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読み屋の雑談

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読んでよかった本について書きます。
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記事一覧

【2021年下半期】読んでよかった本7冊

2021年ももう終わる。 転職・結婚・出産・育児・引越し・・。いろんなことにがあった1年だっ…

【2020年下半期】読んでよかった本6冊

2020年はたくさん読むことができた。 コロナで家にいる時間が増えたせいか、ゆっくりと本を読…

エンドロールのその後にも物語は続いている

カーテン越しに日差しがあたり、うっすらと目を覚ます。 有給消化中の水曜日の朝。休みの日の…

僕の『ちびまる子ちゃん』が終わった日

小学生のとき。 日曜日の夕方には「ちびまる子ちゃん」と「サザエさん」がテレビでかかってい…

『観察』とは無意識を意識化すること

『観察』とは、なんだろうか。この1ヶ月くらいずっと考えこんでいたのだが、ようやくその答え…

青春とは可能性の消費である。

青春とは可能性の消費である。青春小説を読むとこのように思うことがしばしばあるのだが、その…

自分の意思があるところに「クリエイティビティ」は発揮されるのだと思う

クリエイティビティとは何だろうか。 自分にはクリエイティビティはあるのだろうか。 「創造性」「独創力」と訳されるこの言葉。人間の創造性はどんなときに発揮されるのか。 クリエイティビティについて考えるようになったキッカケは、「自分をいかして生きる」という本を読んでいて、この一節に出会ったことだ。 クリエイティビティー(創造性)とは仕事の内容より、むしろやり方、それに対する姿勢。ひいてはあり方に関するものだと思う。 たしかにそうかもしれない。 エンジニアやデザイナー、

『ライフハック大全』を読んで、実践してよかった8個の習慣

僕は「習慣化」が大好きです。毎月のように、新しく習慣にできることはないかなーと考えたりし…

【2020年】仕事のやる気を高めてくれた本を4冊紹介する

どんな人でもモチベーションの浮き沈みがあるもの。毎日仕事してれば、マンネリ化は避けられな…

挑戦と能力のバランスがとれているとき、人は「夢中」になりやすい

「夢中」ほど最強の状態はない。何事においてもそう。 「夢中」の何がすごいかって、やってい…

「今の自分を辞めて、別人になりたい」という願望の普遍性

別人になってしまいたい…という願望は誰もが少なからず持っている。こんなことを思ったのは一…

【2020年上半期】読んでよかった6冊の本

2020年も半分が過ぎた。今年は家にいることが多かったおかげか、例年よりもたくさんの本を読ん…

チームの「文化」は行動の積み重ねでつくられる 『WHO YOU ARE』

『WHO YOU ARE』は、かなり面白い本だった。組織の文化をどう作るかということを探求している…

気づけばずいぶん遠いところまで来てしまった 『時をかけるゆとり』

朝井リョウさん著『時をかけるゆとり』を読んだ。彼の大学時代のエピソードを元にしたエッセイだ。 朝井さんの作品は、直木賞を受賞した『何者』を読んだことがあった。就活をテーマにした小説なのだけど、これが結構シニカルな内容。だから、今回のエッセイも皮肉を含んだ内容なのかなと思いきや、大学生「あるある」な笑える話の連続で、かなり読みやすかった。 朝井さんとは年齢が近く、ほぼ同学年ではなかろうか。エッセイで出てくるのはもちろん彼のエピソードなのだけど、自分の話かなと思うくらい似てい