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深読み探偵 岡江 門(おかえもん)
2018年9月19日 23:14
さて、第五章『STILL LIFE』の解説をしよう。例によって僕はイサク・ディーネセンの小説版『バベットの晩餐会』をもとに解説しています。STILL LIFE?「平穏な生活」っちゅうことか?普通に訳せばそうなんだけど、そんな単純なハナシじゃないんだ…表向きは「平穏な生活」に見えるけど、実際は違うんだよね…第5章で描かれることを要約するとこうなる…「バベットにルター派プロ
2018年9月17日 19:44
さて第4章「パリからの手紙」の続きを解説しようか。前回は無駄話ばかりで全然先に進まなかったな(笑)ええかげんな奴じゃけん、ほっといてくれんさい♪もうええわ!『刑事物語』の樹木希林、亡くなっちゃったね。ふつう「『寺内貫太郎一家』『ムー』『はね駒』などのTVドラマでお茶の間の人気者となり、その後は『東京タワー ~オカンと僕と、時々、オトン~』『万引き家族』などの映画で見せた演技
2018年9月16日 20:25
さて、前半の山場である第三章も片付いたことだし、次は第四章の解説といこうか。前回を未読の方はコチラをどうぞ!第四章のタイトルは「A LETTER FROM PARIS」や。カナダからとちゃうで、パリからの手紙やで。第四章は、第三章で描かれたオペラレッスンから15年後の出来事。マチーヌは34歳、フィリッパは33歳、そしてお父さんは亡くなっている。筑摩書房版だと「16年後」