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芸宿日記

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石川県の金沢市、金沢美術工芸大学の生徒が主にいるシェアハウス兼アートスペースのようなスペースに暮らしているので、一住人として日記を書いてまとめています。 【芸宿Twitterア… もっと読む
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記事一覧

芸宿103 田中宏和個展 「GRAY」

芸宿103 田中宏和個展 「GRAY」

 久しぶりの展覧会の記録記事となります。

 芸宿103ギャラリーにて9月23日(金)〜10月5日(水)の期間、金沢美術工芸大学 彫刻専攻大学院1年生の田中宏和による個展「GRAY」展が開催されています。

展覧会詳細

 記事執筆中の段階で絶賛開催中の展示でございます。

 また、本展覧会はオテラート2022のサテライト会場という位置付けで展開させていただいております。

 オテラート2022の

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芸宿:個展 とくしゅんWOLRD の記録

芸宿:個展 とくしゅんWOLRD の記録

芸宿の展覧会アーカイブ。
単に写真撮ってから間が空いたので、いろいろ義務的にまとめなければという所で書いているので、非常に簡素な内容になっています。

展覧会概要

 展覧会名:とくしゅんWORLD
 会期:2022.8.11(木)~8.15(月)
 時間:10:00~18:00

  金沢美大彫刻科を卒業し、一度は東京に就職した後、いろいろあって金沢に戻り、今回展示してくれました。

 作品制

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芸宿日記 7月26日 長谷川新講義 「イザナギと呼ばれた時代の美術-アメリカ、沖縄、ヴェトナム、日本」 7月27日 山本浩貴 Art of the Post-Anthropocene  ポスト人新生の芸術 刊行記念イベント 

芸宿日記 7月26日 長谷川新講義 「イザナギと呼ばれた時代の美術-アメリカ、沖縄、ヴェトナム、日本」 7月27日 山本浩貴 Art of the Post-Anthropocene ポスト人新生の芸術 刊行記念イベント 

 芸宿日誌という、芸宿のイベントや展示のアーカイブを目的とした備忘録という名のブログ。
 2つのトークイベントをまとめてタイトルに突っ込んだので、記事のタイトルが長い。

 まず、1つ目。
 

長谷川新講義「イザナギと呼ばれた時代の美術-アメリカ、沖縄、ヴェトナム、日本」

について。
 開催の経緯について、詳しく知らないけれど、大学の特別講義の延長で開催されたイベントです。
 芸宿を使って90

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芸宿日記:芸宿9周年を振り返る。

芸宿日記:芸宿9周年を振り返る。

 芸宿9周年の振り返る。

 といっても現在、芸宿でやっていた演劇の打ち上げに便乗して、芸宿9周年のイベントの打ち上げもしている状況だ。
 隣では演劇の人たちがガチガチの反省会をしている。
 芸宿彩度の人間は麻雀をしている。
 同じ部屋の中だ。
 その中で、僕は酒を飲んだ状態、酔っぱらって変なテンションの状態で振りけぇろうとしていう。
 正直カオスだ。 
 
 そんな状態で備忘録というか、振り返り

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芸宿103ギャラリー:劇団出会い頭 鑑賞レポート

芸宿103ギャラリー:劇団出会い頭 鑑賞レポート

 今日は、先日書いた劇団出会い頭さんの演劇を観に行ってきた。
 ネタバレしない程度にというか、演劇は体験なので実際見ないと良さがわからない。
 一番いいのは、会場が家の下の階という近さである。

 上の階に住んでいるという事で、前日から稽古の声や振動がよく聞いていたので、すごそうとか、けっこう期待はしていた。
 103のギャラリーという狭い空間でどうやってお客さんを呼んで演劇をするんだろうという興

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芸宿日記:演劇×九周年イベントやります

芸宿日記:演劇×九周年イベントやります

 しばらくぶりの芸宿の記事です。
 今度のイベントはこちら!

劇団出会い頭による、謎解き演劇!

 日程:6月4日(土)5日(日)11日(土)12(日)
 時間:11時/14時/16時/19時 料金:1000円

 ということで、これを書いている今まさに、前日という事で103ギャラリーでは本番に向けて最後の稽古中です。
 僕の住んでいる部屋がその真上なのでもう、振動から声まで、本気の演劇やってい

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5/17 芸宿日記 同窓会は突然に

5/17 芸宿日記 同窓会は突然に

 昨日は、101号室で人が集まったりしていた。

 なんか知らないが唐突にNTR(寝取られ)についての話が始まり、有識者を呼んでの寝NTR講義が行われた。

 と訳のわからないことを書いているので、こうなった経緯を説明しよう。
 
 数日前から東京の「いい貸家」というスペースに籍を置いてる「ドア」と呼ばれている青年が芸宿に滞在しており。

 そのドア青年が101号室の掃除に模様替え、さらには棚の増

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芸宿日記 5/4「浮遊号」 伊藤日向子 個展

芸宿日記 5/4「浮遊号」 伊藤日向子 個展

 こんにちは、ゴールデンウィークらしいですが、いかがお過しでしょうか。
 芸宿では本日より、103ギャラリーにて記事のタイトルにもある展覧会が開催されています。
 その展示のレポートとなります

詳細

『浮遊号』 伊藤日向子 個展
 会期: 5月3日(火)〜5月14日(土) 13:00〜18:30
 風景に纏わる映像と絵画
 会場:芸宿103号室(石川県金沢市小立野4-2-1すみれ台ハウス)

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芸宿日記 3/13 イベント「本棚命名イベント」がありました

芸宿日記 3/13 イベント「本棚命名イベント」がありました

 ■イベントについて イベント詳細

芸宿にある本に関しては過去に話題にした記事があるので引用。

 まず、イベントの概要を解説してみましょう。
 本棚の名前を決めるイベントですが、それについて区別しておいてほしいポイントがあります。

所蔵されている本(蔵書)

本を納めている構造物(本棚)

 という区別です。

 まず蔵書については、まとまりを持った本のコレクションという意味で、芸宿の本に関

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芸宿日記 3/12  芸宿にスペシャルゲストが来た 

芸宿日記 3/12 芸宿にスペシャルゲストが来た 

■初めに昨日はパープルームの梅津庸一さんとコレクターの「みそにこみおでん」さんが芸宿に来ました。
 今日の記事は、ゲストの紹介や、その中で紹介された面白い作家さんの紹介になります。

■ゲストの紹介 事の経緯は、梅津庸一さんが長野でお仕事があったので、そのついで⁉︎に金沢まで来て、いろいろ見物しようということで、芸宿に来たそうです

 今回のゲスト、梅津庸一さんがどんな人物かというと、上の写真のよ

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芸宿日記 3/10  「新歓ぽいことがありました」

芸宿日記 3/10 「新歓ぽいことがありました」

 同時多発的にどこからともなく人が集る、という出来事が冬の間全く無かった。最後にこの感じ空間にいたのはmいつぶりだったろうか、思い出せないくらい久しぶりだ。

 いつも通り、作家だったり学生だったりが集まっていて、面識がないのか自己紹介をしたりしなかったりしている。

 筆者は社交力がないので、その宴会の空間で話に講じる事ができない。
 なのでこうして、宴会の中でiPadのタッチスクリーンをピトピ

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芸宿「キミの映像素子は笑っているか?」展

芸宿「キミの映像素子は笑っているか?」展

2022年2月8日(火)から2月25日(金)の期間で芸宿203ギャラリーではradicakOtaによる展覧会「キミの映像素子は笑っているか?」が開催されています。

 Otaさんは広島で「apanda」というスペースを営んでいる方です。

 かなり遠方の方ですが、旧芸宿の時代に一度来たことがあったそうで、そういったつながりから移転後に一度展覧会したいという経緯があります。
 遠くてもやりたいという

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芸宿203 ナガヤマスイ個展「ウミガメ」

芸宿203 ナガヤマスイ個展「ウミガメ」

寒いです。
全く過ごしやすくない日々を皆様いかがお過ごしでしょうか。

 芸宿という場所は、寒くなると人の集まりが悪くなるし、ギャラリーも暖房が一切なく、コンクリートばりの箱ですので、この時期は冷蔵庫かってくらいに冷え込む。
 だから冬になると、何も起こらなくなるのです。

 今回の日記は、そんな寒い2月に芸宿で行われた展覧会「ウミガメ」展の感想文となります。

「ウミガメ」展 1月29日~2月3

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芸宿日記12/13 芸宿103「ざこね」展

芸宿日記12/13 芸宿103「ざこね」展

「ざこね」という金沢美大の学部生の展覧会が先日までの期間で開催されていました。
 本日の記事はそのまとめと言いますかレポートになります。

・展覧会概要

 専攻の異なる6名の金沢美大の1年生たちによるグループ展となっております。

  大学のゼミがキッカケて知り合った6人によって企画された本展覧会、
ステートメントには、ゼミの活動で共同生活を送った経験から、人と人とのかかわりの重要性を認識し、そ

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