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恋のお相手はシャボン玉


楽しいこと嬉しいことがあると、これ走馬灯に出てくんのかな〜って死ぬ間際を想像することがある。
気持ちが浮かれて宙ぶらりんになってそのまま天使になれちゃいそうだよね。

全てが自分の思い通りになんていかない。
毎日が赤色の感情ばかりに包まれていたらいいけれど、生きていれば青色の感情とも付き合っていかなければならない。
だけど、だからこそ今を生きていると実感する。

ああ、これが人生なのか。


隣の芝生って大変青く見えるものでね、こんな思考だったらよかったな〜とか、こんなスタンスで生きれたらな〜とか他人を知れば知るほど思っちゃうわけです。

だけど逆も然りらしく、1番の友達にわたしもあなたみたいな考えになりたい〜と言ったことがあって、そうしたら彼女は、逆にわたしは◯◯ちゃんみたいになりたいなって思うよ。と言われたことがある。

ひとつ手に入れてもまた他のものが欲しくなる。
ひとつ満たされてももっと満たされようとする。


結局人間はいつまでもないものねだりなのですね。

この間yonigeのツアーに行ったんだけど、アンコールの曲入りのmcで牛丸ありさがこう言っていた。

『ここ数年自分探しの旅に出ていたんですけどそれがようやく終わったので過去の自分の歌を書きました』

あんなに素敵な曲が書けて、容姿も整っていて第三者から見れば彼女にしかないものがたくさんあるように見える人でも何か見つけようと自分探しの旅に出る。

自分にしかないものを認識するのってすごく難しいんですよね。

自分にしかないものを持っていてもそれと生きてきたんだから自分にはそれが当たり前のものとして認識されていて、他人の当たり前が自分にとっては特別だからそれが羨ましく感じる。

他人を羨んでも仕方ないし自分の好きなところ、当たり前に思っていることを大切にし続ければ自分らしく生きられるのかな〜なんて思ったりもするけれど、それって簡単なようでかなり難しいっぽいっすわ〜(笑)

なんか人間って貪欲でいつまで経っても''何者''かになりたがる面倒臭い生き物らしいわよ〜〜


『かわいいは作れる!キャンメイクトーキョー!』なんて売り文句があるけれど、かわいいなんて作らなくてもみんな元から持ってるものなのよ。
自分が好きな自分、ありのままの自分でいられたらきっとそれが正真正銘のかわいいだよね。

''もしも生まれ変わってもまた私に生まれたい
この体とこの色で生き抜いてきたんだから''

わたしもこんな風に思えるように生きていたい。
わたしも自分の体と自分の色で踏み出して、乗り越えて、生き抜いていく。

すべては私が私でいるために。
すべてはハッピーのために🎶

この曲の歌詞最初から最後までずっと大好き。
誰になんと言われようとわたし、幸せのためならいくらでもずる賢くいるよ。わたし自身のためにね。



恋愛感情があるから会いに来た。楽しいし会いたいって思う。だけど付き合うことには躊躇してしまう。と彼が言った。

また同じことを繰り返したくない。この言葉にきっと彼の本心が込められているんだろう。


わたしもね、ずっとふたりが続けばいいなって思うよ。
ねえねえ、白色になるにはどの洗剤を使えばいい?
わたしがつけた汚れ、わたしじゃ落とせないかな。
わたしたち、ずっとこのままがいいね。

何かを許し、何かを許される。
人は誰かを傷つけ、同じように誰かに傷つけられながら生きていくものなのですね。

今しか得られない何かがきっとある。
今の状況でしか感じられないものがきっとある。
どんな状況もどんな感情も全部堪能しながら生きていくって、わたし決めたの。

人は失敗して学んで次に活かすことができる生き物です、わたしはちゃんと人間として生きられている模様。


あの夏がわたしの肩を叩いてくれる。
振り返ればきっと、あの時のわたしが泣きながら笑って手を振ってくれてくれているだろう。
だって全てを糧にしてきた。過去のわたし、本当にありがとう。未来のわたし頑張るよ!


繰り返される''自分のことを信じれなかった''
繰り返される''自分のことを信じていたかった''


ああ、そうだ。わたしも自分のこと、本当はずっと信じていたかったんだ。

だけど今なら信じられる。
だって過去のわたしのおかげで今の自分も未来の自分も大丈夫だと思える。
わたしくらいわたしのこと、信じてあげよう。
大切にしたい人たちにも信じてもらえたのなら、わたしの海はより一層広く深くなるだろう。


きっと周りから見たら順当な幸せルートを辿っていないように見えるかもしれない。
だけど、わたしの幸せはわたしが決める。

周りと比較しない。そんなの不幸の始まりだよ。
自分の幸福に他者を介在させないようにしようね。


あなたの不安を消すことが、わたしの乗り越えた夜たちと同義であればいいな。

時間に揺られるわたしたちだけど、暖かくなった春になっても、暑苦しい夏になっても、ふたりで温め合えるわたしたちでありますように。

届かなくても背伸びなんてしなくていい。
気の済むまで素敵な言葉に勘違いしていようね。


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