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【目印を見つけるノート】1145. バックヤードを見ます

きのうは東京湾をニューヨークに見立ててみました。そびえ立つビルや橋の風景はなかなかだと思います。それは東京湾の美しい面ですが、私はそれと同じぐらい倉庫群や荷揚げのクレーンの風景も好きです。

お気に入りの遠景(去年)、キリンとクジラと鳥っぽいです😄
これも去年。

朝から、空撮の映像をテレビで見ていたのですけれど、徳島~高松~坂出と来て、「よっしゃ、瀬戸内海渡って岡山じゃ」と思ったら、瀬戸大橋の途中で終わってしまいました😅
まあ、瀬戸内海を見られたのでよしとしましょう。

以前、高松に行ったとき「この辺りは山が丸いなあ」と思いましたが、空撮で見てもそうでした。とがって険しい感じではないです。徳島や高知とは違う。

書くことには特に役立つと思いますが、おしなべて、視点をチャッと切り替えることができると便利です。それは地べたか鳥瞰かというのに限らないです。例えば、きれいな場所やイベントに行くときも、私はバックヤードをよく見ます。大きなライブでも、なぜか搬入口を通って見たりします。入り待ち出待ちはしませんが😅 そして、どれだけ多くの人がひとつの催しを成功させるために働いているかを知るのです。
港湾のお仕事も通ずるところがあるかもしれません。ひとつの品がコンテナに入れられ船に積まれて、水先案内人が港に誘導し、コンテナが陸揚げされてクレーンできちんと指定した場所に移動される。そして荷役業者さんによって手続きがされて、指定の場所に運ばれていく。貿易や物流に携わる方には当たり前のことかもしれませんが、このような「バックヤード」……一般には見えないけれど多くの人が仕事をしている部分を想像できるかというのも、自分にとっては大事なことです。
想像力というのはとても大事です。

私が小松左京さんの本を好きなのはたまに書きますが、いまだに舌を巻いています。こどもの頃から『復活の日』が特に好きですが、社会インフラや学説的背景のこともきっちりと織り込まれています。並外れた想像力がないと書けないお話ですが、裏打ちするものであるとか、ヒューマニズムという軸があってこそできたお話だと思っています。
ちょっとお話が大きくなりましたが、
私は取りあえず、バックヤードを見るようにしたいと思っています。

けさは雨で、
ちょっと思い出した曲を。
吉田拓郎『ある雨の日の情景』

今日はこのようなモードですね。
バスは超満員で動き始めました。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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