【地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島 協力隊の任期後の選択肢を広げるKagompass-カゴンパス- 2023 夏 】
『地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島』（以下：サポーターズ）について知ってもらうにあたり、メンバーや活動紹介を毎月行っています。地域おこし協力隊（以下：協力隊）や行政職員の皆さんへメンバーの想いを届けることで、顔が見えるようになり、少しでも相談しやすい体制ができたらと思います。
今回は昨年度もご紹介した『Kagompass-カゴンパス-』についてです。2023年8月に開催された様子をレポートします。
昨年度までの様子はこちらから。
※主催：鹿児島県 企画運営：地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島 企画運営サポート：NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF
まずは、鹿児島県地域政策課・地域振興係長の長野様によるご挨拶から。
その後、運営メンバーの紹介と
サポーターズの吉村から今回の場の説明が行われました。
そして、待ちに待った隊員と企業それぞれの紹介タイム。
2分という設定でしたが、タイムオーバーの鐘が鳴り
笑いが起きるシーンもしばしば見られました。
さて、ここからは隊員と企業の面接タイムです。
・運営側が指定した組み合わせで面接×2回
・話をしたいと思った人同士で面接×2回
隊員も企業もそれぞれの想いを語り合い
あっという間に時間が過ぎていきました。
それぞれの紹介と面接タイムを通し
隊員と企業それぞれが配布されたオファーカードに「どの隊員（どの企業）とどんなことをやってみたいか？」を記入してもらいました。
マッチングの結果、今回はなんと18組が成立。
マッチングに至らなくても、企業と隊員、企業同士、隊員同士の新しい繋がりができた時間になりました。
マッチング発表の後は
今回の時間を通した振り返りを参加者で行いました。
開始前に比べて
隊員も企業も表情が穏やかにお話されていたのが
印象的でした。
振り返り後、
前回マッチングした隊員とのネクストアクションについて
報告がありました。
今回でKagompassも3回目を迎え、
過去に参加された協力隊や企業、それぞれのアクションの声も届いてきています。
【協力隊】
・隣接する地域のプロジェクトに仕事として携わり、その地域との関係性もできた。
・マッチングした企業の社員さんから声がかかり、自分の力を活かせそうなイベントに携わっている。
【企業】
・マッチングではないが、Kagomapassで知り合った協力隊に対して、進めているプロジェクトに関する意見をもらった。
・マッチングした協力隊に早速事業に仕事として関わってもらった。周辺地域に依頼した仕事ができる人材があまりいなかったので、とても良い繋がりとなった。
“手元資料としてエントリーシートを作成する際、上司に確認してもらった。細かいところまでアドバイスしてもらって、振り返りと今の想いを整理する良い機会になった。”
とマッチングに関すること以外でも嬉しい声をいただいています。
最後にKagompass事務局でサポーターズ代表の吉村氏に
第１回目から今回までの手応えについて伺いました。
“ゆるい雰囲気と繋がりが一番のポイントです。参加のハードルも低く「〜〜しないといけない」といったハードルもないので、気軽に参加し、お互いコミュニケーションがとれることがKagompassの意義だと感じています。”
“県内の企業や協力隊が一同に集まって交流する機会はほとんどありません。協力隊であれば自分の活動を知ってもらう、企業であれば自社事業について地域に根付かせ、地域内外に発信する機会になるので、どちらにもメリットがあると思います。”
次回は2024年2月の開催予定です。
多くの隊員と企業の参加をお待ちしています。
※Kagompassは鹿児島の隊員の任期後を示す羅針盤（compass）となってほしい想いから名付けられています。そのcompassの頭文字をとって”C”のポーズをとっています。
（終わり）
・取材・撮影・執筆：上泰寿（編集者）
【お問い合わせ先】
地域おこし協力隊サポーターズ鹿児島事務局
お問い合わせフォーム：https://forms.gle/D3JN2SyiEWkyk68D6
メールアドレス：okosapo.kagoshima@gmail.com
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