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【目印を見つけるノート】371. 空を見るとシャガールの絵を思い出す

今日は目がしばしばします。
花粉でしょうか。

▲去年の写真です。

きのうは雲など載せてしまいましたが、画家さんは空や雲などをよくご覧になっていたのではないかと想像します。風景画を描いている方はもちろんかと思いますが、そうでない方も。

🎨

例えば、最近私はよく雲を見てシャガールを思い出します。

人がくにゃっとキスしていたり、ヤギとか牛がドンと出てきたり配置も縮尺も自由な絵が多いです。
そう、たまたま出会った雲のよう。

シャガールの展覧会は何度か見に行ったことがあります。一度Bunkamuraで見たような……2000年にありましたね。

作品群を見たときは、その世界がシャガールの想像の、ファンタジーの世界だと思ったのです。幻想的な作品が多いです。恋人たちは陶酔し、ふわふわと浮いています。

画像をいくつか、こちらで。
https://artmuseum.jpn.org/chagalltop.html

このご時世のもと、よく空を見るようになりました。

印象派の画家さんたちの作品を思うこともありますが、もっともよく思い出すのはシャガールの絵なのです。
夕焼け、夜、朝焼けの色。そして、雲のいろいろなかたち。流れていく人のかたち、動物のかたち、そして地上では見られない何かのかたち。

ああ、シャガールもよく空を見ていたのだろうな。
パリの空やニューヨークの空、そして故郷ロシアの空。シャガールは愛する女性とともに、何を見ていたのでしょう。

それがシャガールの作品にも現れているように思うのです。

空と、地上にある美しいもの。




今日の1曲は何となくですが、シャガールの絵に合うような気がするので。

THE BEATLES『Lucy In The Sky With Diamonds』

Pictureという言葉で始まるこの曲はイメージの洪水のようです。成り立ちについてはいろいろ言われたりしていますが、私は絵画的な美しい曲だと思っています。

それではまた、ごひいきに。

尾方佐羽

追伸 野球終わってからにしようかと思ったのですが……🏃


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