【目印を見つけるノート】322. 木星におちていく

といいつつ、火星の話です。

本日、火星にNASAの探査車『Perseverance』が着陸したそうです。火星探査は初めてのことではありませんが、この探査自動車のミッションは火星で生命の痕跡を調べること。
『NASAの火星探査車「パーシビアランス」火星に着陸』
NHKニュースWebより
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210219/k10012875591000.html

火星探査機といえば、去年はこの『Perseverance』だけでなく、中国とUAEも打ち上げています。これまでにも多く行われていますが火星の環境調査が主だったようです。人間がそこに適応できるのかという視点もあるのでしょう。
『【図解】火星およびその周辺で稼働中の探査機』
AFP時事のニュースより
https://www.afpbb.com/articles/-/3296231?act=all

今回の『Perseverance』（忍耐力という意味かな、綴り合ってます？）はそこから一歩出たものとして注目されています。探査期間は２年だそうですが、「そこまで頑張ってくれよ」という趣旨の命名でしょうか。

レイ・ブラッドベリの『火星年代記』など、火星が人類の移住先になるというのはSF小説の定番です。もし、移動が瞬間的に訓練もなくできるのならば行ってみたいと思いますが、それはずーっとずっと先でしょう。

2011年に打ち上げられたNASAの『Curiosity』という探査車がかわいいなと思って見ていたのですが、今回、CuriosityとPerseveranceがバッタリ火星で会ったりするのかなと思ったりしています。ちょっと楽しいですね。「好奇心」と「忍耐力」が出会ったらどんなことになるのかしら。
「おお、友よ」なんて言わないかな✨
「きみがくるのをずっと待ってたんだ」
想像が止まりません😅

水星や木星の探査は火星よりずっと難しいようです。
Curiosityと同時期に打ち上げられたのがNASAの探査機『Juno』。５年のはるかな旅を経て木星の周りに滞在しましたが、今年の7月31日にその役目を終えるとのこと。
どう終わるのかな、と思ったら木星に落とすらしいです。

木星に落ちるのか……。
木星におちていく。

不思議な響きです。

Junoから届く木星の画像の雲はとても不思議です。間近で見たらさぞ圧倒されることでしょう。
https://www.businessinsider.jp/post-218122

雲好きの食指が動きます😊

⚫今日の１曲

何かね、これしか思い浮かばなかったのです。
スピッツ『夢じゃない』

え、なぜこの曲？と思われるでしょうが、このクリップは果てしなくキュリオシティを思わせます。

ひとりじゃないよ。

宇宙開発がテーマ？なわりに、センチメンタルですみません。

今夜は月と火星がとても近く見えるそうです。もちろん、地球からです。

さきほど撮影しましたがこんな感じです。
月の右下方に小さく見えるのがおそらく火星です。スローシャッターでぶれまくり。ごめんなさい。

火星にいる探査機たちを思いながら眺めましょうか。
宇宙はどこか、センチメンタルですね。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽