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【目印を見つけるノート】1380. 『江戸の学者さん』ノートのきっかけ

風がとても強い日。

きのうはマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師のお誕生日でしたが、時差のためか今日のインスタに投稿が見えます。
キング牧師の訴えたテーマは、いいか悪いかは言及しませんが、今もまったく変わらずあるのです。マイケル・スタイプさんの朗読、よかった✨

Rayさんが出した年賀状にローラちゃん(福山市のキャラクター)からお返事をいただきました。私が嬉しかったりして。ありがとうございます。

さて、きのうの続きで、
新聞に載っていた共通テストの世界史Bと日本史Bをやってみました。

じゃじゃーん🎺というか、
もう公にするのは止めた方がいい気もしますが、行き掛かり上というのもありますし、受験から幾星霜……の一例として、ご笑納いただければ幸いです(当時も大したものではありませんでしたけれど🙍)。

世界史は33点、日本史は44点(どちらも100点満点)でした。世界史は定期テストなら赤点ギリギリです😖 予備校さんの平均点速報では前者が61点、後者が56点だそうです。
これはどう評価するべきなのか、自分でも解釈に悩みます。とにかく、知識の忘却と浅学は仕方ないとしても、フォロー外のエリアはメタメタだというのが改めてよ~く分かりました。
コロンブスとか鎖国とか16世紀周辺で点を稼いでいました。さすが😭

うーん🤔評価する点がもしあるとすれば、日本史の方がよかったことぐらいかな。高校時代だったらたぶん10点も取れなかったかもしれません。すごく苦手でしたから😅
それに『江戸の学者さんノート』に書いた人が出てきたので、そこで1問マルでした。大槻さん、蘭学🙏 宇田川さんのお師匠さん。
何でもやっておくものですね。

とても有意義な時間でした。
来年はもう少しいい点を取れるように頑張ります✨

さて、『今年やりたい10のこと』、そして『今年学びたいこと』にも挙げている……何か凄くおおげさだなあ😥……『江戸の学者さんノート』ですが、なぜ始めようと思ったかだけ備忘録的に書きます。

ええと、2014年に京都と福山に行って、2015年に掛川と浜松に行きました。その中で藩校のことをちょっと調べたりもしたのですが、浜松では賀茂真淵記念館に行きました。賀茂真淵が学問に入る道筋、地元をとても大切にしていたこと、「かな」の普及に熱心に取り組んでいたことなど、それまでの朧気なイメージとはずいぶん違うと感じました。国学というと本居宣長がパッと出てきますが、真淵が地道に重ねていた研鑽が宣長に影響を与えていたのではと思ったのです。

そこから、契沖、荷田春満(かだのあずままろ)、真淵、宣長と言われている「系譜」をもう少し調べたいなと思ったのです。
2020年に京都にダッシュで行ったときには、伏見稲荷の脇にある東丸神社の門前に挨拶してきたのですが、調べる方はとんと進んでいませんでした。

その合間にも、万葉集の研究者だった伊藤博(いとうはく)さんの著書のお言葉に薫陶をいただいて、歴史を生きる人の営みとして捉える方法で書いていきたいと思ったりしました。マキアヴェッリも同じようなことを書いているのを見つけて、すごく励みになりましたね。
京大で澤瀉久孝先生の講座を受けた時のお話は最高に面白かったです。

それが第一の取っ掛かりです。

もうひとつの取っ掛かりは森鴎外さんです。森鴎外さんが晩年に『江戸の学者』を描くのに注力していたことはnoteにも何度か書きました。ライフワークだったといってもいい。

これは鴎外さんに聞いてみないと分かりませんけれど、「江戸ってそれほど全否定されなければいけない時代だったのだろうか」という思いがあったように私は感じます。
同じことは勝海舟さんに関する講座を聞いたときにも感じました。確かによくないこともたくさんあったと思いますが、江戸の豊かな学問の交流(対立も含めて)の系譜を残しておかなければと思われたのではないでしょうか。

実際、多くの方がご存じの曲亭馬琴が『南総里見八犬伝』を書いていたのは、ほんの200年前のことで、坪内逍遥と40年ほどしか作品の年代に違いはありません。森鴎外で50年です。4~50年というスパンを見ると、村上春樹さんの『ノルウェイの森』は約37年前の本ですし、井上ひさしさんの『吉里吉里人』は約43年前の刊行です。
それぐらいの感覚という例です。

それでも馬琴は「古文」で坪内逍遥は「近代文学」になります。
その間には、大きな「分断」があるようですが、個人的にはそれほど隔てる必要はないのではないかと思っています。
と、言い切るには知らないことが多すぎるので、その辺りも含めて『自習』していきたいなと考えています。

賀茂真淵記念館の側の縣居神社(あがたいじんじゃ、賀茂真淵を祀っている)のところだったかと思うのですが、水野忠邦の碑がありました。
水野忠邦というと、厳しすぎると評判の悪かった天保の改革で有名な方です。養子や婿入りで血縁としては途切れていますが、代々を遡れば水野勝成さんのおじいさんの辺りでつながる系譜です。その後の老中首座を引き受けた阿部正弘さんがさらに苦労したのももちろん有名です。阿部さんは福山藩主でしたから、私などは、「水野勝成さんが見ていたらどう思っただろう」と感じてしまったりします。
苦笑ぐらいはしたでしょうか。

その水野忠邦さんが縣居神社の創建に熱心だったと知って、これまた自分の見方を一端止めて再考した方がいいと考えたのでした。

そんなこんながあって、去年専門家の方の講座を受けて思ったこともあったのです。

『江戸の学者さんノート』を作り始めたのはそのようなきっかけが積み重なったものといえます。今日は岩波書店の『日本思想大系』のラインナップをコピーしてノートに貼っておきました。ちょこちょこと充実させていきたいですね。

興味のない方には本当に興味のない話だと思います😅
ただ、そこには自分のいるこの時代を再考するヒントもあるのではないかと考えています。

ということで、
今年学びたいことのひとつ、『江戸の学者さん』のノートを作って自習する、についての文章でした。

それでは、今日の曲です。
Sting『History Will Teach Us Nothing』

曲の斬新さに気を取られますが、これももう『古文』になってしまうのでしょうか。アイロニー😅 歌詞は上記に書いたことと真逆ですね。アイロニー😅 そうですね、確かにひとつの見方で歴史を見れば、学ぶところは何もないのかもしれません。
共通テストの世界史は結構行き来があったかも。学ぶところが多かったですね。
33点ですけれど😭
日本史は44点って、ゾロ目好きの面目躍如です。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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