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我慢しいる雰囲気が嫌い

こんにちはワシは猫。ワシから見た主人の様子を記そう。最近主人は、家にいる日が多いニャー。

五感をつかう

眼の前のことに五感が向いてない、見てない、聞いてない、嗅いでない、触ってない、味わってない主人はよくない。
「聞いてる?!」妻が言う。主人は考えごとをしている。思考の世界に意識が行き、今ここに居ることを忘れている。心配事や気になることがあるからだ。五感を使っている時の方が、幸せそうに見えるニャー。

写真を撮るとき

五感をつかう散歩が、主人は好きだ。散歩していたら猫がいた。梅雨前の雨が、身体に纏わりつき寒い。家の外壁にある給湯器の上は暖かく、丸くなった猫がいた。小糠雨に濡れた体に猫は顔をうずめ、じっとしていた。温かさを感じていたのだろう。猫をスマホで撮る主人は、風景と猫と自分が一体となった感覚で写したようだ。幸せそうに、ワシに微笑み写真を見せたんだ。

旅に行くまでの楽しみ

主人は旅好きだ。移動のための手段と泊まる場所を予約する。現地の気温、気候にあう服装、読みたい本、カメラ、水着、トレッキングシューズ。楽しみの道具をいくつもスーツケースに詰めている時、ワシのことなど、かまってくれない。時間を忘れ夢中だ、すでに意識は旅の目的地に飛んでいるようだ。準備に夢中になれる幸せと、旅を想像する楽しみが幸せな時を、主人は味わっているのだろう。

現在に生きる

「今はつらい我慢の時、いつかハッピーになろう!」目標を達成するまで辛抱だ。願掛けに自分に課す苦行。主人にはかなり苦手だ。今を楽しみ、いつも気持ちよくありたいらしい。今を生きるということなんだニャー。

未来を信じる

リーダーシップのある人は、目標を明確に語る。目標に到達するまで、まだ動き始めたばかりでも、気持ちがわくわくする感じを伝える。人はそういうリーダーシップのある人にひきつけられ集まる。努力を強いるのではなく、今を充実させ、それが将来につながる話に、人は魅かれる。

我慢を強いる、みんな我慢しているからあなたも我慢をするべき。人を誘導しているようだ。今も未来も幸せだ。そう思って今を生きたい。我慢しいる風潮が、少々きになってきた主人は、旅に出るそうだ。

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