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ドリームチームになるには、何が必要か?

優秀なメンバーで結成された夢のようなチーム「ドリームチーム」。

チームを率いるリーダーなら、誰もが一度は自分のチームをそうしたいと憧れたことがあるでしょう。

そんな皆さんに朗報です!スティーブ・ジョブズ氏が重視した「ドリームチーム」の作り方をご紹介します。


ジョブズ流・ドリームチームになる要素は「信頼」「議論」「アイデア」


スティーブ・ジョブズ氏は、ドリームチームを作るための秘訣として、信頼、議論、アイデアの3つを意識したと言われています。

上記の記事をもとに、それぞれの要素を詳しく見てみましょう。

まず「信頼」です。お互いに信頼し合うチームは、目標達成のために協力し、コミュニケーションを密にし、リスクを恐れずに挑戦します。情報共有もオープンで、チームメンバー同士が互いの状況を理解し合っています。

次に「議論」です。健全な議論は、創造性を高め、より良い意思決定につながります。その際、重要なのは議論が「仕事」に焦点を当てて行われることです。例えば議論をするときに、個人や人間関係の問題に焦点を当てるのは避けるべきです。

最後は「アイデア」です。上下関係よりもアイデアを重視するカルチャーを築くことが大切です。リーダーはオープンなコミュニケーションを奨励し、フィードバックの機会を設け、革新的なアイデアを評価する姿勢を示すべきです。

以上の要素を意識して、ドリームチームを形成することで、チームの力を最大限に引き出し、革新的な成果を生み出すことができるでしょう。


「信頼」「議論」「アイデア」は本当にチームに良い影響を与えるのか?


さて、ジョブズ流のドリームチーム論を聞いて、ふとこう思う方もいらっしゃるでしょう。「それって個人の経験談で、本当に根拠あるんだろうか?」と。

確かにこの3つの要素で本当に良いかどうかは少し気になります。他にも「メンバーの能力」や「個々の価値観」なども影響しそうだからです。

そうした他の要素の存在も気になりますが、ここでは、これら3つの要素が本当に良い影響を与えるのかどうかを確認しておきたいと思います。


「信頼」に関しては、実はそれほど疑う余地はないかもしれません。

多くの研究で語られているように、強力なチームの基盤になる大事な要素です。また、近年注目される「心理的安全性」の概念にも表れている通り、メンバーが自由に意見を出し合い、失敗を恐れることなくアイデアを提案できる環境をつくるには、この「信頼」は確実に必要でしょう。


「議論」に関する有効性は、意思決定との関係性を見ると良さそうです。

さまざまな研究で、チームの意思決定においてコミュニケーションの重要性が強調されており、健全な議論は意思決定の品質を向上させるとされています。議論は認知的な多様性が生み、問題をより深く理解し、より多くのアイデアが生まれることが期待できるとされています。


「アイデア」の重要性はどうでしょうか。

これもインタラクションの多い環境が創造性を高めることが示されており、アイデアを共有し合う文化がチームの革新力を向上させる要因となると言えるでしょう。また、ここの要素を出している点は、革新的なプロダクトを生み出してきたジョブズ氏らしい観点だとも言えます。


このように3つの要素は、決して思い付きで言っている訳でもなさそうですね。チームメンバー同士が信頼し合い、健全な議論を通じて高い創造性を発揮し、革新的なアイデアを活かすチームを目指したいところです。

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