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英雄は試練と仲良し。

エナジーヒーリングのセッションをしていると、影響力の強いソウルと感じる人ほど、人間として過去生や今世の最初の時期、そしてヒーリングと出会った頃の苦労や激動が多く、他の人々とは違うと感じる。それだけ苦労をさせられるというか・・

それは、この人間界ではもっとも危険な「調子に乗る」=過信する事によって、せっかく持って生まれたギフトを生かせず無駄にして(人格のみの一個人として生きて終わって)しまわない様に、その人自身の高い魂の部分が、繰り返し見せてくる試練なのだろうと思う。

自分がニンゲンであるという「思い込み」から、魂であるという謙虚さと自主性を受け入れるまで、それは続くのだろうと。

大なり小なり、それは全ての人に言えること。エゴは頑固で、中々、自分が魂であることを認めない。私だってか弱い女性よ、とか、私にも感情があるのよ、とか、ヒーラーの道は厳しいなと思うたびに私もそう思っていたっけ。けれどその逃げ腰が、ただただ試練を運んで来る事を今はよく知っている(笑)。

神話や物語で主人公や英雄たちが最初は平凡な少年少女であり、普通の感情や欲で行動しながら苦労を重ね、成長していくのは、ヒトから魂へと地上でヴァージョンアップを果たす事の原型的ストーリーなのだろうと思う。誰もがその途上にある。早く目覚めた人は他の人を導く、または刺激する。その繰り返しが、全体がひとつの生命である「人類」を進化させる。

(2022 5月 twitter に加筆)