【目印を見つけるノート】915. 広島と岡山の鉄道逍遙

尾方佐羽

2022年10月5日 12:17

きのう、福山の羽賀自治会さまから芦田川中流右岸・歴史ウォーキングのご案内をいただきました。

本当に、後ろ髪を引かれるような催しをたくさんされていて、行けたらいいのになと思うばかりです。また、いいご報告を勝成公にできる時が来たら、再訪したいと思っています。

芦田川は私のミシシッピ川です😊
あ、意味不明ですね😅
ありがとうございます。

そうでした。
ずっと、旅の鉄道のことを書こうと思って今日まで😱引っ張ってしまいましたので、ここで書いておきます。新幹線は書きましたので除きます。

乗った鉄道路線は時系列です。

・山陽本線（以下、山陽線）

神戸から門司までを走る、西日本の大動脈です。私が乗ったのは黄色い車両でした。それには訳があるようで……。

ということですが、
これからは、黄色一色ではなくなるようです。いろいろあるのですね。

・伯備線（倉敷ー伯耆大山）
岡山と鳥取を縦断する路線です。
113系か115系か。

名前と景色が気に入った日羽駅。

・福塩線（福山ー塩町）
塩町で芸備線と接続します。私は今回神辺までしか乗りませんでしたが、福山ー府中が電化区間となっています。これは105系とのこと。
府中の味噌、買いに行きたかったなあ😑

・井原鉄道（総社ー神辺）

旅行で一番乗ってみたかったのはこちらでした。岡山県と広島県が出資した第三セクターが運営しています。1999年運行開始なので、まだ新しい路線です。高架なので、山あいの景色を楽しめるのがいいなと思います。車両は２種類ありました。

後者の座席は『和風』でした。

・吉備線（通称は桃太郎線、岡山ー総社）
吉備津神社に行くのに、前にも乗ったことがあるのですが、「あれ」と思いました。無人駅になっていました。草むす線路沿いの風景はいい雰囲気と思いました。ただ、他の駅は分からないのですが、ちょっと寂しかった。

鉄道は以上ですが、おまけをひとつ。

・廃線の跡
鞆の浦への往路はボンネットバスの半日観光で行きました。ガイドさんがバスの中でもいろいろ説明して下さいましたが、福山から鞆にも鉄道が走っていたのです。もう、私が生まれるより前に廃止になったのですけれど。
ご参考

それを言ったら～とばかり、尾道鉄道、井笠鉄道、神高鉄道などーーこのエリアだけでいくつもありましたので、名前だけあげておきます。

軽便鉄道というのは狭軌（ナローゲージ）線路を走る、コンパクトな鉄道の総称です。市電と混同しそうですが、鉄道は道路を走行しませんし、細かい定めもあるようです。
この、軽便鉄道についてWiki以外に総合的に書いているサイトが見つけられません😭

さて、鞆鉄道の跡はいくらか残っていて、ガイドさんが２～３カ所説明してくださいました。

その１カ所がこちらです。「葛城」駅跡で、今もバスの停留所となっています。
かつての路線はこちらです。

軽便鉄道のこと、詳しくないのですが森博嗣さんのブログを読んでから興味を持っています。タモリさんの番組でもときどき廃線跡を紹介していることがあって、見ると結構はまってしまいます。ノスタルジーだけではなく、人の暮らしの動線が想像できるというのがあります。
現在のように主要な鉄道、ターミナル駅に人が集中してしまうと、ただでさえ人口が減りつつあって高齢化しているとき、地域というものがなくなってしまうのではないかとも思います。

ただ、感染症のこともあって地方に移る人も増えています。
大都市の「暮らしやすさ」を知っている方がたくさん地方で暮らすようになれば、また少し変わるようにも思います。フィードバックというのでしょうか。