奥山さん

自分が面白い楽しいと感じた事や 不思議な事聞くのが大好きなので そんな思ったこと、聞い…

奥山さん

自分が面白い楽しいと感じた事や 不思議な事聞くのが大好きなので そんな思ったこと、聞いた話なんかを書きます。

最近の記事

少し不思議な話(幽霊は電波に乗って移動する?)

こんにちは奥山さんと言います。 同僚Kが、人ならぬ者を視る・感じることが出来る居酒屋の店長Rさんから聞いた話しです。 (黒い手)の時、Aさんに憑いているモノと一緒に祓おうとしていた、Rさんは、憑いているモノの正体が分かっていました。 それは、20年以上前に付き合っていた元カノの生霊で、ふとした瞬間に、Rさんの部屋の物陰から、こちらを探るように見ているのを目撃していたからです。 少し不思議な話(居酒屋の店長Rさんの話)で書いた「霊を置いて行けるトイレ」があるスナックにそれを置い

    • 少し不思議な話(黒い手)

      こんにちは奥山さんと言います。 同僚Kが、人ならぬ者を視る・感じることが出来る居酒屋の店長Rさんから聞いた話しです。 居酒屋の常連さんの中に、建築関係の仕事の社長さんをしているAさんと言う方が居ます。 昨年の11月の事、いつもの様に来店し席に着いたAさんに、何を飲みますかと尋ねたRさんは、鏡越しに異様な物を見ました。 お店の壁に取り付けられた鏡に映ったAさんの両腕の二の腕当たりを、真っ黒い手ががっちりと掴んでいるのが視えたのです。 Aさんはそんな事は信じない人です。 言っても

      • 少し不思議な話(夏 戦争に関する話)

        こんにちは奥山さんと言います。 これは、心霊ではない、私が中学2年位ですから遠い昔に、授業中、桃屋のCMキャラクターによく似た顔立ちの、国語の先生が授業の合間に話してくれた、戦時中に先生の体験した話です。 ある日の夜、空襲があり隣り町が爆弾でやられたと聞いた若かりし頃の先生は、二階にあった自分の部屋の布団から飛び出し、その現場を見に行きました。 実際には爆弾ではなく、焼夷弾(「しょういだん」と読み、先生は、中にドロドロに溶けたアスファルトが入っていて、落ちると地上で中身が飛び

        • 少し不思議な話(壁)_静岡中心街での話

          こんにちは奥山さんと言います。 これも静岡市街地での話です。 かなり前の出来事なので、詳細はうろ覚えになってしまったのですが、心霊でも人コワでもない、私自身がその場で実際に見た、今でも忘れられない「光景」についての話です。 縁あってこれを見られている方の中に、静岡駅前地下街爆発事故をご存じの方はほぼいないと思います。 事故の詳細はネットなどで検索して頂ければ詳しく分かりますので省略しますが、事故発生後の消火活動時に起こった2次災害を含め、ガス爆発の為に、死者・負傷者が多数出た

        少し不思議な話(幽霊は電波に乗って移動する?)

          少し不思議な話(飲み屋のお姉さんから聞いた話)

          こんにちは奥山さんと言います。 友人に連れて行って貰った、高級そうな飲み屋のお姉さんから聞いた話。 お姉さんを仮にA子さんとします。 A子さんは、高校生位まで視える人だと言いました。 どんなものが、どんなふうに視えていたか尋ねると、「うすらぼんやりとした人」が視えていたと言います。 他に何かありませんでしたと尋ねるとこんな話をしてくれました。 昔、A子さんのお母さんには、今度A子さんにも合わせたいと約束までしていた、大変仲が良く、親友と呼べるC子さんと言う女性が居ました。 そ

          少し不思議な話(飲み屋のお姉さんから聞いた話)

          少し不思議な話(叫び声)_静岡中心街での話

          こんにちは奥山さんと言います。 通っていた学校の先生から聞いた少し不思議な話です。 ========== 「キャー!!!!」 ある休日の午後、買い物の為に静岡の中心街を歩いていた先生は、突然すさまじい女性の叫び声を聞きました。 「えっ?なんだ?!」と辺りを見渡したのですが、周辺の人は特に騒いでいる様子はありません。 「あれ?なんだったんだ?」と不思議に思いながら歩いていると、叫び声が聞こえた場所から1Kmほど歩いた先で騒ぎが起こっていました。 先生が近づくと、そこには、理由は

          少し不思議な話(叫び声)_静岡中心街での話

          少し不思議な話(その感覚は生者と同じ)

          こんにちは、奥山さんと言います。 居酒屋の店長Rさんから同僚のKが聞いた、霊エロな話です。 Rさんは、常連の女性から自分のマンションの部屋で、毎晩霊に無理やり「されている」と相談を受けました。 その証拠に、女性が服をめくり肌を見せると、強い力で押さえ付けられた時に出来るあざがあちらこちにありました。 自身、視えても払う力などないRさんは、本心はとても嫌だったそうですが、真剣に相談し、泣いている女性に頼まれて、しぶしぶ女性の部屋へ行く事となりました。 女性の案内でマンション着き

          少し不思議な話(その感覚は生者と同じ)

          少し不思議な話(心霊写真は動く)

          こんにちは、奥山さんと言います。 ある日、同僚のKが「心霊写真って動くって知ってました?。」と話し掛けて来ました。 稲川淳二さんフリークの私は、稲川さんの怪談ナイトで、水面から出た顔が、初めより、だんだん正面を向く様に動く写真を観た事がある、と伝えると、そうではなく、頭から段々消えて行くヤツですとKは言います。 それって徐々に成仏してるって事じゃない?と私が言うと、違うんですと次の様に話してくれました。 Kは、居酒屋の店長Rさんから1枚の写真を見せられました。 写真にはぼんや

          少し不思議な話(心霊写真は動く)

          少し不思議な話(お巡りさんから聞いた話)

          こんにちは奥山さんと言います。 20年近く前に私達にはとてもやさしかった警察官のSさんから聞いた話です。 マル暴担当だったSさんは、今で言うと、お笑いコンビのシシガシラのアタマのさっぱりした脇田さんの風体そのままに、顔をコワモテにした感じの方でした。 Sさんはその日、白いお粉関係の容疑者を取り調べていました。 もちろん相手は「やんのかコラ!」系の、がっちりしたあちらの世界の方です。 Sさん含めて2名体制で厳しい取り調べをしていたのですが、一人が別件で呼ばれて部屋を出て行きまし

          少し不思議な話(お巡りさんから聞いた話)

          少し不思議な話(お父さんあのね 日本一速い男の話)

          こんにちは奥山さんと言います。 20年以上前まで、とあるサークルで私と一緒に汗を流していた先輩から聞いた話2話です。 1話目。 先輩には、当時、小学生の息子さんと、中学生の娘さんの二人のお子さんが居ました。 ある日、先輩と息子さんが、車で、ある橋の上に通り掛かった時、息子さんが「お父さん、いつもこの橋の歩道の上から、ずっとこちらに背を向けて川を見ているあのおじさん怖い。」と、唐突(とうとつ)に言いました。 後日、先輩は、娘さんと車でその橋を渡った先にある交差点で信号待ちの最中

          少し不思議な話(お父さんあのね 日本一速い男の話)

          少し不思議な話(ニワトリと犬とネコ)

          こんにちは奥山さんと言います。 怪談でも何でもない、人によっては怖くもなんともない、しかし私は何とも言えない気持ちになった、食に関する話2話です。 1話目。 これは、少なくとも昭和40年代までは行われていた、私が小学校へ上がる少し前に近所で見た光景の話です。 ある日、ご近所の佐藤さんちの物干しに、見慣れない物がぶら下がっていました。 それは、血抜きの為、逆さまに吊り下げられた、首の無いニワトリでした。 ========= 2話目。 まず、私はイルカをおいしく頂く人ですし、世界

          少し不思議な話(ニワトリと犬とネコ)

          少し不思議な話(居酒屋の店長Rさんの話)

          こんにちは奥山さんと言います。 同僚Kが通う、居酒屋の店長Rさんの話し、3話です。 1話目。 このRさんは、人ならぬ者を視る・感じることが出来るのですが、祓う事は出来ない人です。 Rさんは、同じく霊感のある友達の家に行くのが、そういう者達が、たいてい居るので好きではなかったそうです。 その日もRさんは、その友達から家で飲もうと誘われ、内心はイヤだなぁと思いつつ、飲みに行きました。 家に着くと、友達の部屋で飲みの場所を作っていた、霊感ゼロな友達のお母さんから、座布団が足りないの

          少し不思議な話(居酒屋の店長Rさんの話)

          少し不思議な話(聞こえて来たもの 2話)

          こんにちは奥山さんと言います。 これは、同僚のKから聞いた話です。 1話目 Kの友人Aさん(少し霊感あり)は車好きで、国産スポーツカーに乗っています。 ある日、地元からそう遠くない場所で、Aさんが乗るスポーツカーが集まるイベントが開催される事となり、それに参加するにあり、普段より気合を入れて車高を落としドレスアップした車両に乗り込んで、Aさんはイベント会場に向かいました。 かなり車高を落とした事もあり、タイヤが車体に擦れたりしていないかなどを確認する為に、室内のステレオなどの

          少し不思議な話(聞こえて来たもの 2話)

          少し不思議な話(逆走)

          こんにちは奥山さんと言います。 これはかなり昔、私が愛知県で働いていた時に、私自身が何気ない日常で体験した、お化けも妖怪も出てこない話です。 ある日の深夜、愛知から西へ向かう高速道路で、逆走した乗用車とトラックとの正面衝突による交通事故が起こりました。 当時、事故のあった高速道路で設備工事を行っていた私は、その朝も現場へ向かうため、その高速道路を使用して現場へと車で向かいました。 事故があったので渋滞しているのでは、と心配していたのですが、いつもと変わらない車の流れに安堵しな

          少し不思議な話(逆走)

          少し不思議な話(指の感触)

          こんにちは奥山さんと言います。 仕事も無事終わり、会社への帰りに以前から気になっていた古本屋さんが目に入り、休憩がてら、ふらりと立ち寄る事にしました。 これは、そこの男性の店主さん75歳が、昔、たった1度だけ体験した、決して夢ではなかったとおっしゃっていた話です。 仮に店主さんをTさんとします。 当時、古新聞の回収業をしていた25歳のTさんは、アパートで独り暮らしをしていました。 時間はまだ暗い明け方、Tさんはふと体に異変を感じて眠りから覚めました。 体が動きません、そう定番

          少し不思議な話(指の感触)

          少し不思議な話(自動扉とお雛様)

          Tさんがご自宅で体験した話です。 Tさんは新築一軒家に家族と住んでいます。 ある夜、お風呂に入っている娘さんがもう出てくる頃と言う事で、Tさん一家が家族そろって夕食をとる為、娘さん以外、キッチンにあるテーブルに着きました。 Tさんの横には息子二人が、Tさんの前には奥さんが座りその後ろには、玄関やお風呂、納戸、お手洗いなどに繋がる、キッチンと廊下を隔てる引き戸がありました。 お腹のすいたTさんは、娘が早く引き戸を開けて現れないかなと何気なく引き戸を見ていると、スッと扉が開きまし

          少し不思議な話(自動扉とお雛様)