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【目印を見つけるノート】1338. 誰のためのものなのでしょう

最近は学びのお出かけをしていまして、どれもいささか畑違い(アウェー感満載)の場所に行っています。ただ、畑違いなのにできる限り書こうとすると、手間はそれなりにかかるようです。それで中抜け逃避がしたくなったり。今日などはそれかもしれません。

今日は外出は最低限で、工作したりカレーを作ったり大掃除をちょこっとだけしていました。年賀状も少しだけ。今週は週半ばから忙しいので、中抜けしていようかなという感じです。

と、ぼんやりつれづれですと、それだけで終わってしまいますのでひとこと。

千代田区一番町の英国大使館の跡地で弥生時代のまとまった住居のある集落跡が発掘されているそうです。ボーリングしていて初めて発見されたのかもしれません。昔は海際の土地だったかもしれませんので、たいへん学術的価値があって興味深いものだと思うのですが、現状では調査が終わったら埋め戻すのだそうです。そしておそらく高層ビルが建つのです。

とても考えさせられました。
ビル、オフィスや住居はそんなにたくさん必要なのでしょうか。タワーマンションは誰もが買えるわけでもないのに。誰のための開発なのでしょうか。再開発ではなくて「ビル増殖」というのが本当のところではないかと思います。
もちろん、再開発事業全てがいけないとは思っていません。ただ、従前の環境を損なったり、重要な遺跡が発見されても埋め戻してビルを建てるとか……はてなと首を傾げる例が多いように思います。

今に始まったことではないですね。
少し前まではずっとダムや河口堰、公共施設の建設について疑義がしばしば出されていたのを覚えています。私はそれですぐ何かをするというのではありませんが、「?」テーマとしてはずっと持ってきました。

この前かな、宇沢弘文さん監修の『社会的共通資本』というシリーズを読んでみたいと思うと書きました。まだ「川」のところをちょっと読んでいるだけなのです、すみません。そのジャンルには「都市」もあります。

私はいま個々のトピックスに賛成・反対とはいいません。
ただ、「誰のためのものですか」という問いは常に持っていようと思います。フィールドワーク中の武蔵野探究にもそのような視点をぜひ入れたいですね。まずはSocial Capital Seriesを制覇しなくっちゃ😆👍❤️

ちなみに、
私の愛は、あなたのためです❤️

Johnny Cash『Battle Hymn Of The Republic』

再開発はRe-developmentかな、Re-publicではないなと思ったらこの歌が頭の中に流れるのでした。
Republicは共和国ということですが、

〈共和制や共和国を意味する「republic」(リパブリック)の語源はラテン語のレス・プブリカ(ラテン語: res publica)で、「公共物、公益、公法」などを意味し、「私なるもの」を意味するレス・プリワタ(ラテン語: res privata)の対比語として使用され[、更には「公共の政府を持つ国家」の意味で使用された。特定の個人や階級のためにではなく、全構成員の共通の利益のために存在するものとされる政治体制を指した。〉
(Wikipediaより引用)

ああ、そう、そういうことですね。
この言葉じたいが社会的共通資本と同様の意味だったんだ。納得。
ただし、キャッシュさんの声は渋く味があります。

今日はこんな感じです。
お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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