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わたしがよく利用する【対義語・反対語辞典】。
オンラインで簡単に調べられるので重宝しています。


この対義語辞典で『恐怖』を調べてみると・・・「なし」と表示されます。
つまり、恐怖の対義語はないんですね。


あまのじゃくなわたし・・・恐怖の対義語になりうる言葉を考えてみたくなりました。

ということで今日は、ヨシタケシンスケさんに倣って「恐怖の対義語は○○かもしれない」というお話しを書いてみます。




1.『安心』かもしれない


『安心』の対義語は『不安・心配』です。

恐怖を感じるとき、心は落ち着かず、不安や心配が渦巻いているはず。
いつ何が起きるかわからないため、常に気を張っている状態です。

それは非常に疲れますし、心が休まりません。
何時間も、何日も、何か月も続くと思うと・・・
余震が続く地域のみなさんは、まさに恐怖に襲われている状態です。

その恐怖が解消されたときに、ようやく「ほっ」とした気持ちになれるのではないでしょうか?
「やっと安心して暮らせる毎日が帰ってきた」
そう感じられてはじめて、恐怖から解放されたと実感できるのでしょう。


2.『勇気』かもしれない


『勇気』の対義語はありません。

何かに挑むとき、「自分にはできる」「きっとうまくいく」という自信の源にあるのは勇気です。

「失敗したらどうしよう」「うまくいくはずがない」という弱気な自分、恐怖に負けそうな自分を奮い立たせるのは、勇気です。

終わらせる勇気があるなら 続きを選ぶ恐怖にも勝てる

BUMP OF CHICKEN「HAPPY」より引用
作詞:藤原基央 / 作曲:藤原基央

この歌で、勇気と恐怖は対義語のように使われています。

恐怖に打ち勝つための勇気―――そう捉えると、対義語として位置づけられる言葉に見えてきます。



3.『希望』かもしれない


『安心』の対義語は『失望・絶望』です。

希望には「ああしたい」「こうなりたい」という夢が詰まっています。
将来に向けて、明るい未来を思い描いて進んでいくというイメージがあります。

一方で失望・絶望は、現実に打ちのめされて希望が持てなくなった状態を表しているように感じます。「何をしたって無駄だろう」とあきらめてしまっている状態です。

では、恐怖はどう位置づけられるでしょう?

人を動かすには2つの方法があります。
それは、「希望を与えるか」「恐怖を与えるか」です。

わたしは、大切にしたいポイントは「希望」、ルールは「恐怖」と捉えているのかもしれません。

場づくりにおけるグラウンドルールは重要。でも『ルール』でいいの?
オカベ ヤスユキ

先日、このようなnote記事を書きました。
このときに考えていたのは、人が動く理由は『希望』か『恐怖』かというものでした。

失望や絶望は、おそらく動かない・動けない状態になってしまうのではないでしょうか。

それに対して恐怖は、「怒られたくないからやる」「叱られるくらいならがんばる」と前向きではないものの、行動する理由にはなり得ると考えています。

ネガティブな理由で動く要因を『恐怖』と位置づけるなら、ポジティブな要因は『希望』になるのではないかと、仮説を立てたわけです。


北斗の拳のケンシロウとラオウ、
ドラゴンボールの孫悟空とフリーザ、
ワンピースのルフィと黒ひげ、
いずれも『希望』と『恐怖』の対比になっていると感じます。

どちらも人は動き(動かされ)ますが、その人々の幸せや満足度は180°違います。
受け取る側の気持ちを考えると、やはり対義語の関係になっていると思えて仕方ありません。


4.考えるのって、おもしろいかもしれない


今日は『恐怖』の対義語となりうる言葉について、様々な視点から可能性を探ってみました。

「安心・勇気・希望、どれも一理ある」

それがわたしの結論です。


おかげで、自分をふりかえる基準ができました。

それは、わたしが発する言葉が「安心や勇気や希望を与えるものとなっているのか」という視点です。
裏を返せば「恐怖を与える言葉になっていないか」と考えることです。

不安をあおり、失望させ、勇気をくじくようなものの言い方・伝え方になっていないか?
安心や勇気や希望を与える言葉に変えて表現しているか?
そんな視点で自分を省みるよいきっかけとなりました。

こうやっていろいろと考えること自体、わたしが大好きなのだと気づかされます。

「うん、おもしろいかもしれない」

そんなことをヨシタケシンスケさん風に感じた今日のnoteでした。




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