理想ばかりじゃ生きられないな
怠惰!怠惰怠惰怠惰!!!怠惰!!!!!
近頃のわたし、とても怠惰をさせていただいております。許される世の中に感謝。そしてそれを許せるわたしに脱帽。
最近生活リズムがぱっぱらぴーで明け方にならないと眠れなくて、この間なんて深夜3時に天才的に美味いパスタを作って映画を見ていたら、いつのまにか瞼が閉じていて時計を確認すると14時を指していた。ああ、なんて無駄で怠惰なんだ。
その休日は夜から予定があるからとお昼はひとりであれをしてこれをしよう!と決め込んでいたのにも関わらずこのザマである。
最高の休日には最低限の準備が必要なのだ。
こんなことを思いつつ頭に魔女の宅急便のキキとお揃いの赤いリボンのついたヘアバンドを巻いてフカフカのホットケーキを焼く。
ぺろりとたいらげたらジムに行って夜は3時頃まで友達と楽しく過ごすという軌道修正。
わたしにしては二重丸くらいはあげてもいいくらいの休日である。
臨機応変の充実にもまた違う味があるのですね。
自分の決めたことは遂行したい。だけど。
こういうのは一人暮らしの特権らしい。
これからも特権は乱用させていただこうと思う。
昨日の晩に食べた鶏むね肉とさつまいもご飯がまだ胃に残っている。
重たい身体と落ち着かない脳内で目まぐるしく駆け巡る言葉たちがじりじりと詰め寄ってくる感覚をどうにか退けようと音楽と煙草に逃避している。
あれもこれも全部雨のせいにしていいよね。
''悄然、SHOZEN この気持ちの名前がわかった
僕は僕を責めるのやめよう
僕はただ「悄然」としているだけ''
わたしは自分のことを特別だと思ったことがありません。
わたしの代わりはこの世に必ず存在する。
仕事もわたしじゃなければいけないことなんてないし、友達もわたし以外に仲良くしたい人はいくらでもいるだろうし、恋人と別れてもまた違う人を好きになるでしょ。
まずわたしがこの世からいなくなっても当たり前に世界は回るしいつも通りに明日は来る。
わたしが選ばれなくても必要とされなくても何も思わないって言うとちょっと嘘になるけれど、なんか仕方ないか〜って思うんです。
まあ人間はたくさんいるし、わたし別にその程度の人間だしみたいな。
これを人に話すと自己肯定感低いんだねって言われるのだけど、全然そんな自覚なんてなくて、でも気付かないんだったらそのほうが幸せかもって思ったりもする。
今まで出会ってきた人たちが『◯◯ちゃんは優しいね』『◯◯ちゃんは良い子だね』とわたしに言う。
本当かお世辞か分かることは出来ないその言葉たちにわたしはいつも惑わされている。
そういうの、素直に受け取る女の子のほうがかわいいじゃん。
受け取れた方が楽に生きられると思う。
でも信じちゃったら苦しくなってしまうの。
だってわたしは全然優しくないし良い子でもない。
平気で人を傷つけるし、自分のことを守ってばかりいる。
人を傷つけた数を指折るたび、わたしは幸せになれなくて当然なのだと思える。
けれどこういう考え方も結局は逃避で自己防衛で自分と向き合えていないだけなのでは?とも思う。
でもわたしは側から見れば幸せ者なんだということも自覚している。
現にわたしはほぼ毎日幸せだと感じながら生きているしね。
わたしはこうやって一生右手に持っているナイフについた拭えない血を抱えて生きていかなければならない。
いつまで保てるか分からない藁の防御服をモサモサと被って今日も必死に自分を守っている。
わたしはまだ藁を脱いで生身で外を歩けるほど強い人間ではない。
だけど鉄の鎧に作り変えるほどの成熟した技術も身に付けていない。
生きている限り誰かを傷つけ誰かに傷つけられることは避けては通れない道なんですよね、分かっています。
だけどこうやってどこかに自分は強くないと吐き出せることが出来ることも、わたしの強さのひとつなのかもしれない。
『傷つきたくない人、他人を平気で傷付けて回っている事には全く鈍感であることがほとんど。』
というツイートを見つけて深く頷いてしまった。
まさに過去の自分がそこにいたからである。
わたしのことはわたしが1番分かっている。
わたしのことはわたししか知らない。
みんなが見ているわたしは一体どんな人間なんだろう。
でも自分のことは自分しか守ってくれないでしょ。
人間みんな自分が1番可愛い生き物なのです。
ね、こうやって自分を正当化しちゃうところも全然良い子じゃないでしょ。
気付けばミモザが揺れる4月も終わりを迎えていたけれど、わたしは幼いことを気にしたまま次の季節に足を踏み込む。
ここ数日心の健康がどうも言うことを聞いてくれなくて、今週はそういうウィークなんですねなんて思っていたのだけど、ちゃんと体まで不健康になって久しぶりに体調不良で仕事をお休みしてしまった。
そうです、わたしが''怠惰''だと思って過ごしていた日々は''自暴''だったのです。
1日中眠っていると、仕事終わりに友達がマックと31と宇多田ヒカルのアルバムを手にお家まで足を運んでくれた。
前日にはフルーツ高くて買うの躊躇しちゃうんだよね〜と言っていたわたしに親戚のおじさんの畑で採れたいちごと手作りのご飯を手に母がお家に来てくれた。
わたしの周りには優しさと愛で溢れた人たちがいることを実感するたび心がぎゅーってなって涙がこぼれそうになる。
みんな、いつも本当にありがとう。大好きです。
久しぶりに恋愛以外で気分が落ち込んでしまって、そういえば自分自身のことでこうなることが1番しんどかったな〜とあの頃を思い出した。
あ〜〜〜これ、久しぶりの感覚。懐かしいな。
こんな時に限って纏った文章が脳内で羅列されるし、良い音楽を見つけてしまう。
夜の気温が気持ちいいのでベランダに出て、母のご飯でお腹いっぱいになった身体でヘッドフォンから流れる爆音の音楽を浴びながら缶チューハイを片手に煙草を吸っているとなんだか全部がどうでもよくなってしまった。
完全に浸っているわたし、小っ恥ずかしくて面白いね。
でもそれで大丈夫になれるのがわたしなの。
そういう自己陶酔をしちゃうのがわたしなの。
そんなわたしのことが好きなのがわたしなの。
わたしがわたしを好きでいられたらそれでいいよね。
''そういやあの頃 つまんないことThinking
というか考え過ぎ No bad,no bad,no bad''
そうそう、そういえばわたしってこういう人間だったや。
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