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湯船に涙を溶かしましょ


25歳女、本当にひとりじゃ何も出来ない幼稚なカス人間に育ってしまいました。
どうかいつもわたしを助けてくれる人たちに神のご加護があらんことを。(お祈り)

世間一般的な''普通''ってめちゃくちゃハードル高くね???と思うのはわたしだけでしょうか。


週に5回朝から同じ時間に出勤して、毎晩お風呂に入って、ある程度貯金をして、適齢期に結婚をして子どもを産んでみたいなみんなが当たり前のようにしていることがわたしにはとても難しく感じてしまいます。

現代は多様性の社会なんて言われているけれど、やっぱりどこか昔から言われている''普通''の概念って変わらず植え付けられていて、そんな普通のことも満足に出来ないわたしはいつからこんな人間になってしまったんだろうと今日もまた自己嫌悪に陥っています。

自己嫌悪に陥ることも本当はおこがましくて、ただわたしが自分に甘い怠惰なダメ人間なことが浮き彫りになっているだけなのだけど。

自分を正すのも変えられるのも結局は自分しかいなくて、そんなことはとうの昔に分かっているのにどうしてわたしは自分に飴ばかりを与えて鞭を打てないのだろう。


自分を嫌いになるきっかけなんて全部自分のせいだった。


自分に優しく生きていくのがわたしの人生のモットーだけれど、自分に優しくしたり許したりすることと、自分を甘やかすことは間違わないでいたい。


わたしの内側というのは歳をいくら重ねても生まれたての新生児のままで、自分がアラサーの世界に足を突っ込んでいるという目を背けたい現実を毎日好きなものたちで覆い隠しています。

そういう人間と言ってしまえばそれまでなのだけど、そんな人間と一緒にいたいやつなんているんだろうか?どう考えてもいないだろうが。となるわけです。

わたしの幸せなんてものは当たり前にわたしひとりで作り上げられているものではなくて、わたしを温めながら隣にいてくれる人のためにもわたしは''ちゃんと''生きなければならないと思った。生きたいと思った。これは意思だ。

わたしのせいでふたりをダメにしたくない。
ダメなところがたくさんのわたしだけど、大切なものを自らの手で壊さないように大切なことは忘れないでいたい。


分かっているのに壊したくないのに自己嫌悪を聞かせてしまってごめんなさい。
『そんな時ひとりでいると辛いからふたりでいようね。』と背中をさすってくれてありがとう。

何があってもあの日の夜、手を繋ぎながら歩いたあの時間だけは心の中の鍵付きの宝箱に大事にしまっておく。

ああ、いつ終わるかも分からない人生。
こんな自分とあと何十年も付き合っていくなんてかなり億劫な気持ちになるけれど自分と1番長く時間を共にするのは自分なので。
あと数センチくらいは普通をこなせる人間に近づけたらいいね。


今日もなんとか平気な顔をして生き延びた。
わたしには笑顔しか似合わないみたいなので、明日も口角だけは上げて生きていたい。
幸せだから笑うんじゃなくて笑うから幸せなんだという根性論染みた言葉を今日も頭のてっぺんに掲げている。

遅刻するわたしも!すぐサボるわたしも!夜にお風呂に入れないわたしも!財布から砂しか出てこないわたしも!すっぴんで出勤するわたしも!暴飲暴食するわたしも!ネガティブなわたしも!全部new kawaiiと思います!

キラキラ可愛いアイドルさんたちのおかげでわたしの涙もダイヤモンドになった。


''あぁ答えを求めて 溺れて沈んで泣いて笑って
正しさ求めて 光が見えたら手を上げ浮かんで
また前を向いて行ける私''


たくさん泣いた理由はないから。
なんで?とかは聞かないで。
全部流してたくさん笑っていようね。


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