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グローバル&地方編

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世界各地や日本各地を眺めてみて経済面から考えた note。
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2021年2月の記事一覧

益々大きくなる「物価上昇」の足音。

 「ちょっとしたマーケットの変化@2021.1.30」冒頭で「12月ドイツCPIが予想を外れてあまりに…

損切丸
3年前
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何か「裏」があるんじゃないかなぁ...。

 元・総理のM会長の発言が ”炎上” している。現役の頃から ”失言癖” があって筆者も好き…

損切丸
3年前
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”雪解け” が加速する国債市場 ー 今度はイギリスが「金利上昇」本格参戦。

 アメリカに比べて動きの鈍かった欧州の国債市場だが、ようやく ”雪解け” の気配が見えてき…

損切丸
3年前
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走り出した日経平均。

 「損切丸」同様、今日(2/8)の日経平均の急騰を見て驚いている方もいるのではないか。何と…

損切丸
3年前
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ちょっとしたマーケットの変化@2021.2.12 ー 物価上昇率(CPI)は米中共に鈍化。相場…

 1.1月CPI:中国がまさかの@▼0.3%転落( ← 12月@+0.2%)...。アメリカも@+1.4%で伸…

損切丸
3年前
8

「金利」と「株価」の "化学反応" ー ”枠外” の「仮想通貨」とドル反転の兆し。

 金利水準としてはまだまだの感もあるが、*米国債を中心にかなり早いペースで世界中の金利が…

損切丸
3年前
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「外債投資」アップデート@2.19.2021

 昨日(2/18)も欧州国債は売り込まれて金利は大分上昇してきている。こうなると債券トレーダーの関心は「どこで下げ止まるか」。今回は海外からの投資、いわゆる「外債投資」に焦点をあててアップデートしよう。  標題に添付した表は邦銀が3か月物の外貨を為替直先(FX FWD)で円投(えんとう。円をドルやユーロなどの外貨に換えること)して「ヘッジ付外債投資」した場合の「キャリー益」(金利差による日々の収益)を示す。  例えば10年米国債@1.30%に投資した場合は+0.90%で、

ちょっとしたマーケットの変化@2021.2.20 ー 加速する「金利上昇列車」の中で。

 これは金利市場の1つの特性なのだが一旦走り出すと速い。2020年まで「ほとんど死んでいた市…

損切丸
3年前
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「オーストラリア特急」発車。 ー "資源通貨国" の金利上昇と「インフレ」。

 「5~6年前からインフレは始まっている」  これは「損切丸」の自説。基本的に日本における…

損切丸
3年前
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「バブル」と「ショートスクイーズ」 ー "チューリップ・バブル" の教訓。

 さてクイズです。下のチャートは選択肢の内のどれでしょう。  ①上海総合指数  ②ナスダ…

損切丸
3年前
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ちょっとしたマーケットの変化@2021.2.24 ー パウエルFRB議長の議会証言から。

 “The economy is a long way from our employment and inflation goals, and it is likely …

損切丸
3年前
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淡々と進む日本国債(JGB)金利上昇。 ー 10年は ”あっさり” @0.10%突破。

 「YCC(イールドカーブコントロール)で10年国債の取引レンジを現行の@▼0.20%~+0.20%か…

損切丸
3年前
9

「金利引上競争」の号砲が鳴る。 ー ドイツ国債が唯一の "アンカー" に?

 いよいよ「金利上昇列車」が世界中で走り出した。まるで「金利引上競争」だ。昨年後半から燻…

損切丸
3年前
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消えゆく「マイナス金利国債」 ー 金利の ”パラダイム・シフト” 。

 立て続けの投稿で恐縮だが、さすがに金利市場がこれだけ動くと金利専門の「損切丸」としては書かざる得ない。今しばらくご辛抱を。  昨日(2/25)10年米国債は一時@1.60%を突破するという、業界用語で言う ”ぶん投げ” 相場になり、マーケットをざわつかせた。動きが急だっただけにショックは株式市場にも伝播し、NYダウもナスダックも年初来の上げをほぼ帳消しにしてしまった。金利上昇を恨めしく思う投資家もいたことだろう。日経平均も前場で▼1,000円近い暴落商状だ。  米国債で