「どんな色眼鏡をかけているか?」は、様々な学びを通じて“自ら気づくこと”が大切だよね
「同じできごとを体験しても、その感じ方・捉え方は人によって異なる」
・・・というのは理屈ではわかるんですが、じゃあわたしはいったいどんな感じ方・捉え方をしているのか?
それを把握するのはなかなか難しいんですよね。
そこで、「複数人で同じ体験をして、お互いにどう感じたかをやり取りする機会を設ける」ことで、この感じ方・捉え方の違いを認識することが望まれます。
すると、自分と他者とではキャッチする言葉や見ている部分が異なったり、同じ言葉や行動でもそこに見出す意味が違ったりと、想像以上に違うということを味わうことができます。
そのためにこのような機会を活用してはいかがでしょうか?
例えば、JCDAが提供するキャリアカウンセリングです。
自分と同じ体験をする人がいない場合は、もう一人の自分との対話を通じて感じ方・捉え方を確かめてみる方法があります。キャリアカウンセリングでは「あかたも自分自身と話しているかのような体験」ができます。「ああ!そうだったんだ!」と自分のあり方を確かめられるのがよいところです。
他にもこんな機会があります。
このイベントでは通常よりも短い2日間で体験します。いわば合宿のような形態で自分の感じ方・捉え方に気づく学びです。
日常(家庭や仕事といった日々の人間関係)から離れ、一個人としてどうあるのかを確かめることができる貴重な機会です。
共体験が生み出す気づきは、想像以上に大きなものです。自分が体験したことをすぐさまふりかえり、「今ここ」での心の動きやお互いの関係性に目を向けることができます。日常から離れた体験だからこそ味わうことができる貴重な学びとなるでしょう。
さらにはこんな機会もあります。
職場の中で、まずは半径5m以内の持続不能(ムリ・ムダ・ムラ=不○○)な部分に着目し、これを課題として改善することで仕事がスムーズに流れるようにします。すると提供する商品やサービスが社会をよりよくしていき、それが転じて世の中を持続可能にしていくという学びです。
わたしが学んできた「職場の基礎代謝(r)」「不の解消マネジメント(r)」を、組織に拡充したものが「職場のSDGs・ESG」です。学びの中でのやり取りを通じて、自分自身がどう感じ、どう捉え、どう行動しているか、はたまた何をよしとしているかなどに気づくことができます。同じ職場の仲間とともに学ぶと、相互に感じ方・捉え方の一致/不一致が明確になるので、職場内でのコミュニケーションが生まれて不が解消されていきます。
他にもまだまだたくさんの学びが世の中にはあります。
リスキリングや学び直しが注目されるいまだからこそ、自分がどんなものの見方・捉え方をしているかを確かめるような学びも、手軽に見つけることができます。
色眼鏡と例えられるように、自分の感じ方・捉え方は独自のものであり、フィルターがかかっているのは当たり前です。(”当たり前”と言い切ってしまうところに、わたしの色眼鏡が見え隠れしていますね)
ただ、「自分がどんな色眼鏡をかけているか」までを把握している人は少ないのではないでしょうか。気づかないところでたくさんのフィルターがかかっていますし、まして”よし”とする色眼鏡は変えようとすら思いません。
だからこそ、日常から少し離れた体験をすることで自分の感じ方・捉え方に気づける機会は、本当に貴重だと思います。
わたしも今月はいくつかの学びに参加して、どんなフィルターが強く働いているかを確かめるつもりです。自分を知ることが他者理解の上ではとても役立つと感じているので、これからも積極的に学んできます!
わたしのnote読者のあなたと、どこかでご一緒できたらうれしいですね♪
明日も佳き日でありますように
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