時間旅行日誌1:“時間旅行”8ヶ月の記録
8ヶ月かけてタイムトラベルをしてきた。
タイムトラベルというのは歴史の勉強のことで、2022年1月からコツコツと続けていた。
教科書代わりにしていた歴史年表本をついに、終わらせた!全119ページ。継続の大変さが身にしみただけに、達成感が心地よい。
人類の歴史に教わったこと、私なりの勉強の工夫・勉強必須アイテムについても書きたいから、今後いくつかに分けて書こうと思う。
今回は、頑張った時間旅行日誌の中身を見てほしい。
絵がうまくなった。ひとくくりに上手に絵を描ける人を”才能”にしてはいけないな。絵は練習で上手くなるのを実感。
あとは勉強が得意な旦那さんに、バランス良くページを埋める方法を教わってからキレイに内容や図を1ページにまとめられるようになった。
この歴史ノートの最初には、『平家物語』の冒頭文を書いた。
学生時代は嫌々覚えたからすっぽり頭から抜け落ちてたけど、今はトイレに入ったとき、朝目覚めたときなどの何気ない瞬間にふと、「祇園精舎の鐘の声…」と心で冒頭全文を言っている。
最初の頃はノート全体を見てまとめるのを考えてなかったから空白も目立つし、自信がないから絵も小さい。
地図を描くのがうまくなった。何回も描いていると、国名とその国がどこがあるのか自然と覚える。歴史を勉強する前はドイツ、イギリス、フランスの位置もぼんやりしていたほど。私が住んでいるカナダも、アメリカの下にあると思っていた。
私が悪戦苦闘したのは国旗を描くこと。
全部の国が三本線や日の丸みたいならいいけど、アメリカ50個の星なんて描けるか!目がチカチカするし数えていられない。イギリス国旗はバランスが難しい。国旗描くだけで疲れて時間がかかる。
「旗の代わりに、その国の名産を絵にするのもいいね。」
旦那さんがアドバイスをくれたおかげで、国が美味しそうになった。戦争を始めた国や独裁者は、ビールやマトリョーシカになった。
戦争、テロや虐殺などを詳しく知るのは辛いし、内容をまとめるのも心苦しい。1日その事について考えてため息が出るときもある。でも絵が可愛くなったおかげで、辛い気持ちが緩和されるのは良かったな。
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私は歴史を「暗記」するというよりも、タイムトラベルをした気分。年号は覚えてないし、起きた出来事の名前も全部覚えてない。その時代に生きた人の偉業と功績に感心して、その人たちの言葉や考えを知り、自分も身近で見てきたように感じた。
歴史って楽しい。
2022.08.11
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