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猫のように暮らしてみたい その7

私たちのという概念を生み出した。

脳は心を操るのに心は脳を思い通りにできない。

では心の病とはどういうことか。

心は概念であり実態がないにも関わらず
それが病気とは意味が分からない。
そう、心の病とはただの方便だ。
全くありえない。

本来何物にもなれる心に病なんてないのだ。

ではうつ病とは何か

これは医学的にもハッキリと脳の病気だと証明されている。
病気であるなら原因があり投薬で治療が可能だ。

この辺の区別が曖昧でずっと分からなかった。


うつ病は気分障害や躁鬱などと言われ、その症状も千差万別だ。

多くの人は不眠や痛み、不安などを抱え、
生活において何らかの支障が出ている状態だ。

先ほど話したと通り、自努力で改善できる人も多くいる。

また何らかの症状があっても我慢して過ごす人も多いはずだ。

最近ではよく耳にするうつ病も
いざ自分がそうだとはなかなか認めにくく、
他人の目も気になるところではある。

その辺はまだまだ社会的な理解が必要だ。


猫は気分屋だとか、自分勝手だと考える人も居ると思う。

でもそれは人間が勝手にそう解釈しているだけで
猫の行動や気持ちにはちゃんと自分ルールがあるのだ。

それを自分以外の何者にも影響されないだけだ。

何かを我慢したり、自分の気持ちを曲げたりしない。

従順ではないし、命令されても気が向かなければやらない。

犬の方が利口だというのも分からくはない。
犬はしつければ覚えるし、飼い主の命令を聞き分ける。

人間が大好きで飼い主とたくさんコミュニケーションを取ることが好きで、役に立つことを喜びとしている。

よく犬派、猫派と比較されることが多いが、
どちらもその特性が違うのだから
そもそも比較するものでもないと思う。
私はどちらも好きだ。



子供の頃から色々飼ってきた。
犬も猫もインコもハムスターも同時ではないが飼っていた。

最近ではあまり見かけなくなった野良犬。

小学生の頃、習い事に行く途中に子犬を拾って家に連れて帰れず、
近所のアパートの雨風がしのげるような物置小屋の裏に
段ボール箱にタオルを敷いてこっそり世話をしたことがある。

母親の目を盗んでは牛乳やソーセージを持って子犬に会いに行った。
結局その日のうちに見つかってしまった。

新しい飼い主を見つけるまでと何とか母親を説得し、
玄関先に置いてもらってとても嬉しかったことを覚えている。

その後結局新しい飼い主は見つけられないまま子犬は大きくなった。
いわゆる中型犬クラスの雑種だ。

そしてある日、首輪を残して居なくなってしまった。

随分と探したのだが結局見つからなかったのだ。

それから猫とも良く関わる機会があった。

その辺にいつもいるのだ。


住んでいた町が漁業を生業としていたので、
魚などの餌に困らなかったのだろう。

顔見知りの猫には学校の行き帰りに声をかけたり撫でたりしていた。

野良猫はあちこちに顔を出してはその都度餌をもらう。

いつも餌をくれる人はちゃんと分かっていて尻尾を高く上げ、
甘えた声でアピールする。

決まった場所に寝ている事が多いから、
その家の飼い猫だと思っていたらどうやら違ったようだ。

                        つづく。。。


今日も読んでくださった方、ありがとうございます。



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