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トルコで蒸し風呂『ハマム』初体験 つるつるになる? 【旅行記】

おはようございます。

『ハマム』って知っていますか?トルコの伝統的な公衆浴場で、ローマ帝国の浴場に起源があるそうです。

モロッコにもハマムがあるようで、パーリーメイさんの高級ハマムでの衝撃体験の記事が、本当に衝撃的で面白かったです。

今日は、私がトルコで体験したローカルなハマムについて、書いてみます。


トルコ サフランボル

ハマムに行ったのは、トルコのサフランボルという町。

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サフランボルは世界遺産。

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のどかな田舎町で、赤い屋根の家々が並ぶ景色がとても素敵で印象的。

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ハマム到着

町の真ん中にある、大きくて赤く丸い屋根の並ぶ建物。ここが、歴史的なハマム『Tarihi Cinci Hamamı』。

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女性用の入口から中に入ると、薄暗い部屋の中に個室が壁沿いに並んでいて、ここが更衣室 兼、お休み処。

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貫禄のある女性が現れ、身振り手振りで、個室で服を脱いで下の肌着だけつけて布を巻いてくるよう指令を受ける。

世界遺産の町だけど、スタッフさんはトルコ語しか話せないよう。

電話ボックス2つ分くらい大きさの部屋で支度をする。

個室の壁に、日本語や中国語、英語などで「パンツは履いてください!」と張り紙が。
全部脱いじゃう人もいるんだなあ。

ハマム初体験!

パンツ一丁にチェック柄の布を巻き、個室に鍵をかけ、そろりそろりとハマムの中へ。

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✴︎サフランボルのモスク

中は広々としていて、モスクのようなドーム状の高い天井。窓から光が入り、湿度の高いハマムの中をほわほわ幻想的に照らしている。

ハマムに浴槽はなく、洗い場とサウナ、そして大理石の台があるのが一般的なよう。

ハマムの中央に、大理石の台が。

ハマムには温かい大理石の台があり、そこで寛いだり身体を温めたりする。
身体が温まったら、垢擦りをしてくれる。

というネット情報を見ていたので、まずは大理石の台に座ってみる。

じんわり温かく、気持ちいい。
転がってみようかな、と横になりかけたところで、ケサジさん(アカスリ担当の人)登場。
早いよ。まだ温まってないよ。

転がりかけている私の手を引き、こっち。と顎で示して連行される。

このケサジさんは、さっきの女性とは別の、おかっつぁん!という感じの縦にも横にも大柄な女性。

アカスリスペースに案内され、台の上にうつ伏せになるようにジェスチャーで示される。

巻いていた布をふんぬ!と取られた、と思ったら、バシャー!っとお湯をかけられた。

アカスリ スタート

間髪入れず、アカスリ開始。

期待を裏切らない、激しいアカスリ。身体が動くくらいの力強さで、全身くまなく擦られる。

はじめは、ちょっと痛い…と思っていたけれど、ゴシゴシのマッサージ効果か、夢見心地になってくる。

全身のアカスリが終わると、もこもこの泡をバケツいっぱい作るケサジさん。大量の泡が全身を包み、すみずみまで洗われる。

うつ伏せ、仰向けと、姿勢を変える度にベジベジ叩かれ合図され、最後に台に座り、シャンプー。持参したシャンプーを渡すと、これまたもこもこに泡立てて洗ってくれた。

頭からお湯をザバザバとかけられ、溺れないように目と口を閉じるのに必死。

全身のアカスリマッサージと洗浄で身体はポカポカ。

ケサジさんにトルコ語で「ありがとう」と言うと、はっはー!と笑いながら去っていった。

お客さんはトルコ人が数人いただけで、ケサジさんもお客さんと喋ったりして寛いでいる。

あとは最初の大理石の台に戻って温まったり、のんびり過ごしてハマムを堪能した。



銭湯みたいな

お休み処でジュースを飲んで、クールダウン。銭湯みたい。

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アカスリ付きのフルコースで、料金は1000円くらい。アカスリなしの入場だけの料金もあり。

スッキリさっぱりして血行も良くなって、とても気持ち良かった。
お肌もいつもより柔らかく、ツヤツヤしているような気がする!


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ハマムの大事な注意事項

激しいアカスリでパンツがヨレヨレのボロボロになるので、パンツは使い捨てのものか、ヨレヨレになっても良いものを履くことを、オススメします!


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