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成長のチャンスは常に在る。

よく「逆境は成長のチャンス」「うまく行かない時こそ成長できる機会だと思って」というような表現がされるけれど、確かに、それは間違いではない。でも・・本当のところを言うと、実は「いつだって」成長のチャンスの中に、私たちは生きている。

人間の生命システムの仕組みの中には、カルマ(因果応報)の法則や、自分の中にある(個としての自分ではなく魂システム全体としての自分)情報が顕現したものが、現実を作っている、意識を変えれば現実は自分で変えていける・・というような仕組みが、組み込まれている。プログラミングのようなもの。

一体誰が?というと、現在のわれわれ、「物質人間」を作った存在たち。存在と言っていいかどうか・・それすらも「システム」「情報網」と言っても良いかもしれない。(こういう話を詳しく知りたい方は、仏教哲学や、インド哲学(どちらも一緒のルーツですが)、神智学、シュタイナーのカルマ論などを、読んでみて下さい)

そう、そのプログラミング。目的は、私たちが成長し進化していくこと、なのです。魂の進化、なので、意識が(宇宙レベルで)成長していくこと。何を持って成長と言うのか?・・・それは、宇宙の根源に返っていくこと、近づいていくこと。宇宙の根源とは何か?・・・『愛』なのです。

それで、、、
地球の人類に仕掛けられている「プログラミング」は、私たちが、成長進化するように現実が随時、瞬間瞬間、繰り出されるという仕組みになっている。なので、
不快な出来事や、
不快に感じる感情、
自分でイヤだなあと思うこと

などがあればそれは、そう思わないような方法を探る、発想の転換をしたり、なぜイヤなのか、腹が立つのか、怖いと感じるのか・・自分の感情を掘り下げたり、他の角度から見ている、他者の視点から見てみる、などをアクションをすると、

必ず、問題(と自分が感じること)には常に、「愛」の流れに乗るための抜け道が隠れています。感情を入り口に、常に「愛」の方向を選択する。全ての「課題」に対してそれをやり続けていると、一切、ストレスが無い人になっていき、そのうちに人間界を卒業する、という訳です。逆に言えば、それが出来ないうちは、ずっと人間界という修行と気づきの場所に生まれて来るし、謎解きできていない課題には、繰り返し、向き合わされ続ける。

そもそも、人が生きるという一連のプログラムとは、問題を気づきによって解決し、また、そのための補助的な力として働く愛や喜びなどを散りばめて構成されているので、「つまづき」「不快」「(負の)感情の動き」はすべて、その人の魂が「成長するため」に起きて来ます。ゆえに、成長という選択をスルーしていると、ずっと繰り返されるのです。

ちなみに成長とは、「こなす」「慣れる」「世渡り」などの、俗世的なスキルとは違います・・・必ず『愛』の方向に一歩進むこと。それが、宇宙レベルの「成長」であり、そちらに進むことが無ければ、同じ課題は繰り返し繰り返し出て来て、例え表面上自分が「こなし」たとしても、真に成長していることにはならない。

在る意味、数学的、数字的にカルマシステムは作られているので。そこは誤魔化せないのですよね。

ただ、こういう話を「そうだ!」と思う人が居て、周囲の人がそうで無いことに対しては、解決法が無いので、人間界は難しいところでもあります。一生懸命に伝えることは出来るけれど、相手が理解出来なかったり、怒り出したり、うつろな反応になったりしても、相手を変えることは出来ない。進化とは、とてもパーソナルなものなのです。

けれども、魂は相互に繋がりあっていて、結果的には助け合うように出来ています。様々な現実を見せ合い、そこで感情を味わうという体験の舞台を共有しているので。他者を尊重しつつ、自分は自分の成長に集中する。その技も必要になって来ます。

それも含めて。地球上の誰にとっても。「成長のチャンスは常に」与えられている、ということ。

Love and Grace