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鑑賞*置薬屋が来て春の扉を開けてゆく

関 成美

『多磨俳句選集 第四輯』(令和元年)所収。

どんなに冬が寒くても春は必ずやってくる。
置き薬があれば、置薬屋が必ずやってくる。
冬の間は、訪れる人もなかったのだろうか。
春になって初めての訪問者と会話が弾む。
まずは時候の話から。
それは春を見つけた話。

(岡田 耕)

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2022年5月23日付

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