にゃん乎3

今の話と昔の話

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最近の記事

恋しい日々を抱きしめて

今のわたし、毎日を味わいながら生きています。 この当たり前に過ぎていく時間を当たり前じゃないと噛み締めながら生きています。 グレープフルーツのようで、それでいて陽だまりのような日々が今のわたしの真ん中です。 今のわたし、毎日自分に幸せが染み込んでいく感覚を感じながら生きています。 どうかこんな毎日が1日でも長く続きますようにと願いながら生きています。 わたしの人生を、太陽が反射する水面のようにこんなにもキラキラと彩ってくれてありがとう。 これは恋しくなるであろう宝物のよう

    • 思い過ごせば夏

      春生まれのわたし、夏がずっと嫌いだった。 蝉の声なんて聞こえなければいいのにと思っていた。 道ゆく人の袖が短くなる様を億劫に感じていた。 snsに流れて来る花火の音が耳障りだった。 浮かれ足だっている人を鼻で笑っていた。 そんな自分となんて一生交わることのないと思っていた季節を、いつしかドキドキと待ち望むようなわたしになってしまっていました。 暑いけれど、汗をかくけれど、日焼けをするけれど、それでも冬になると次の夏を待っていました。 だけどやっぱり、わたしに夏は似合わない

      • 湯船に涙を溶かしましょ

        25歳女、本当にひとりじゃ何も出来ない幼稚なカス人間に育ってしまいました。 どうかいつもわたしを助けてくれる人たちに神のご加護があらんことを。(お祈り) 世間一般的な''普通''ってめちゃくちゃハードル高くね???と思うのはわたしだけでしょうか。 週に5回朝から同じ時間に出勤して、毎晩お風呂に入って、ある程度貯金をして、適齢期に結婚をして子どもを産んでみたいなみんなが当たり前のようにしていることがわたしにはとても難しく感じてしまいます。 現代は多様性の社会なんて言われて

        • 私の花は一生枯れさせない

          最近、わたしがわたしで良かったなと思う。 好きなところも嫌いなところも全て含めてわたしで良かったなと思う。 気付かせてくれる人がいて良かったなと思う。 気付ける自分で良かったなと思う。 全部、全部良かったなと思う。 森道市場に行きたかったけれどリセールが外れてしまって、本当なら今頃新幹線に乗っていたのにな〜と思いながらいつも通り職場まで車を走らせる。 ラッキーなことに職場にはわたしひとりだったので、3日目の出演者の音楽を連続で流して、ここがわたしの森道市場や〜!と涙を流しな

        恋しい日々を抱きしめて

          灰は淡々と星になる

          新しいものと変わらないものが交差する毎日。 不器用ながらもわたしはどちらも大事にしたい。 それでも消え去っていくものは必ずあるのだけど。 余裕と余白を心にたっぷり保っていたい。 それくらいの予定と時間と労力がわたしの生活には合っているのだと気付く。 前や上だけでなく、四方八方上下左右を見渡すことが出来るわたしでいることが成長への近道だった。 自分を大切にするということは自分の在りたい心と姿に嘘をつかないということである。 人の気持ちや考えというものは日々形を変えていくも

          灰は淡々と星になる

          恋のエンドロール

          つまんないラブレターマジやめてね 世界はもっと面白いはずでしょ? 沸き立つ感情に任せて殴り書きをした下書きを数日後に読み返したとき、自分がやっと泥沼から目を覚ましたことに気付いて嬉しさと怒りで凪だった心が久しぶりにグツグツと煮え立っていた。 恋というものは人を盲目にする一種の病気で、まさにわたしはそんな病気を患っていた重症患者だった。 まあ後半は恋というより執着に近かったのだけど(笑) 本当はその辺りからわたしの気持ちに終止符は打たれていて、ただそれに気付かないフリをし

          恋のエンドロール

          理想ばかりじゃ生きられないな

          怠惰!怠惰怠惰怠惰!!!怠惰!!!!! 近頃のわたし、とても怠惰をさせていただいております。許される世の中に感謝。そしてそれを許せるわたしに脱帽。 最近生活リズムがぱっぱらぴーで明け方にならないと眠れなくて、この間なんて深夜3時に天才的に美味いパスタを作って映画を見ていたら、いつのまにか瞼が閉じていて時計を確認すると14時を指していた。ああ、なんて無駄で怠惰なんだ。 その休日は夜から予定があるからとお昼はひとりであれをしてこれをしよう!と決め込んでいたのにも関わらずこの

          理想ばかりじゃ生きられないな

          全てのことに理由が欲しい

          あれから今までと変わらないいつも通りの毎日のようで、どこかいつも通りではない毎日を送っている。 人は生活の全て、自分の気の持ちようひとつで変わっていくものなのかもしれない。 だからか分からないけれどなんだか、以前のような体温を感じる人間味に溢れた文章は、もう今のわたしには書けない気がしている。 あの頃のわたしも好きだったけれど、だけど、今のわたしの方があの頃に比べて何倍も好きなわたしでいられる。 もう誰かに愛情を向けることが怖くなってしまった。 今は今のわたしがいなくなる

          全てのことに理由が欲しい

          朝に続く道を歩き続ける

          深夜1時半、この時間ってなんだかポエマーになることも恥ずかしくなくって痛い自分も許される気がして、だけど夜のあいつに飲み込まれそうにもなって。やっぱりわたしは朝が好きです。 君が好きだった花の名前を僕は知らない。 君が読んでいた小説を僕は読んだことがない。 幸せってこれだ!という1日を過ごしました。 仕事終わりに友達がお家に泊まりに来てくれて、次の日の朝方一緒に朝市に行って、お昼からその子の友達と編み物をしながらお花見をして、そのまま夜大好きなバンドのライブを見に行きま

          朝に続く道を歩き続ける

          始まりは終わりの続き

          ''今''を大切に生きているので現在進行形の話をいつも書き起こしているのだけど、少しだけ未来の話も残しておこうと思う。 いわゆるタイムカプセルみたいなものかもしれない。 未来の''分からない''話をすることに抵抗があって、正直未来の話をすることがあまり好きではない。 だけど、少しだけ描きたい未来が想像できたので立ち止まりそうになったときのいつかの自分宛てのお手紙になったらいいな。 彼と最後の電話をしました。 最後に会って話したいと言ったけれど、その願いが叶うことはありませ

          始まりは終わりの続き

          君の春になりたかった

          3月になったけれど風は冷たくまだ冬の皮を被っていて春の兆しなんて微塵も感じない。 そんなことを思っていたらいつのまにか3月も終わりを迎えていて、またひとつ歳を重ねていた。 3月はまるでジェットコースターのような日々の連続でよく生き抜いたな、と少しだけ自分の背中をさすってあげたくなった。 誕生日、母に『産んでくれてありがとう』と伝えた。 こんなことを言うのは、初めて母の弱い部分を見たとき以来だな〜とあの頃を懐かしく感じる。 こういう言葉、やっぱりちょっと恥ずかしくて照れてし

          君の春になりたかった

          楽観は意思

          この間Twitterを見ていたらとても気になる記事を見つけたので読み進めているとめちゃくちゃ納得する言葉と出会いました。 ''悲観は気分。楽観は意思。'' 物は捉えようと言いますがまさにそうで、何かが起こっても何かが降りかかっても自分の捉え方次第で感じるもの得るものは変わってくる。 不安なんてものは生きていく上で付き物で、そんな感情から逃れたい目を背けたいって思ってしまう生き物が人間なんだと思う。 だって楽しいとか嬉しいとかハッピーを知っているから。 ずっとそうであれよ

          恋のお相手はシャボン玉

          楽しいこと嬉しいことがあると、これ走馬灯に出てくんのかな〜って死ぬ間際を想像することがある。 気持ちが浮かれて宙ぶらりんになってそのまま天使になれちゃいそうだよね。 全てが自分の思い通りになんていかない。 毎日が赤色の感情ばかりに包まれていたらいいけれど、生きていれば青色の感情とも付き合っていかなければならない。 だけど、だからこそ今を生きていると実感する。 ああ、これが人生なのか。 隣の芝生って大変青く見えるものでね、こんな思考だったらよかったな〜とか、こんなスタンス

          恋のお相手はシャボン玉

          君のプレイリストは僕の心のど真ん中

          これって実質告白ですよね??? 誰かの聴いている音楽がだんだん自分の音楽になっていくのってかなり分かりやすい恋心だと思うんですけど。 元々好きな音楽が同じなのも楽しいけれど、知らない音楽を共有し合う時間がめちゃくちゃ好きでほんの少しだけ心の内側を見せ合っているみたいな感覚になる。 友達に『ほんま音楽好きよな〜』って言われたことがあって、音楽を聴くのが1番好きなだけで全然詳しくないよって言ったら、『純粋に好きなのが1番大事なんやで』って言ってもらえて。 楽器が出来なくて

          君のプレイリストは僕の心のど真ん中

          素直でいようね

          空は連日曇っている。それと比べて対照的にわたしの心は晴れている。 特に何があったわけでもないけれど、''素直でいる''ってめちゃくちゃ生きやすいかもしれない。 好きなものは好きだし、嫌なものはいや。 好きな人は好きだし、苦手な人は苦手。 嘘はつきたくないし、背伸びも強がりもしたくない。 宇多田ヒカルのツアーが発表されて嬉しいし、lowpopltdのサブスクが消えていることは悲しい。 彼と遊んだり電話することが楽しいし、引越しの準備は面倒くさい。 どうか心の波が荒れません

          素直でいようね

          恋なんてくだらないことで傷つくもんなんだ

          なんだか急に冬が迎えに来てくれたみたいで、フリースを着たり耳当て付きの帽子をかぶったりしている。 年の瀬を1年で1番憂鬱に思うのはわたしだけなのだろうか。 わたしの耳には今日も、イヤホン越しに夏の曲が流れている。 去年の12月は早めのクリスマスと称して少し遠出をしたり、一緒に年を跨いで初詣に行ったり、1月の彼の誕生日をお祝いして動物園に行ったな〜と昔の自分が羨ましくなって12月の壁を目の前に逃げ出したい気持ちになっています。 仕事で去年の忘年会いつだったっけ?という話にな

          恋なんてくだらないことで傷つくもんなんだ