- 運営しているクリエイター
2020年9月の記事一覧
絶滅危惧種としての香道具
こんにちは、京都より200年の系譜をもつ香木・香道具店 「麻布 香雅堂」 代表の山田悠介と申します。「オープン・フェア・スロー」をキーワードにお香の世界に関わっています。
今回は香道に使用するお道具=香道具がどんな状況に置かれていて、香木・香道具の専門店としてどんなことができるのかを考えてみたいと思います。
香道とは、香道具とは?そもそも「香道」とはどういうものか知らない方もいらっしゃるかもし
パタゴニア|チロエ島のバンバンジーはトマトとニンニクの香り
新婚旅行はパタゴニアにいった。10年近く前のことだ。
パタゴニアはざっくりいえば南米大陸の下のほう、チリとアルゼンチンにまたがる広大な地域である。
南極への足掛かりにもなり、「世界の果て」ともいわれるパタゴニア。さすがにひとりでは行きかねていたところ、諸々のタイミング的に今しかない!というかんじで3週間の旅を決行したのである。山小屋に泊まったり、夜行バスに乗ったり、およそハネムーンという風情で
集める愉しみ:香木編
「香木との出会い」については前に書いた。強面からいただいた「木」について、その後にもう少し触れたい。
ピンセット香道を続けているうちに、必然であろうが「香道」にも興味が湧いてきた。こんなにも良い香りがするものが他にもあるのか!手元にある木は、何に分類されるものなの?教えてもらいたい気持ちが強くなっていった。
仕事にかこつけて、強面を訪問。商談は早々に切り上げ、早速香道について話を聞いた。すると
スローな香り袋「kofu」
こんにちは、麻布 香雅堂 代表の山田悠介と申します。「オープン・フェア・スロー」をキーワードにお香の世界に関わっており、noteでは「お香と100年生きてみる」という連載タイトルで文章を書いてます。今回は、わたしたちがあつかう香り袋の中でも、少しだけかわった背景をもつアイテムの背景をご紹介させていただきます。
香雅堂では、お客様からのご依頼でオリジナルのお香をつくることがあります。最近の例ですと