Wiser

人生には様々なことが起きます。誰かの良く生きるにつながれば嬉しいWiserです。

Wiser

人生には様々なことが起きます。誰かの良く生きるにつながれば嬉しいWiserです。

最近の記事

病気になるリスクを知るためのデータ開示

健康診断を受けてきた 年1回の恒例となっている。 今までに大きな病気はしていない。 「問題ない」 「年に1回の検査をまた受けてください」 と医者は言う。 それでも、結果は気になる。 例えば、がん検査をしないグループと、 がん検査を受けたグループを比べると、 検査を受けたグループの方が、 がんで死亡する人は少ない。 また、がんの可能性が有ると警告され、 生体検査さらに治療をしたが、 実際にはがん(悪性腫瘍)ではない と後になりわかることがある。 がん検診は受けた方が

    • 「対岸の彼女」角田光代著を読みました。心の壁は越えられるという前向きな感じがいい。

      専業主婦の小夜子は、旅行代理店の求人に応募した。そこで初めて会った社長の葵とは、偶然にも同い年しかも同じ大学の出身だった。現在の小夜子が社長葵と一緒に働く話と、高校生の葵が友人と過ごした夏の思い出ストーリーがオムニバスに描かれている。現在の葵と小夜子の話と、葵の夏話は、やがてつながり結末に向かってゆく。 小夜子には、他人と比べてみる性向が子供のころからあった。些細なことを意識してしまう小夜子は、社交的な友達に憧れた。 いっぽう、高校2年の夏休みに友人ナナコと葵は民宿に住み込

      • 専門用語によるリアル感とは ジェフリー・ディーバー再読(5)リンカーン・ライムシリーズ

        大好きなミステリーを再読して、発見したことを記すことにした。ミステリーの味わいを書く楽しみがふえた。再読したのは、ジェフリー・ディーバー著、池田真紀子訳、ボーン・コレクターだ。 科学捜査、警察、FBIさらに医学についても専門的な記述があるので、ノンフィクションを読むようだ。 J・ディーバーが感謝を捧げた2人ディーバーは2人の著書を参考に、ボーン・コレクターを書いた。本のあとがきに謝辞をのべている。 過去の犯罪を分析し捜査に役立てるため、または犯罪の防止のため心理学者や社会

        • リアルな映像を脳内に作る方法 ジェフリー・ディーバー再読(4)リンカーン・ライムシリーズ

          大好きなミステリーを再読して、発見したことを記すことにした。ミステリーの味わいを書く楽しみがふえた。再読したのは、ジェフリー・ディーバー著、池田真紀子訳、ボーン・コレクターだ。 科学捜査、警察、FBIさらに医学についても専門的な記述があるので、ノンフィクションのように感じる。 映画監督はフィリップ・ノイスこの小説を原作にした映画は、フィリップ・ノイスが監督した。オーストラリア出身の映画やテレビドラマの監督、プロデューサーで脚本家。スリラーやアクションの作品がある。デンゼル・

        • 病気になるリスクを知るためのデータ開示

        • 「対岸の彼女」角田光代著を読みました。心の壁は越えられるという前向きな感じがいい。

        • 専門用語によるリアル感とは ジェフリー・ディーバー再読(5)リンカーン・ライムシリーズ

        • リアルな映像を脳内に作る方法 ジェフリー・ディーバー再読(4)リンカーン・ライムシリーズ

          脳内映像を切り替える効果とは ジェフリー・ディーバー再読(3)リンカーン・ライムシリーズ

          大好きなミステリーを再読して、発見したことを記すことにした。ミステリーを読み味わうだけでなく、深いところを書く楽しみがふえた。 再読したのは、ジェフリー・ディーバー著、池田真紀子訳、ボーン・コレクターだ。 科学捜査、警察、FBIさらに医学についても専門的な記述があるので、ノンフィクションを読んでいるような小説だ。 脳内映像を切り替える3人称多視点映画になったディーバーの作品には「ボーン・コレクター」と「静寂の叫び」がある。映画のようにシーンを切り替える三人称多視点により、ボ

          脳内映像を切り替える効果とは ジェフリー・ディーバー再読(3)リンカーン・ライムシリーズ

          物語のはじまりにある仕掛けとは? ジェフリー・ディーバー再読(2)リンカーン・ライムシリーズ 

          大好きなミステリーを再読して、発見したことを記すことにした。ミステリーの味わい深いところを書く楽しみだ。ジェフリー・ディーバー著、池田真紀子訳、ボーン・コレクターを再読した。 サスペンスは、ストーリーのつづき、つまり先のことに関心が向く。ハラハラドキドキ、次はどうなるのか、吊られた気持ちを落ち着かせるため、答えを求めて読み進めてしまう。ディーバーの作品はとくに、ジェットコースターに乗っているような展開だと評される。 くわえて読者の記憶をよびおこしたり、無意識にある感覚を刺激

          物語のはじまりにある仕掛けとは? ジェフリー・ディーバー再読(2)リンカーン・ライムシリーズ 

          映像と印象を操る妙手 ジェフリー・ディーバー再読(1)リンカーン・ライムシリーズ

          ミステリーの新たな発見読んでおもしろいミステリーには、伏線や証拠をもとに、いろいろな推理ができる仕掛が用意されている。 舞台となる社会、時代、風景や専門分野について、好奇心をそそられることもある。 ストーリーと表裏一体となって、読む人を話に引き込む要は、登場人物主の性格とその人生についてだ。ある人物に感情移入すればするほど、作者の世界にどっぷり浸かり、その世界を味わえる。 大好きなミステリーを再読して、発見したことを記すことにした。ミステリーの味わい深いところを書く楽しみがふ

          映像と印象を操る妙手 ジェフリー・ディーバー再読(1)リンカーン・ライムシリーズ

          富士を見るスポット

          東京の西を流れる多摩川から東の丘陵に上がると、景色のいいスポットがある。 富士の前景には丹沢山系があり、富士が際立って見える。 前夜の雨は止み、青く澄んだ空に白い富士が映える。 いつまでも眺めていたい風景だ。清々しく気持ちがいい。 スマホで何度も富士を写したスポットがある。 お気に入りの撮影スポットがいくつかある。 富士見坂、広々とした公園、富士に向かって延びる一直線の道、駅前広場。 富士はどんな姿かと、立ち寄りたくなるスポットは、散歩の楽しみの一つだ。 その日の天気、気温

          富士を見るスポット

          我慢しいる雰囲気が嫌い

          こんにちはワシは猫。ワシから見た主人の様子を記そう。最近主人は、家にいる日が多いニャー。 五感をつかう眼の前のことに五感が向いてない、見てない、聞いてない、嗅いでない、触ってない、味わってない主人はよくない。 「聞いてる?!」妻が言う。主人は考えごとをしている。思考の世界に意識が行き、今ここに居ることを忘れている。心配事や気になることがあるからだ。五感を使っている時の方が、幸せそうに見えるニャー。 写真を撮るとき五感をつかう散歩が、主人は好きだ。散歩していたら猫がいた。梅

          我慢しいる雰囲気が嫌い

          主人が猫と一緒に考えたこと

          猫のWiserは、飼い主を助ける猫。主人と一緒に考えてみたニャー (=・ω・=) 公衆衛生、経済・社会問題の解決時期がみえていない不安 緊急事態宣言が発出されてからもう1か月だね 猫:そうなんだニャー 休業要請、病気と戦う医療従事者、感染者、患者とその家族、多くの人が自己犠牲を強いられている。辛い体験をして苦労されている人が多くて、他人事とは思えないよ。 公衆衛生問題が経済・社会問題を引き起こし解決時期がみえていない。いつまでつづくかわからない。不安だ。 主客合一とは他

          主人が猫と一緒に考えたこと

          危険な時に気づいたこと

          商店街の歩道を降りて道を反対側に渡ろうとしたとき、危うく轢かれそうになって冷や汗をかいた。長い緩やかな下り坂を自転車がスピードを上げて近づいていた。キキキーー急ブレーキをかけ、滑って倒れそうになったお兄さん「バカヤロー。危ないじゃねーかー」。 視界には入っていたはずだが、気づかなかった。10年前の出来事だ。その瞬間に目が覚めた。轢かれて打ち所が悪ければ、死んでいたかもしれない。ボーとしていることに無自覚だった。このままではまずい、お金の問題に取り組むと決めた。何が原因なのか

          危険な時に気づいたこと

          お金の問題をデータにしてわかること

          お金の問題はExcelに金額を打ち込み、眺めることにしている。頭の中でもやもやとしている問題は、いつまでたっても解決できない。金融危機の時に失業して収入が途絶えた問題は、Excelデータにしてながめることから始めた。「なぜ失業したのだろうか?」「あのときこの会社を選ばなければ」「家族に迷惑かけて申し訳ない」などと考えている場合ではなかった。考えるのがつらい問題を心理的に自分と切り離して直視するには、客観的なデータにすることだ。データには人格がない、自分ではない厳然たる事実がデ

          お金の問題をデータにしてわかること

          使い途でお金を分類してわかること

          銀行通帳は使っていなかった。ネットバンキングを使って毎月の残高をみるだけ。毎月の支出が収入を越えることはなく問題はない、お金の管理はしっかりやっているから、大丈夫だとおもっていた。大きな出費となる教育、旅行などは、計画的に定期預金にしていた。一生懸命働けばいいと安心していた。ところが、2008年の金融危機により収入が途絶えた。会社が事業を売却し、次のことを考える間も無く職を失った。なんとかなるだろうと、お気楽だった。だが徐々に重たい気持ちになり、行動を鈍らせていった。 新た

          使い途でお金を分類してわかること

          生活を守るための投資を始める決断はどうして可能だったのか

          銀行普通預金と定期預金に100%、生命保険と医療保険。そして住宅ローンをかかえていた。定期預金の毎月自動積み立てと、企業型確定拠出年金をしていた。これが2008年の金融資産と負債の状況だ、おかげで金融危機による資産の減少はなかった。 統計によると日本の家計は51%が現金・預金になっている、欧米にくらべ投資は少ない。平均的な家計よりさらに少なく、確定拠出年金に投資信託が少しあるだけだった。株式型投資信託より安定した国債と優良企業の社債に投資する投資信託だ。日経平均はニューヨク

          生活を守るための投資を始める決断はどうして可能だったのか

          安全志向の人のための投資とは

          金融危機から10年 「銀行や郵便局の預貯金だけでなく、投資をしたほうがいい」という記事が気になったのは2008年末だった。株と外貨預金で損をした経験があり投資はしていなかったので金融危機による被害はなかった。チャンスかもしれないとも考えたが、米国の大手金融機関を政府が支援するニュースが思いとどまらせた。思い切って投資していれば、利益は大きかっただろう。世界経済が低迷する時期に、投資を始めることには不安があった。大きなリスクをとって投資すれば、リターンは大きくなる。しかし安

          安全志向の人のための投資とは