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〇〇が作った舞台の上で踊っている

世界中に流通しているお金の総量のランキングです。

総資産(ドル)
1位アメリカ
15兆530億ドル

2位中国
5兆3170億ドル

3位ドイツ
2兆3100億ドル

4位日本
1兆4170億ドル

なにが言いたいのかというと、

1位のアメリカと、2位の中国のひらきが3倍ほどの差があったりします。

なので、

現代の資本主義社会はアメリカのマネーによって動いているんですよね。

アメリカが作った舞台の上で、わたしたちは踊っている。

どうしてアメリカの金利が円安に関係するのか

金利とはいわばお金のレンタル料。

金利と円安の関係を、確認しておきたいので書きます。

これまでアメリカってすごく景気がいいんだけど、インフレになって物価があまりにも高くなりすぎている。

なのでインフレを抑えようとして金利を上げた。

つまり、

景気を落ち着かせたいんですよね。(ドードー)

銀行が金利を上げると、
たとえば

新たな仕事をしようとして、銀行からお金を借りようとしても、これまでより多くの利子というレンタル料が預けているお金につくので、

みんなあんまりお金の借りなくなる。

そうすると、新たな仕事があんまり誕生しなくなる。

結果的に景気が落ち着く。

そうやって、アメリカはどんどん金利を上げてるんですよ。

一方、我が国日本は

景気が悪いから、どうぞ皆々様、銀行からお金を借りて新しい仕事を始めてください状態。

だから金利はほとんどゼロですよ。

銀行にお金を預けておいてもちっともマジで増えませんでした。

ほかにも、

たとえば住宅ローンの金利を組むと安いから、Youマイホーム買っちゃいなよ!

と言って、買ってもらいたい、あおっている。

だから金利をどんどん引き下げて、ほとんどゼロ(無)になってる。

結果的に

日米での差が出てきているわけですね。

たとえば、わたしたちは国債買えるわけですよね。10年モノの国債の金利を見ると、

日本は10年物の国際金利1%未満です。

もしも、国債を借りて10年持っていたところで、利子は1%にしかならない。

アメリカ国債は利子4%になる。

ということは、日本で預金しているよりはアメリカに預金していた方がいいよね。

円だめよね…。

だから、ドルを買うために円が売られて価値が下がり円安になっている。 

とうぶんアメリカのお熱は下がらないのではないでしょうか…。


おわり

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