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メタ・スピリチュアル、又は新エソテリシズム。

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あやしくないスピリチュアル、を信条とするoffice Arganza が提供するスピでない人にも役に立つスピリチュアル・メソッド&メッセージです。
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#コラム・エッセイ

成長のチャンスは常に在る。

よく「逆境は成長のチャンス」「うまく行かない時こそ成長できる機会だと思って」というような表現がされるけれど、確かに、それは間違いではない。でも・・本当のところを言うと、実は「いつだって」成長のチャンスの中に、私たちは生きている。 人間の生命システムの仕組みの中には、カルマ(因果応報)の法則や、自分の中にある(個としての自分ではなく魂システム全体としての自分)情報が顕現したものが、現実を作っている、意識を変えれば現実は自分で変えていける・・というような仕組みが、組み込まれてい

英雄は試練と仲良し。

エナジーヒーリングのセッションをしていると、影響力の強いソウルと感じる人ほど、人間として過去生や今世の最初の時期、そしてヒーリングと出会った頃の苦労や激動が多く、他の人々とは違うと感じる。それだけ苦労をさせられるというか・・ それは、この人間界ではもっとも危険な「調子に乗る」=過信する事によって、せっかく持って生まれたギフトを生かせず無駄にして(人格のみの一個人として生きて終わって)しまわない様に、その人自身の高い魂の部分が、繰り返し見せてくる試練なのだろうと思う。 自分

魂の自己実現

本心や本音を適度に隠して伝えるべきことを伝えている多くの賢く慈悲深い人々を尊敬する。自身の難解な専門分野を、脳機能が違う(一般の)層にも分かり易く解説できる人、とか。 宇宙の真理が明かされないのは、まだ地上がその様な世界だからだ。 最近読んだ本に「テレビやニュースから一度離れて(自分で感じて考えて)みて下さい」とあり。それが基本だと私も思う。特にメタフィジカルなことを学んでいる人は、メディア含めて全ての情報をその三次元情報のまま自分に入れては、混乱の元になります。 少な

言葉のマジックとその癒し

言葉は呪文のように力を持つ。家庭内でも何気ない日々の繰り返しの会話から刷り込みやインナーチャイルドが生まれる。言葉には励ます力もあるし、悪意をもった人の言葉はある意味本当に呪いのようになる。ヒーリングセッションではそんな呪縛(がブロックとなっているエネルギー)がポンっと外れる事があります。ある種の魔法的作用で。 言っている当人は意外とケロっと無自覚でも、良からぬ力、エレメンタル(自然界レベルの人を良くないほうへ導く元素霊のようなもの)に言わされている事もある。絶妙なタイミン

真の「幸せ」は1日にしてならず。

シンプルに言えばこの世界では、人間を病ませる力と健やかにする力が拮抗している。陰謀論ではなく、自然界の秩序、元素的エネルギー、法則のこと。ヒーラーとは心身魂の健やかさ、健全さを追求・研究していく立場であるので、その逆の力を知っていかざるを得ない。詳しくなれば世界の全てがその法則を通して見えて来る様になる。健全にする力の為に自分が何が出来るか、それを考えて逃げ隠れせず自分の仕事をしていく。 セイキムレイキ(SSR)の伝授を受けた時に先生が、「全てのレイキ系の中でこれを一番使っ

日和見にならない為に。

去年見ていたNHK特番から(↓)。ウクライナ戦線のことだけど、何に対しても同じことが言える。このまま行くとあと数十年で地表世界は破綻するかも、と言われている環境&社会問題。各地で続く内戦、紛争。怪しい雰囲気の東アジア。その最前線は日本だ(アメリカ側諸国の砦の様な立場)。 下記、「賢者」のお言葉とおり「ひとりひとりが行動」と言われても、正直自分も何をどうしたら良いのかと考えてしまう。「そういうことをしないように」と教育?されている日本人の一人として・・でもそれじゃいけないんだ

自由な心で生きていますか?

新聞のコラムでデンマークで福祉専門家として仕事して来られた方の記事を読みました。普段思っていることでもあるけど、海外に実際に長く居る、専門家としてお仕事をされている方の言葉は説得力がある。 日本は「自分の意志で生きる」「自分で考える」事をしない・出来ない社会だという。デンマークは自分の意志でチャレンジし失敗してしまった時の安全網が張り巡らされ、いざという時、社会が守ってくれる。 一方、日本は失敗したら自己責任。北欧は人々が「自由に生きる」権利が人権として保障されている社会

美意識と周波数の関係

毎日目にする空間、インテリアや石、植物、家具や家電でも。目に見えているモノたちに「美」があるとそれだけで自分の波動も意識も上がるもの。逆にエナジーワーク等で自身のシステムが変わってくると自然と周囲のモノや環境も相当のものを求めるように。(高級なもの・一流のもの、という意味ではありません。質の良いもの。) 美と周波数は本来同じもので宇宙共通の美意識というのは必ずある。これもまた「表層」の話ではなく、質の良い「美」つまり、均整が取れていて、見て触れてその純粋な「美」に胸打たれる

ヒトと、太陽と月

シュタイナー著書 に「太陽内部から働きかける存在達により」人間の脳が構成されている、とあり。松果体と太陽の関係は神秘思想では語られていますが、プラス、脳がコンピュータとして機能する力、神経伝達の仕組みが、太陽を受信することで動くのではないかと自分でも体感します。 一方「月の内部の存在たち」は生殖や欲望、生命力など第二〜第一チャクラに働きかける。もうこれだけで人間が精神性と地上で生きる事への執着、という二つの力で拮抗する仕組みが分かります.. が、なぜか「スピリチュアル」な筈

もし強さと賢さを合わせ持っていたら

ヒトは地球や自然界の変化に対応することで進化した。ネアンデルタール人のほうが体も脳も大きく無敵だったらしいけど、小柄でひ弱なサピエンスは謙虚に地球環境に自分を合わせてその都度変化できた為に生き延びている。 個人の人生やビジネスなども同じく。変化を避けていては成長・進化は止まる。ネアンデールタール人はなぜサピエンスより優れていた(かもしれない)のに絶滅してしまったのか。・・その理由は、 恐らく自分ひとりで、あるいは家族単位で大型哺乳類と戦う筋力や体格の持ち主で、屈強だった。

「私のペース」

痛みが消えるまで、まだ少し時間がかかるのかもしれない。急いで「癒されなきゃ」と思う必要も無い。ソウルが望む速さでしか、どのみち進まない。貴方が「待って」と言う時、ソウルは無理やり連れて行こうとはしない。癒しや成長を邪魔する力(怠慢や利欲)じゃなければ、必要な時間をとりながら進んでいこう。 でも、「いつでもいいよ」と告げると、ただただ停滞したまま、無沙汰のまま、考えも伝わってこないまま、長い時間が流れていくケースが多々ある。そこは気をつけないとネ。「無理のないペース」と「怠慢

魂と家族劇場

「家族」って、人として生きるには不可欠なものだけど、「魂として」生きようとした時には障害になりがち、ある種の呪いのようなもので。けれどそれを乗り越えていきなさいよという仕組みなのだと思います。 人々の悩みを聞いていて、つくづく感じるのは、(韓国ドラマじゃなくても)悩みや苦しみの壁の多くは家族に起因するもの。直接だったり、間接的に・・例えば家族・家系から受け継いだ気質や体質ゆえの悩みという意味でも。 自分らしく、フィジカルを超えた存在の「個」として立ち上がろうとした時、様々

(あやしくない)スピ=体に良い=自然療法

日本でも世間がようやく有機、ベジ、ビーガンに関心を持つようになって、買い物し易くなり、とても有り難い。なぜそれらが必要なのかという点も関心を持つ人が増えれば、不用意に社会が自らを病ませるような生活をして来た数十年の時間にハっとすることでしょう。 エネルギー、波動の世界の話が一般向けになるのは更にその先でしょう・・けれど先駆的な実践者、発信者がいなければ後に続いていかないので、良さが分かる人、助けられた人は自分の為、社会の為にも実践・発信を続けなくては。アヤしい話ではなく、量

優しい日本人が「しっかりした人」になる為に。

身分制度や信仰の縛り、貧困などから、人類はこの200年を掛けて市民革命・産業革命によって「自由」を得た。けれど今再び人類は「テクノロジーの奴隷」になりつつあると、マルクス・ガブリエル氏(哲学者)が警鐘を鳴らしている。本当だなと思う。多くの人がそんなつもりは無いまま、その流れに取り込まれて。 「気をつけて」生きていないと、これまで当たり前だと思っていたものを、守れなくなりそうな時代だ。良い意味で神経を研ぎ澄ませて。余計な情報は入れず、「ただ何となく」を卒業して。平和ボケが出来