港区に住んでたった2ヶ月で引っ越すことになりました。休職から復活する僕の戦略。
皆さんこんにちは。
マルチポテンシャライトのogiです。
僕は今から2ヶ月ほど前に、元々住んでいた神奈川県の「登戸」という街から、港区に引っ越してきました。
ご存知か分かりませんが、登戸といえばあのドラえもんでおなじみ「藤子・F・不二雄ミュージアム」があるところです。
僕はそのすぐ向かいに住んでいました。
「藤子・F・不二雄ミュージアム」、通称『ドラえもんミュージアム』は非常に面白いので、ぜひ行ってみることをお勧めします。
さてさて、
僕の職場(現在休職中)は港区にあるのですが、これまでは神奈川県からそこまで通っていました。
ですが、夜遅くまで仕事してから1時間も電車に揺られて帰るのがすごく嫌になってしまいました。
自分の時間が全然持てなくて、生きている実感がなかったんですよね。
(ていうか、引っ越す前に残業時間の短縮を図るべきでしたが。。笑)
なので、思い切って港区に引っ越しました。
家賃は高いですが、これまで失っていた自由な時間が得られるのなら安いものだと思いました。
そして、それから2ヶ月経った今日。
僕は港区を去ることにしました。
ちょっと待って、一体どういう状況?
さて、あまりに急な展開ですね。
今一度ここで僕の状況を簡単に整理したいと思います。
2ヶ月前に思い切って引っ越しをして、晴れて港区民となった僕。
今ではオフィスまで歩いて10分程度のところに住んでいます。
港区ということで家賃は非常に高く、元々住んでいた神奈川の家の家賃の2倍以上です。
高いですが、払えないということはありません。
ギリギリですが、自分の時間がもっと欲しくて、「投資」という意味で思い切って引っ越しをしました。
しかし、引越しと同時に体調を崩しました。。
過度なストレスを感じながらも必死に遅くまで仕事をし続けたことが原因です。
そして、現在休職中です。。
というわけで、職場の近くに引っ越したは良いものの、現時点で仕事に行けていないのでまったくメリットが無いわけです。
もちろん港区にはそれ以外のメリットがたくさんあります。
都心で便利だし、お洒落だし、港区民であることの優越感に浸ることもできます。
ですが、僕にとって最大のメリットであった「出勤時間の短縮」が全く実現できていないのです。
そう考えると、今払っている高い家賃もすごく無駄な気がしてしまいました。
家でゆっくりしたり復帰に向けてリハビリするなら、別に港区にいなくても良い。
なんなら前に住んでいた登戸に戻って家賃半額で生活した方が楽です。
そもそもですが、休職期間中には「傷病手当」というものがもらえます。
これは元々の月収の約70%に当たる金額が支給される制度で、休職中の人たちはこの手当を頼りに生活をすることになります。
ですが僕の場合、傷病手当ではこの高い家賃を賄いきれません。
これは僕が背伸びして今の給料でギリギリ払える家賃の場所に住んでしまったからです。
前の安い家賃の家だったら問題なく生きていけていたと思います。
この家賃が払えない状況の反省や後悔についてはこちらの記事につらつらとまとめていますので、25歳にして家賃が払えなくなった男の胸の内に興味があればぜひご覧ください。
というわけで、僕は現在ほぼほぼ破産状態。
このまま港区に住んでいてもジリ貧です。
てなわけで、港区から引っ越します!
というわけで、僕は港区を去る決意をしました。
これは極めて合理的な判断だと思います。
その判断の決め手を、僕の思考の整理も兼ねて以下にまとめておきます。
・元々「通勤時間を減らして自由な時間を増やしたい」という目的で引っ越したのにそのメリットを享受できていない。
・いつ会社に復活できるか分からない→いつ港区住みのメリットを享受できるか分からない。
・復帰する場合はしばらくリモートでの勤務になる予定→港区に住む必要なし。
・今後僕は今の仕事と並行して別の仕事を1、2個並行して行う予定→今の職場に行くとしても週2か週3程度
・そもそも復帰できても家賃払うのがギリギリで余裕がない
・復帰した後再び体調を崩す可能性がある
これらの理由から、落ち着いて考えたら「港区に住んでいる意味ないな」って思ったわけです。
もちろん港区に住むメリットは数多くあるのですが、僕の状況が変わってしまったこと、そして僕が最重要と考えているメリットが享受できないことによってそれが微妙になってしまいました。。
また、この先同じように体調を崩して数ヶ月仕事ができなくなるリスクがあります。
仮に復活できたような気がしていても、いつか同じような状況になる可能性は否定できません。
だからこそ、僕はそのリスクに対応できるようにしなければならない。
そのために必要なのは今のギリギリの状況ではなく、余裕のある状況です。
じゃあ、僕はこれからどうするのか?
これ以上港区に住む意味がない。
そして、今後は「余裕」を持って生きなければならない。
これが僕の考えです。
では、これからどうするのか?
パターンはいくつか思いつきますが、結論から言うと、
実家に戻ります。
僕の実家は千葉県の田舎にあります。
2階建ての一戸建て。
そこに僕以外の家族、父と母、姉、それから一匹の犬がいます。
僕はここに戻ることを決意しました。
大学2年生の頃に一人暮らしを始めたので、実家に住むのは実に6年ぶりでしょうか。
実家に僕の部屋は無いので、空いている書斎を使わせてもらいます。
幸い僕はミニマリストかぶれで荷物が少ないので、余裕で住むことが出来そうです。
数年間一人暮らしをしていた人にとって、改めて家族と一つ屋根の下で生活するのはストレスを感じることだと思います。
毎日決められた時間にご飯を食べなければならず、うるさくて怒られるかもしれないので夜更かしもできず、毎日それなりに気を遣います。
それに加えて、僕の実家は田舎。
コンビニも歩いて15分かかりますし、僕の苦手な虫がブンブン飛んでいます。
ですが、そういったデメリットを差し引いても有り余るお釣りが返ってくるほど、
メリットが大きい。。。
実家暮らしのメリットは大きい
まず、家賃と食費が実質ゼロになります。
僕もさすがに大人なので仕事に復帰したら家に数万円のお金を入れる予定ですが、それにしても出費を相当カットできることは間違い無いでしょう。
(現時点でのコスト)
今の僕の家賃=¥88,000
食費=¥40,000
合計 ¥128,000
(今後発生するコスト)
家に入れるお金=仮に¥30,000
(合計)
¥128,000ー¥30,000=¥98,000/月
1ヶ月あたり10万円程度の出費を削減できる計算になります。
出費が10万円減るということは、実質的に僕の使えるお金が10万円増えるわけです。
これはすごい。。
月額3万円の風呂トイレ、ベッド完備、食事補助付き物件なわけですね。
また、家族と一緒に暮らすことで多少のストレスは感じることになると思いますが、僕の体調は確実に回復します。
僕は今でも体調には気を使っているつもりですが、おそらく不十分。
栄養バランスの良い食事を毎日摂れているわけではないですし、睡眠時間にもばらつきがあります。
これが半ば強制的に改善されるということは、かなり大きなメリットではないでしょうか。
あ、あと、実家には可愛い愛犬がいるので、毎日ハッピーですね(笑)
彼は僕のストレスを全吸収してくれるので毎日ぎゅっと抱いて過ごすことにします。
とりあえず僕の可愛い愛犬の写真を載せておきますね。
(かわえぇ...)
...さて、
実家に住むことは金銭的なメリットがかなり大きく、僕が懸念しているリスクの回避もできます。
僕が抱えているリスクとは、
・お金が無くなって自由を奪われること
・再び体調を崩して経済的に生きていけなくなること
ですが、このどちらも実家で暮らすことで回避・対応することができます。
ただし、千葉県に住むということは、これまでのように都内にスムーズに行くことが出来なくなるということです。
仮に今の職場に出勤することになった場合、片道で1時間半かかります。
これは紛れもなく大きなデメリットでしょう。
ですが、僕が大きなリスクを抱えている以上、「死なない」選択をとるのが賢明だと思いました。
なので、僕は今実家に帰る作戦が最も合理的な判断であると考えています。
ってなわけで、さらば港区!
さて、これから僕は1ヶ月間のうちに準備を整え、11月の終わりには実家に移り住む予定です。
これは僕の人生にとって「仕切り直し」であると、僕は考えています。
これまで抱えてきた精神的な不安、そして最近露呈された金銭的な不安。
それぞれをケアし、自分が管理すべきモノや拠点を手放すことで、僕の心はすっきりとし、人間らしく生きていけると思っています。
しばらくは準備期間として様々な手続きや調整をしていきます。
(役場に書類出したり不用品の処分とかするの大変ですよね、頑張ります。)
その一方で、残りの1ヶ月、僕はかろうじて港区民です。
たった3ヶ月の港区民生活でしたが、まだ終わったわけではありません。
まあ、せいぜい、残り1ヶ月の港区生活を楽しみます。
精一杯楽しんでおけば、今度また都内に戻ってきたときに再び港区に住むか、それとももう少し住みやすい田舎の方に住むか判断できる気がしています。
ちなみに、僕が引越しの時に払った諸々の料金。
前家賃や鍵交換費用、仲介手数料や引越し費用などなど、、
全て合わせて50万円ほどでしたが、これはマジで無駄になりました(笑)
とはいえ、今のような状況になることがその時に予想できたわけじゃないので、あまり気にしていません。
金額的に気にした方が良いんですが、実際のところ仕方なかったかなと思っています。
それよりも、これから余裕を持って生き、余裕を持って様々なことに挑戦できることに僕はワクワクしています。
というわけで、僕は一つの大きな選択をしました。
拠点を変えるというだけの変化ではありますが、環境がガラッと変わるわけなのでそれなりに大きな変化だと思います。
まずは僕のリスクをケアして余裕を持って生活するために。
港区よ、サラバ!
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