物語 月、満ち欠け 10月26日(第十九話-いじわる)
前回までのあらすじ王子さまとそうじ屋の娘。湖で出会い恋におちた二人。二人は湖で再会、家出。帰ると娘は捕らえられ、満月の夜に来る国の守り神「ヨル」に、二人は裁かれました。『愛が濁っている二人は永遠に逢うことはないであろう』と。長老は、新月の夜に「コスモ」に願いを叶えてもらえばまた会えるかもしれないと言いました。王子さまは長老のもとで修行、娘はそうじの仕事を再開。隣の国を通って「コスモ」に会えると聞き、王子さまは隣の国へ行き、オルゴール工場につきました。娘は王女さまにランチへ招待