました。
焼き芋の短歌をご紹介頂きました。
ありがとうございました。

※旧Twitterのフォロワー様から画像を送って頂きましたが、新聞と送ってくださった方の著作権に抵触する事が心配で、

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『レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く』を読む。

『レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く』を読む。

『レダの靴を履いて 塚本邦雄の歌と歩く』(尾崎まゆみ氏)を読んだ。

この本との出会い

文フリの打ち上げの席で
「塚本邦雄の短歌についての良い解説本が最近刊行された」
との噂を聞きました。
その本がこちらでした。

塚本邦雄の短歌については一度網羅的に読んで、「読んだことはある」状態になりたかった時でしたから
「渡りに船」の一冊でした。

内容と構成

文頭に塚本邦雄の短歌が一首掲載されており、

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