#76 俺の面倒みてくれるよね? 2022.3.16
「○○さんは、いいよなぁー、子どもが3人もいるから。面倒みてもらえるからなぁー」
と、うちの妻が上司から言われたそうです。
私も妻も、子どもたちから「面倒をみてもらう」つもりはなく、逆に、出来るだけ子どもたちの負担になりたくない、と思っています。
子どもは私たち夫婦の「所有物」ではないので、それぞれの人生を、自分たちの足でしっかりと歩んでほしいと願っています。
私たち夫婦が気をつけることは、子どもたちの「邪魔」にならないようにすること、だと考えています。
相手に期待しちゃうと…
ところで、子どもに限らず、相手に対して、勝手に、過度に、期待をしてしまう人が多いと思います。
えぇぇぇーーー、そんな……
みたいな反応されることがありますが、その多くは、「なんでそんなに期待値が高いの!?」と、ツッコミたくなります。
商品を販売する時の重要事項の説明と同じように、何かをする前に、想定されるデメリットをしっかりと相手に伝えておいて、期待値を確実に下げておくことが大切だと思います。
「曖昧」とか「耳触りが良い」とか、そのような物言いしか出来ない人は、特に注意が必要です。悪い人になりたくないために、そのような優しい人風の対応をしていると思いますが、結果的に相手からの攻撃を受け、ダメ人間のレッテルを貼られてしまいます。
人間は考えていることを口にする
さらに、私は、冗談半分に話をする人が苦手です。
例えば子どもに対して、「もし俺が、要介護状態になったら、面倒みてくれる?」と言ったあと、『はっ!?何でそんなこと言うの?』と返答があった場合、「うそ、うそ、冗談だよ、そんなこと考えてないよ」のように言ってしまう人がいると思います。
言うまでもなく、本音は「要介護状態になったら、俺の面倒をみてほしい」であり、「そんなこと考えていないよ」というのは嘘です。
私は「もし俺が…」のようなことを、現時点では、子どもたちの前で口にすることはしません。
今後どうしても介護が必要になった場合、公的なサービスを利用する等、自力(or夫婦)で、どうにかする努力をし、結果どうにもならなかった場合のみ、子どもに相談をすると思います。
まとめ
上司から妻に発せられた一言から、子どもたちへの私自身の期待値を確認出来ました。
とにかく、子どもたちには期待せず、改めて、自分たちで生きていく覚悟をしました。
ん?自分たち?
妻に対する、期待値、依存度、についても、ちゃんと考えなくてはなりませんね…
まずは、今日をキッチリ過ごす!
そして、週末ゆっくりと考えることにするぞ!
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