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船で登山に行くスタイル!


4月12日土曜日。目を覚ますと時間は5時過ぎ。

平日も土日もだいたいこのくらいの時間に目が覚める。

広島に戻ってきてから朝方生活が加速している。

平日は7時に出社(定時は9時)し、誰もいないオフィスで2時間ほど準備や事務処理を済ませてしまう。

電話も鳴らず、誰もいないから仕事がサクサク進むのは本当に快適だ。

今朝は起きた瞬間に朝日がちょうど部屋に差し込んできて、否応なく外出する気持ちを駆り立てて来た。

先週土曜日は広島市南区の島「似島」を自転車でぐるっと一周まわったのだが、次は登山をしに来ようと決めたのを思い出した。

そそくさと準備を済ませて、七時前に家を出て広島港に向かう。

家から港まで約20分。似島行きフェリー07:30発に間に合った。

これは江田島行きフェリー

先週書いたので細かくは書かないが、宇品の旅客ターミナル西側でチケットを買い5番乗り場からフェリーに乗る。

5番ね!
江田島デカい
近代化されてるぞ

フェリーに揺られること20分で似島港に到着する。

登山ルート

登山ルートはいくつかあるが、港を出ると左手に進むと目立つ「DRY」がある。

すぐわかるぞ

そしてドライの隣がちびっこひろば。

安芸小富士へは公園の中を通って向かうのだ。

看板の絵は非常口っぽい
奥の細道
親切丁寧
迷う確率0%

そうして素直に看板に従っていくといつの間にか登山が始まる。

港を臨む
登山開始だ

山に入ってからも、とにかくわかりやすいし看板がしっかり立っている。

迷うことは無いが、ほどほどに斜度がある。ゆっくり自分のペースで登ろう。

道中では自然の不思議さを垣間見る。

竹は死んでる
注連縄っぽい

枯死した竹に巻き付く太い蔓。お陰で竹は枯れてても立ち続けている。
蔓に蔓が巻き付いてロープ?注連縄?のようになったものも。こんなのは登山をしていて初めて見た。

最初の展望場所
迷わない
天然の用水路

その後も気持ちよく登山ルートを辿る。

ミヤマツツジやゼンマイがあちこちにあった。

綺麗なものだ
山菜取りしたかった

そして展望が開ける。

眼下右手が港
第一ピーク越しに似島学園

実に爽快な景色に暫し見惚れる。汗は止まらない。

そして展望が開けてからすぐに山頂に辿り着く。

お?着いた?
着いたね!
三角点

ほぼ360度見渡せる最高の展望だ。

安芸小富士(あきのこふじ)
拡大してね!
牡蠣養殖の筏
宮島も見えちゃう
宇品港
基町高層ビルとピースウィングも見える!

山頂は278メートル。低山なのだが、港からゆっくり行って小一時間くらいで山頂だ。かと言ってラクラクというほど楽でもなく、しっかり汗はかけるいい山だ。

山頂には彩られた置き石があり「三和中」と書かれていた。

2014年7月1日と書かれており、これを置いて行った中学生達も今は社会人として頑張っているのだろう。

10年ここにずっとあるのはすごい事だ。

そして今回はフェリーでパンフレットを見ていて驚いた。

下の小文字4行

佐伯郡白砂村(現 佐伯区湯来町白砂)の人が似島に最初に住んだ人だとの口伝に驚いた。

というより「え!?」と声が出たのだ。

湯来町白砂とは私の母の故郷であり、母方の先祖が代々暮らして来た場所なのだ。

私がこの島に何故か惹かれたのも、もしかしたら母方の遠い先祖がこの島に住み始めた人達だったのかも知れない…

何処かでそんな目に見えないご縁に惹かれて来たのかも知れないなと不思議な気持ちになった。

そんな訳で似島はサイクリング一周と登山を達成!

今度は船に自転車を乗せてきて、もう一つの山に登ってみようと思う。

「船と自転車行く登山!」だ。

安芸小富士はとても綺麗で、初心者でも中級者でも気持ちよく楽しめる良い山だった。

また来よう。

オマケ

しまねこ達
しまひと達
歩きたくなるよ

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